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ブックマーク / future-architect.github.io (19)

  • 2024年Gitワークフロー再考 | フューチャー技術ブログ

    春の入門祭り2024の2記事目です。 Gitは、出自としては1週間で作られたLinuxカーネルのための分散バージョン管理システムでした。当時のワークフローに合わせてパッチをテキスト化してメールに添付できるような機能だったりが備わっています。 一方で、現代のGitは、デファクトスタンダードなバージョン管理システムになりLinuxカーネル以外のアプリケーション開発で利用されています。分散バージョン管理ではあるものの、サーバー・クライアント型の使われ方をしていて、GitHubGitLabを核にして、ローカルで作ったブランチをpushして、Pull Requestの形にして管理しています。少なくとも周りで見る限りでは、それ以外の使われ方の方が少なくなってきてます。そんなこんなで求められている使われ方が変わってきていて、それに合わせた機能がぼちぼち増えています。それを活用することで、ウェブ画面上で

    t2y-1979
    t2y-1979 2024/04/10
    あまり困ったことないけど、ワークフローはあった方がよいかな
  • Go 1.22リリース連載始まります & ループの変化とTinyGo 0.31 | フューチャー技術ブログ

    Go 1.22のトピックとしては以下のようなものがあります。だいぶ安定版になってきたからか、言語もライブラリもこつぶなものが多くなってきたかな、という印象です。 ループ変数の挙動の変化 ツール系 GO111MODULE=offオプションの廃止 トレースツールのUI改善 net/httpのServeMuxでパス変数が扱えるように go vet強化 コンパイラでGCが1-3%高速化。PGOで2-14%改善 リンカーの生成するバイナリがよりデバッガフレンドリーに ライブラリ math/rand/v2追加 database/sql.NUllの追加 net/httpのルーターがパスパラメータをとれるように その他 個人的に注目しているHTTP/3やQUICへの対応は、準標準ライブラリのgolang.org/x/net/internal/quicの中で進行中。将来的にはinternalが外れたgola

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  • Go 1.21 リリース連載 contextパッケージに追加されるWithoutCancelでクライアントとの切断に備えてみる | フューチャー技術ブログ

    Go 1.21 リリース連載 contextパッケージに追加されるWithoutCancelでクライアントとの切断に備えてみる はじめにこんにちは。TIG DX ユニット所属、金欠コンサルタントの藤井です。先日、Google Pixel 7aを購入しました。これまでiPhone 7 Plusを使っていたので、使用スマホの時代が7年ほど進みました。Googleは検索エンジンからAI、スマホまで作っていてすごいですね。 ということで今回は、Google発のプログラミング言語であるところのGoの1.21がリリースされることを記念した、Go 1.21 連載 の記事を書きます。 記事では、いくつか変更の入った、contextパッケージについて記載していきます。 contextそのものについては、フューチャー技術ブログにおいても数多く解説されていますので、詳細な説明は割愛します。数例記載しますので、

    Go 1.21 リリース連載 contextパッケージに追加されるWithoutCancelでクライアントとの切断に備えてみる | フューチャー技術ブログ
  • Go 1.18集中連載 Workspacesモードを試してみた | フューチャー技術ブログ

    はじめにGo 1.18連載の5目です。 Go 1.18からGoのマルチモジュール1での開発を便利にするWorkspacesモードが導入されます。Workspacesモードの導入背景はマルチモジュールでの開発体験を改善することです。詳しくはProposal: Multi-Module Workspaces in cmd/goのBackgroundやScopeに記載があります。 Workspacesモードがどのように動作するか知るためには、実際に動かしてみるのがよいでしょう。記事ではWorkspacesモードを試してみた結果を紹介します。GoのバージョンはGo 1.18 beta2を使っています。 マルチモジュール構成早速、例として、Workspacesモードが存在しない場合のマルチモジュール構成を考えてみます。 > tree . ├── names │   ├── company.go

    Go 1.18集中連載 Workspacesモードを試してみた | フューチャー技術ブログ
  • Go 1.20リリース連載が始まります&メモリアリーナの紹介&落ち穂拾い | フューチャー技術ブログ

