bookに関するt-kawaseのブックマーク (244)

  • 安丸良夫「神々の明治維新」 - loisir-space’s blog

    神々の明治維新―神仏分離と廃仏毀釈 (岩波新書 黄版 103) 作者: 安丸良夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1979/11/20メディア: 新書購入: 9人 クリック: 56回この商品を含むブログ (32件) を見る 日人は過去に2度抜的な精神構造の転換を迫られました。1度目は「明治維新」であり、2度目は「第二次世界大戦の敗戦」です。いずれも、欧米という外からの強力な影響力によるものです。 2度目の第二次世界大戦敗戦後の占領政策や近代化が日人の精神構造に与えた影響というのは、比較的よく研究されているように思われます。例えば、占領軍による映画や出版に対する検閲がいかに日人の精神構造に影響を与えたかについては、江藤淳を始めとする業績があります。 これに対し、明治維新が日人の精神構造にどのような影響を与えたかについては、冷静な分析は少ないように見受けられます。あるとしても、明

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    t-kawase 2007/07/10
    的確なまとめ。
  • 山室信一「憲法9条の思想水脈」 - loisir-space’s blog

    憲法9条の思想水脈 (朝日選書823) 作者: 山室信一出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/06/20メディア: 単行購入: 2人 クリック: 31回この商品を含むブログ (18件) を見る これまでに9条を論じた書は星の数ほどありますが、その思想の源流を奥深く遡ろうとする試みはほとんど見られず、あったとしても、占領下における9条の成立過程の分析や不戦条約の議論辺りまで遡るのがせいぜいだったように思います。 こので山室信一京都大学教授は、欧州におけるサン・ピエール、ルソー、カント、そして、国内でも幕末・明治を生きた横井小楠、植木枝盛などまで遡って、9条の源流を見出そうとされていますが、極めて画期的な試みといえます。 それは、9条そのものの源流というよりも、むしろ「非戦思想」の足跡をたどったものという感じです。もちろん、そうした「非戦思想」が9条の成立に直ちに結びつくという

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  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1190.html

  • 松岡正剛の千夜千冊『忠誠と反逆』丸山真男

  • 正しい命の燃やし方 - 酒中の記録

    というわけで、今さらながら、『搾取される若者たち』を読みました。 【送料無料】搾取される若者たち [ 阿部真大 ] ジャンル: ・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > 産業 > 運輸・交通・通信ショップ: 楽天ブックス価格: 672円楽天で詳細を見る 著者は大学在学中に休学して、一年間バイク便ライダーとして働き、同書は、その時感じた疑問と違和感を社会学を使って読み解こうとするものです。 非常に明快な議論で、すごく面白く読めます。 なぜ、「時給ライダーから歩合ライダーへの転向は認められるが、その逆はダメなのか」というシンプルな疑問を出発点に、現代の多喜二ワールドの問題点が明らかにされれます。 議論そのものには瑕疵はないと思います。しかし、そうであるがゆえに、個人的には、より根的なレベルで、そうした議論が指し示す方向性というのが、なんとも暗いと思いました。 同書の議論を一言で言えば

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    t-kawase 2007/07/03
    鋭く、笑える書評。素晴らしい。
  • Apes! Not Monkeys! - メモ---ぜひとも「愛国心」を養ってもらいたいのは…

    『ゼイリブ』と左翼陰謀論、マッチョ左翼 『不安型ナショナリズムの時代』雑感 ぜひとも「愛国心」を養ってもらいたいのは… 追記部分は末尾に。 『映画秘宝』6月号の特集「究極の映画ベストバウト50!」を読んでいたら、てらさわホーク氏選定の「ベスト・オブ・マッスル・ファイト5!」にカーペンターの『ゼイリブ』が入っていて、「ゴミ捨て場でバックドロップ」まで出るあまりにも過剰なガテン系主人公たちの肉弾戦のことが書いてあったので、「あのシーンは笑えるよな」と思ってDVDを引っぱりだして流していたのだが、流れ者の主人公が建設現場で「仕事はないか?」と尋ねると、現場監督が "Union Job" だから勝手には雇えない、と返答するシーン(その後、組合代表にはなしを通して仕事にありつく)に時代を感じた(1988年の映画)。まだそういう業種ってアメリカに残っているのだろうか。 この映画は「金持ちたちがエイリ

