ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (8)

  • ワイングラスのサイズ、3世紀で7倍になっていた!

    <最新の研究で分かったグラスの巨大化は、ワイン消費量の増加にも貢献しているようだ> グラス1杯のワインを飲むという経験は、300年前と今では全く違う。現在の一般的なグラスに注がれるワインの量は、1700年代のグラスの7杯分近くに相当するという。 昨年12月に医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に発表された研究によると、平均的なワイングラスの容量は1700年代の66ミリリットルから、今では449ミリリットルに増えている。 ケンブリッジ大学のテリーザ・マートウ教授(健康行動科学)の率いる研究チームは、イギリスの博物館や小売店が保有している1700年代から現代までのワイングラス411個のサイズを測定。この期間にグラスのサイズは着実に大きくなっていると結論付けた。 「器が大きくなると1度に提供される量が増え、気付かないうちにより多くの量をべたり飲んだりしている」と、彼女は

    ワイングラスのサイズ、3世紀で7倍になっていた!
  • 21世紀はバイオの時代 出るか夢の新素材

    Appleの故スティーブ・ジョブズ氏は「21世紀の最大のイノベーションは、生物学とテクノロジーが交差するところで起こる」と予測した。確かに例えばDNAは、4種類の塩基のうちの2つがペアをなし30億個連なった組み合わせ。その数が膨大過ぎて、情報技術の助けなしに人間は扱うことができない。DNAに限らず生命の複雑なメカニズムは、情報技術の進化とともに解明されていくのだと思う。 事実、バイオxITの取り組みは、いろいろなところで始まっている。 東大発の人工知能ベンチャーPreferred Networksは、京都大学のiPS細胞研究所に協力。ゲノムのシークエンシングのデータや、遺伝子発現のデータに、どのように機械学習を利用すればいいのかを模索している。 同じく東大発バイオベンチャーのLPixelは、画像認識技術を生物学の実験結果に応用する技術を用いて、大学や企業の研究を支援している。 ■細胞分裂速

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  • 新薬実験はマウスの代わりに「臓器チップ」で

    Building the Better Mouse マイクロチップを使った疑似臓器で新薬試験のコストダウンと信頼性向上を目指す 新薬開発はいばらの道だ。アメリカの場合、新たに開発した薬が臨床試験を経て米品医薬品局(FDA)に認可されるまでに、15年の歳月と50億ドルの費用が掛かるケースもある。 その一因となっているのが薬の安全性や効能を確認するための試験ツール。人間での臨床試験に入る前に新薬の安全性や効能を確認する方法は、今のところ主に2つ──培養細胞を使う方法と、ラットやサルなどを使った動物実験だ。しかしこれらの試験では、人間の体内とまったく同じ条件を用意できるわけではない。そのため、人間に投与した場合の安全性や効果を判断しにくい場合もある。 何とかして新薬試験のコストを削減し、失敗する確率を抑えられないものかと、研究者たちは模索し続けている。そんななかでハーバード大学ウィス研究所の研

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  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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  • 「我慢」と「頑張る」はスポーツや教育に必要か

    今週のコラムニスト:スティーブン・ウォルシュ [3月26日号掲載] 小学生のわが娘は、漢字の宿題をあまりやりたがらない。「子供がやりたがらないことをやらせるにはどんな方法が一番か」という、あらゆる親と教師が直面する根的な問題と、私たち夫婦も格闘している。そんなときは、この国の多くの忙しい親たちと同じように「頑張りなさい」「我慢しなさい」という2つの決まり文句に頼れば楽なのかもしれない。 だが、日ではスポーツや教育に絡んでよく耳にする「頑張る」や「我慢」といった概念に、欧州の人間はやや違和感を覚えるものだ。また欧州の人間は、そうした考え方を子供に強いることと、女子柔道コーチの体罰問題や大阪市立桜宮高校のバスケットボール部主将の自殺問題には因果関係があるように考える。 というのもフロイトや精神分析の影響もあって、欧州の人々は力ずくで子供に何かをやらせたり、我慢させることは不必要どころか、健

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    symphonicworks 2013/04/21
    「我慢」と「頑張る」はスポーツや教育に必要か | 東京に住む外国人によるリレーコラム
  • 北陸新幹線の試験走行にはどうして「ふた冬」が必要なのか?

    現在は長野までが開業している北陸新幹線ですが、既に長野から飯山、上越、糸魚川、新黒部、富山、新高岡を経て金沢まで(一部の駅名は仮称)の延伸区間に関しては、ほぼ土木工事が完成しています。レールの敷設もほとんど完了しており、残る主要な工事としては電化関係の設備と駅舎の整備を残すだけです。 また東京から金沢までの直通運転を担う新型車両のE7・W7系の車両もデザインと諸元が発表になっており、今年、2013年の秋には第一弾の編成が落成する予定になっています。内外装に「和」のコンセプトを取り入れたデザインは、既に好評を博しているようです。 では、肝心の開業時期はいつになるのでしょうか? 一部には開業の前倒しを望む声もありましたが、現時点では長野=金沢間の開業は14年末、つまりおそらくは15年の3月になるという計画です。 一見すると奇妙な話です。土木工事はほぼ完了し、新造車両もドンドン完成するのであれば

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    symphonicworks 2013/02/04
    北陸新幹線の試験走行にはどうして「ふた冬」が必要なのか? | 冷泉彰彦|コラム&ブログ|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
  • 政治家を育てる質問

    12月16日の衆議院選挙投票日。テレビ東京の開票特番「池上彰の総選挙ライブ」を担当しました。 放送中から思わぬ反響をいただき、テレビ東京にはいまも再放送やDVDの発売を求める声が寄せられているそうです。 テレビ東京の人たちはもちろんのこと、外部スタッフが総力を挙げて制作・放送したものですから、当然の評価とはいえ、その一翼を担った私も嬉しく思います。 いつも「いい質問ですね」が口癖の私としては、視聴者に「いい質問ですね」と言ってもらえる内容を目指したからです。 ただ、党首や候補者への私のインタビューは、ジャーナリストとして当然のことをしたまでで、これに関する評価は面映ゆいものがあります。 というのも、たとえばアメリカテレビ政治番組なら、政治家に対しての容赦ない切り込み、突っ込みは当然のことだからです。 日なら「失礼な質問」に当たるようなことでも、平然として質問をしますし、質問を受けた側

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    symphonicworks 2012/12/24
    政治家を育てる質問 | 池上彰
  • CNN向け「アリガトウCM」が「残念」な理由とは?

    東日大震災に対してアメリカは米軍を中心に多くの支援をしました。日政府として、これに謝意を示すのは良いことだと思います。また、このCM放映に際して日サイドのクリエーターの方が、政府の細かな注文や規制などに耐えてCMを作ったと察すると、安易に批判するのは失礼かもしれません。ですが、26日からケーブル局の「CNNヘッドライン」で放映の始まった、この「アリガトウCM」を評価することはできません。 そこには日の対外的な広報に見られる誤りの典型があるからです。厳粛な時に厳粛な意図で行われたことを批判するのは気が重いのですが、こういう時に学べなくては永遠に学べないと考え、あえて申し上げる次第です。 まず「顔」が見えません。 謝意を示す際に、一切「顔」の見える個人が出てこないというのは異様であるのと同時に主旨が伝わらない危険があります。「無名のネイティブ英語話者の声優」をナレーターに使っているのも

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    symphonicworks 2011/04/27
    CNN向け「アリガトウCM」が「残念」な理由とは? | プリンストン発 新潮流アメリカ | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
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