    しかし、これでもリファレンスは表示されず、パッケージドキュメントしか表示されません。 この機能はオプトインで動くもので、ビルドの時に環境変数が必要だったことを思い出し、これを指定するとようやく見れました!機能はシンプルですね。 ちなみに、これを書く時にまったく違う同名のライブラリを見て、ふむふむと読んでいたのですが、家の方は検索では出てこないのでみなさまもお気をつけください。 使い方はシンプルですね。 まずは arena.NewArena()で*Arenaを作成 使い終わったら Free()メソッドを呼び出す arena.MakeSlice[Type](arena)やarena.New[Type](arena)といった関数を使ってアリーナ内部のメモリを利用 arena.Clone(obj)を使うと、アリーナが終了しても残るよう、ヒープに値を移動する(浅いコピー) Goはメソッドのジェネリ

    t2y-1979
    t2y-1979 2023/02/21
    なんかすごい
  • SvelteKitのデフォルトプロジェクトから学ぶ | フューチャー技術ブログ

    ウェブアプリケーションフレームワークとして最近注目度が少しずつ上がっているのがSvelteです。以前、Svelteをちょびっとサンプルを触ってみた感じ、コードの雰囲気は <script setup> 版のVue 3っぽいなー、という感じです。あとはプロパティ入力のあるコンポーネントでHTMLを生成するという基構成はReactAngularもみんなそうなので、今時のウェブフロントエンドのフレームワークを触ったことがあれば難しくはない気がします。 1コンポーネントでおさまる範囲ではちょっと前にかんたんなアプリの試作をしてみました(毎週何回も使ってるので手間の割に活躍してます)が、じゃあ、一分のアプリを作るときはどうなんだ、ということでSvelteKitプロジェクトを新規で作ってみたけど、いろいろな未知の要素がでてきて、これはどうなんだ?というのをドキュメントから探す、という学び方もまあ

  • Goのテストに入門してみよう! | フューチャー技術ブログ

    2020/08/15更新: 「テストの失敗をレポートしたい」と「サブテストの一部のみ実施したい」の章を追加 はじめにTIG の辻です。今回は春の入門祭りということで Go のテストに入門してみよう!という記事です。 書いた背景ですが Go の標準ライブラリのコードリーディング会で testing パッケージにチャレンジしてみましたが、難しすぎてわからん。そもそも Go のテストって何ができるんだっけ?という話になり、基的な内容をなるべく具体例をまじえながらまとめました。 ざっとどんなことができるんだろう、という index になれば幸いです。 TipsGo に組み込まれているテストの仕組みの中に、ベンチマークに関するテストと Example テストというサンプルコード用のテストも含まれているのですが、この 2 つは対象外にします。基礎的と思われる内容から順に並べてみました。 はじめに T

    Goのテストに入門してみよう! | フューチャー技術ブログ
  • データベースと向き合う決意 | フューチャー技術ブログ

    秋のブログ週間の9目のエントリーになります。この企画もこんなに書く人が出てくるように育っていいですね。 「中間層を増やして柔軟性を高めるのがソフトウェアの歴史」 これは大学時代に2つ上の先輩が言っていた言葉です。例えばマシン語を直接書くのではなく、アセンブラで書けば、変換(コンパイル)の手間はかかりますが、他のCPUへの移植はしやすくなります。高級アセンブラと名高いC言語を使えばさらに移植性は上がります。C言語で書かれたVMを使う言語、例えばJavaPythonRubyなんかはさらに移植性は上がります。 ストレージもそうです。最終的にストレージはビット列を保存するものですが、それにOSのファイルシステムというレイヤーがあり、そこにスキーマで管理されたデータを入れるDBMSが乗っかり、SQLなどの問い合わせ言語でデータ取得できるようにします。DBMSを挟むことで、レプリケーションでバッ

    データベースと向き合う決意 | フューチャー技術ブログ
  • gRPCがフロントエンド通信の第一の選択肢になる時代がやってきたかも? | フューチャー技術ブログ

    Go 1.19が8/2に早々にリリースされました。個人的にはGo 1.19よりも楽しみだったのが、サービス間通信とIDL(インタフェース記述言語)連載の中でご紹介したgRPCGo実装の新星、Connectのアップデートでした。そしてそれはやってきました。 詳しい内容は↑の記事を見ていただくとして、Connectがその開発元ブログの紹介記事で宣言していたのが次の2つのことでした。 Go 1.19が出たらconnect-goは1.0にして以後後方互換性を守るよ connect-webを出すよ 前者はまだ0.3だったのですが、connect-webはリリースされました。歴史のあるフロントエンドのコードジェネレータはTypeScript対応が後付けだったりするのですが、TypeScriptがファーストシチズンかつ、ネイティブというコードジェネレータなので、開発はかなりやりやすくなることが期待され

    gRPCがフロントエンド通信の第一の選択肢になる時代がやってきたかも? | フューチャー技術ブログ
  • BacklogとSlackを連携するツールをGoで作りました | フューチャー技術ブログ