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    t-kawase 2007/07/01
    『不安型ナショナリズムの時代』への鋭い指摘。
  • 松尾匡 - 04年9月9日 羽入−折原論争を読んだ

    松尾匡のページ 04年9月9日 羽入−折原論争を読んだ 羽入辰郎という人が『マックス・ウェーバーの犯罪』(bk1amazonYahoo!)という刺激的なタイトルの著書を出してデビューしたのを受けて、ベテランのウェーバリアンの折原浩が『ウェーバー学のすすめ』(bk1amazonYahoo!)という批判を出した。北大の橋努氏は、羽生−折原論争のホームページまで作っていて、この論争への参加者達の論評を掲載している。 まあ、私などは、ウェーバーについては大塚訳の『プロ倫』を岩波文庫でざっと通読しただけで、あとは山之内靖や佐久間孝正の解説を読んでいるだけのド素人なので、両著とも野次馬的に「へぇー、へぇー」と言いながらずいぶん楽しませてもらった。 羽入が言っていることは、「犯罪」とか「詐欺師」とかの挑発用のレトリックを全部除いて簡単に言えば、「『プロ倫』でウェーバーは、ルターが当はBeruffと

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    t-kawase 2007/06/13
    納得してしまった。折原先生の羽生氏への論駁の情熱は桁外れだからな。
  • 「自分語り」と「事実」の相克(相克ってほどでもないか) - pêle-mêle

    オレがインターネットを利用するようになってから今日にいたるまでの12年間にわたって疑問に思っているのは、なぜネットでは「自分語り」が嫌われるのか、ということだ。たしかにネットにかぎらず、周囲の都合を考えずに自分のことばかり延々と語っている人間は陶しいものではある。しかしネットにおける「自分語り」バッシングは、あまりにも過剰であるように感じられるのだ。鈴木謙介『ウェブ社会の思想』(ISBN:4140910844)を第5章まで読み進めて、この理由が何となく判ってきた気がしたので、覚え書きとしてメモする。なお以下の文章が鈴木氏のテクストから自説に都合のいい部分を切り張りしただけにすぎない可能性が高いのは明記しておく。もちろん思い切り誤読している可能性も捨て切れない。 鈴木氏は書でネットが普及するにつれて、個人的な「記憶」よりもネット上に蓄積された「記録」のほうが重視されるようになっているのを

    「自分語り」と「事実」の相克(相克ってほどでもないか) - pêle-mêle
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    t-kawase 2007/06/08
    鈴木謙介氏の「ネット右翼」の解説は再考する必要あり。↑yskszkさん、僕は「ネット右翼」の源泉に、もっとベタなracismを感じている、ということです。読んだ今は鈴木氏の分析も鋭いと思っています。
  • 感情労働」と「キレる」客

    久しぶりのブログへの執筆です。忙しくて、自分でネタを考えて書く暇がありませんでした。これまでけっこう書くことができたのは、書き込んでもらったコメントをネタにして書いたりしていたからですが、こちらが書かないとコメントももちろん書き込んでもらえず、コメントを書き込んでもらえないと書くネタがなく、という悪循環でご無沙汰したというわけです。 きょう沈黙を破って(?)書こうと思ったのは、ある偶然の一致のせいです。きょうの朝、電車の中の雑誌『AERA』のつり革広告で「『感情労働』時代の過酷――ひと相手の仕事に疲れ果てるとき」という記事の見出しが目に留まりました。ちょうど偶然にも、きょうの講義で「感情労働」の話をする予定だったので、参考になるかなと乗換駅の売店で早速買って電車の中でぱらぱら読んでみました。記事そのものは講義の参考にはあまりなりませんでしたが、まあ、その日の朝に読んだ雑誌を資料になるかなと

    感情労働」と「キレる」客
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    t-kawase 2007/05/30
    「「よそよそしいもの」ではない自分の感情を取り戻し、「ほんとうの自分」を実感したいという欲望をもつからこそ、客は「キレる」のだ」なるほど、分かり易い説明。僕が今度講義で使わせてもらおう(笑)。
  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0093.html

  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0409.html

  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1008.html

  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0997.html

  • ロジカルシンキングと反ロジカルシンキング - こら!たまには研究しろ!!