    TIGの伊藤真彦です。 私のチームではタスク管理でバックログを使っています。 タスクのカテゴリ、マイルストーンやそれらを組み合わせた検索機能が充実している事や、タスクを入力するとバーンダウンチャートが自動で出来上がるところなど素晴らしいツールだと思っています。 チケット消化に貢献すると褒めてくれるのも良いですね。 さてチケット管理を行うとチケットを監視する仕事が産まれますが、それをある程度自動化するためのツールを作成しました。 backlogslackifyリポジトリはこちらです。 https://github.com/future-architect/backlogslackify 未完了のBacklogチケットの存在をSlackに通知するツールです。 Slackと連携するものをslackifyと呼ぶのはRuby On Rails開発者時代にお世話になったcapistrano-slack

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  • Go 1.18集中連載 ジェネリクス | フューチャー技術ブログ

    ジェネリクスGo 1.18で入る機能で注目度が高い新機能がジェネリクスです。Goに対する批判的な言葉としてよく使われるものが「ジェネリクスがない」というものでした。Goを長く使っている人は「ジェネリクスなんていらん」と言い続けてきたし、個人的にもいまだになくてもいいと思っているのですが、大きな変更であるし、これから影響もいろいろある領域ですので学ぶ必要はあるでしょう。自分で書かなくても、書かれたコードを読むこともあるでしょうし。 ジェネリクスのチュートリアルが追加されています。 https://go.dev/doc/tutorial/generics mattnさんの動画もあります。 文法的には基底型を表すチルダ演算子が増えたりいろいろ変更が入っています。 とはいえ、constraintsパッケージが1.18に入る予定だったのが、一旦準標準パッケージに格下げされたり、まだまだいろいろ変更が

    Go 1.18集中連載 ジェネリクス | フューチャー技術ブログ
  • Goのおすすめのフレームワークはnet/http | フューチャー技術ブログ

    僕としてはGoのおすすめのフレームワークを聞かれたら、標準ライブラリのnet/httpと答えるようにしています。というよりも、Goの他のフレームワークと呼ばれているものは、このnet/httpのラッパーでしかないからです。 Goでアプリケーションを作成する場合のイメージは次の通り。battery includedなアプローチは他の言語でもたまにありますが、ついてくる機能が今時のものが多くて、標準ライブラリで済むことが多いです。ウェブ開発についてもそんな感じです。 PythonとかRubyとかもそうですが、言語組み込みのウェブサーバー機能はテスト用で番運用には機能が足りない、性能が足りない、ということから「プロダクションに耐えうるフレームワークを別に入れないと」と思う人も多いんじゃないかな、と思いますが、Goの場合は組み込みのサーバーで問題なかったりします。Node.jsに近いかも?世間に

    Goのおすすめのフレームワークはnet/http | フューチャー技術ブログ
  • 仕事ですぐに使えるTypeScript — 仕事ですぐに使えるTypeScript ドキュメント

    注釈 ドキュメントは、まだ未完成ですが、ウェブフロントエンドの開発を学ぶときに、JavaScriptを経由せずに、最初からTypeScriptで学んでいく社内向けコンテンツとして作成されはじめました。基の文法部分以外はまだ執筆されていない章もいくつもあります。書かれている章もまだまだ内容が追加される可能性がありますし、環境の変化で内容の変更が入る可能性もあります。 書籍の原稿はGitHub上で管理しております。もしTypoを見つけてくださった方がいらっしゃいましたら、 GitHub上で連絡 をお願いします 1 。reSTファイルだけ修正してもらえれば、HTML/PDFの生成までは不要です。フィードバックなども歓迎しております。 1 https://github.com/future-architect/typescript-guide/pulls