    「ダメな議論」の見分け方として,拙著『ダメな議論』では5つのチェックポイントを上げました.ネット界隈の書評を読む限り,それなりに評価いただいけているようで嬉しい限りです. ただ,多くの評者が同時に書いているのが……「むつかしすぎるよ!」という批判です.自分で読み返しても,思い当たる節が多々. もうひとつはチェックポイントがMECEになっていないという批判です.これは自分で書いていてもそう思った.もっとシャープに出来たなぁと思うと悔しい限り. でも優しく書くと『論理で人をだます法』と差別化はかれなくなるし,社会学的分析部分をけずると量が半分になっちゃってに出来ない.MECEにこだわると細かい分類が増えて読み物としての使い勝手が低下しそう.なんとか工夫して,改訂版or入門編的なものを書こうかとおもっていたら, 詭弁対策ツールver.1.0 を発見♪5つのチェックポイントのうち4つをカバー(デ

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    t-kawase 2007/05/06
    飯田先生による自著とそれに対抗する新書の比較
  • 東浩紀/北田暁大『東京から考える』を読む - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」

    久々の、そして2回目の「読書ノート」です。今回取り上げるのは、 東浩紀/北田暁大『東京から考える:格差・郊外・ナショナリズム』日放送出版協会(NHKブックス)、2007年 isbn:9784140910740 です。刊行されてからまだ2ヶ月ちょっとなので、新しいといえば新しいなのですが、けっこう話題になっているので、すでに「遅れてやってきた読書ノート」という感じになっているでしょうね。 このは、ポストモダンとリベラルを足すと、ライフスタイルの多様性を許容するという意味で政治的に正しく「人間工学的に正しい」バリアフリーでセキュリティの高い「安全で清潔な街」、どこでも変わらない「個性のない街」、すなわち、「郊外的」で「ファスト風土」的で「ジャスコ的」な平板化された街になるのは仕方ないのだとなるというお話のです。まあ、一言でいえば、ネオリベラル的な「環境管理社会」への移行は、政治的意思の

    東浩紀/北田暁大『東京から考える』を読む - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」
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    t-kawase 2007/04/14
    うーん、ここまで深い読みはしなかった。小田先生すごい。僕なんか東君の言う「青葉台の清潔さ」くらいしか頭に残らなかったもんな。
  • 沖縄戦の風景 - 非行型愚夫の雑記

    地元民「スパイ」を殺せ このように沖縄戦では、作戦を練り上げ、戦闘を指揮する肝心要の守備軍首脳の間で、基的戦術をめぐって終始意見が対立した。あまつさえ戦況判断の面でも上級司令部と現地軍とが極端ない違いをみせたことは、たんに”困りもの”という以上に、一般の兵士にとっても、また戦禍に巻き込まれた住民にとっても深刻な影響を与えずにはおかなかった。とりわけ、作戦のい違いによってもたらされた戦況の悪化は、将兵の間に疑心暗鬼を生んだ上、やがてそれが、「地元住民の中に敵に内通するものがいる」としてスケープ・ゴート探しをするおぞましい事態を生んだからである。つまり、軍は住民のスパイ活動によって戦況が悪化したとして苛酷な「スパイ狩り」を始めたのだ。 そんな折、地元の一女性がスパイ容疑で逮捕された。彼女は、首里郊外で懐中電灯を振って敵に合図をしたという容疑であった。だが、その事実を裏付ける証拠は何も示さ

    沖縄戦の風景 - 非行型愚夫の雑記
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    t-kawase 2007/04/10
    この本、探してみるか。不信がひっくり返って、逆ギレの暴力になるのは関東大震災と一緒。
  • 2007-03-19

    こんな懐かしい曲もYouTubeに。ありがたい、はらいそ。 http://www.youtube.com/watch?v=PqCJZGgzBII 著者の田由紀氏は、東大の社研を経て現在は情報学環の助教授をしている人。メリトクラシーとは、(生まれや性格ではなく)能力にしたがって人々が選抜される仕組みのことだが、ハイパー・メリトクラシーというのは、個々の場面に応じた、情動的なものも含んだ形での能力である。一般のメリトクラシーが、例えば学歴や偏差値、成績で代表されるものであるのに対して、ハイパー・メリトクラシーは、抽象的な「生きる力」とされたり、あるいはコミュニケーション力、感情労働のようなものもふくんでいる。 こうしたハイパー・メリトクラシーが支配する世界となると、それはメリトクラシーの支配する世界よりも、さらに行きづらい世界になるだろう、という著者の主張には同意する。試験のような公正な仕組

    2007-03-19
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    t-kawase 2007/03/21
    本田由紀氏の著作に対する厳しいコメント
  • 「プリンセス・マサコ」(ベン・ヒルズ)に関する宮内庁書簡

    ベン・ヒルズ氏へ   貴著「雅子妃ー菊の玉座の囚人」について、この書簡を送ります。  長年皇室報道を専門としてきた或る老練な新聞記者が、このを読んで、「各ページに 間違いがあるのではないかというくらい」不正確な箇所が目につくと書いています。また、 より実質内容に関わる観点から、政府は、このの描いている皇室像が如何に歪んだもの であるかに驚き、対応ぶりを検討しています。その間、ここでは、天皇皇后両陛下の側近 にお仕えしている立場から、両陛下に直接関わり、しかも明らかに事実と異なる一つの箇 所に絞って、問題を提起します。  このの第七章で、貴方は、「天皇には、年間に千件以上・・の公務があるといわれる が、いずれも、・・当たり障りのない行事への、負担のない形式的な出席ばかりである」 と述べた上で、「日皇室が、ダイアナ妃による・・レプロシー・ミッション・・への 支援のような論議を呼ぶ事柄

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    t-kawase 2007/02/17
    まあ、陛下は偉いよね。でも、皇室支持率とは別の話。
  • ernst@hatena

    2018-12-28 15:27 paco Home 2018-12-28 11:07 コンスタンツ通信 2018-12-28 10:21 ヒロムミ・マイスターの修業時代 2018-12-28 08:56 ernst 2018-12-28 07:18 nozomimatsuiのみたもの・きくもの・よんだもの 2018-12-28 05:28 ナゴヤかアワー 2018-12-27 08:08 ひいたんの隠れ家 2018-12-26 10:53 hopping around 2018-12-22 00:19 博物士 2018-12-11 14:50 とある地方公務員の雑記帳 2018-11-29 01:28 晩興想 2018-10-29 04:28 自治体法務の備忘録 2018-10-25 05:14 Dai-Kubo Diary 2018-10-03 01:52 bienvenue au b

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    t-kawase 2007/02/13
    これからこの本を読むかも知れないので、参考に。
  • 東浩紀+北田暁大『東京から考える』(NHKブックス) - 荻上式BLOG

    東浩紀+北田暁大『東京から考える』(NHKブックス) ともに1971年に生まれ、東京の郊外に育ち、同時期に現代思想の先例を受けた気鋭の論客二人の眼に、ポストモダン都市・東京の現在は、どのように映ったか。 シミュラークルの街・渋谷の変貌、郊外のセキュリティ化、下北沢や秋葉原の再開発に象徴される街の個性の喪失、足立区の就学支援、東京の東西格差、そして、ビッグ・シティを侵する新たなナショナリズム…… これらの考察を経て、リベラリズムの限界と可能性を論じる。 東京の光景を素材に、現代社会の諸問題を徹底討論!(表紙裏より) 若手知識人で最も注目を集めているふたり*1がタッグ*2を組んだ一冊。内容は非常に読みやすく、例えば北田暁大が2005年に上梓した宮台真司との対談『限界の思考 空虚な時代を生き抜くための社会学』や、東浩紀が2003年に上梓した大澤真幸との対談『自由を考える―9・11以降の現代

    東浩紀+北田暁大『東京から考える』(NHKブックス) - 荻上式BLOG
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    t-kawase 2007/01/30
    僕も今通勤電車の中で読んでいるので参考に。