  • PythonユーザーのためのGraalVM | フューチャー技術ブログ

    ちょうど一年ぐらい前にGraalVMが商用利用可能な安定版に達し、Enterprise版もリリースされたというニュースがあります。 publickey: GraalVM、ついに番利用可能なバージョン「GraalVM 19.0」登場、JavaJavaScriptなど多言語対応ランタイム。商用版のGraalVM Enterprise Editionもリリース GraalVMにはPython機能もあると宣伝されているものの、詳しい説明が行われることがなく、それが何者で、どのようなステータスで、どこを目指しているのか、きちんと答えられる人は(日どころか世界でも)ほぼいないでしょう。GraalVMそのものの説明はちょくちょく出てくるようになってきたと思いますが、そのPythonの機能についてはあまり説明されていないため、Python部分にフォーカスして紹介します。 Graal.Pythonのイ

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  • 人生を豊かにする文字列diff入門 | フューチャー技術ブログ

    春の入門祭りの8日目です。 文字列の新旧の違いを表現する時によくdiffをとるとか言いますよね。そこで実行されるのが差分アルゴリズムです。差分のアルゴリズムって結構知れば知るほど難しいやつです。「より良い差分」という基準が、状況によって変わるからです。ヒューリスティックなやつです。例えば、HTMLの説明の文章を書いていたとします。タイトルをテーブルに書き換えてみたとします。 どちらも間違ってはおらず、この差分を元にパッチを当てたりも可能です。ただ、読んだ時の読みやすさが違います。 これはもちろん前者と答える人の方が多いでしょう。だって、タグという意味の塊が維持されていますからね。 これは究極的にはわかりやすいdiffというのは「意味」を理解しないと作れないということを意味します。これがdiffは簡単なようで難しいと書いた理由です。もちろん、ほどほどの工数で、ほどほどの見た目のdiffも作成

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  • あなたのGoアプリ/ライブラリのパッケージ構成もっとシンプルでよくない? | フューチャー技術ブログ

    2023.10.5追記: Goチームからプロジェクトの目的に応じたディレクトリ構造についてのドキュメントが公式に公開されています。 https://go.dev/doc/modules/layout Goプロジェクトのフォルダ構成どうしよう、とググると見つかるStandard Go Project Layout。とはいえ、これはかなりコード量を増やしてしまう恐れがありますので、導入する場合のデメリットも考えておく方が良いです。 特に、プログラマーは、最初にみたプログラミング言語のフォルダ構成を親だと思う特性があり、Javaや.NETに影響されるとかなり細かくフォルダを切りたくなったり、package privateなど細かく可視性を制御しようとしたりして、なおかつ「privateのテストってどうすべきなんですか?」とか議論を始めたりもしますが、Go先生によればこれぐらいは1パッケージにフ

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  • Serverless連載3: Goでサーバーレス用の検索エンジンwatertowerを作ってみました | フューチャー技術ブログ

    サーバーレス連載の3回目は検索エンジンを作ってみたお話です。 クラウドサービスが充実してくるにつれて、サーバーレスではいろいろなことができるようになっています。HTTPサーバーは動きますし、RDBやNoSQLなストレージも使えますし、PubSubみたいなサービスも利用できます。これらを駆使するとそこそこ複雑な処理も記述できます。 一方で、上から下までサーバーレスにしようとするとできないものもいくつかあります。例えば、RDBも使えるといっても制約があり、LambdaやCloud FunctionsからRDSやCloudSQLを雑に使うとコネクションを張りすぎる問題があります。LambdaにはRDS Proxyが出始めています。あと、RDBそのものは基的に常駐型なのでサーバーレスではないです。一応サーバーレスなのもありますが、起動時間が結構かかるらしい(自分ではまだ試してないです)。それ以外

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  • 本当に使ってよかったOpenAPI (Swagger) ツール | フューチャー技術ブログ

    サードパーティ製のツール家からは上述のツールが提供されていますが、サードバーティ製の様々なツールが世の中には存在します。 エコシステムが成熟しているのもSwaggerを利用するメリットの一つですね。 https://openapi.tools/ 冒頭のとおり、このサードパーティ製のツールの中で実際に利用して良かったツールを3つご紹介したいと思います。 Stoplight Studiohttps://stoplight.io/studio/ 1つ目のツールは「Stoplight Studio」というAPI仕様を記載するためのGUIエディタとなります。 今までSwagger Editorを利用してYAMLを書いていたそこのみなさん、YAML筋力はもう必要ありません。 Design APIs 10x faster の謳い文句どおり、Stoplight Studioを使えばGUIで直感的に、高速

    本当に使ってよかったOpenAPI (Swagger) ツール | フューチャー技術ブログ
  • 一周回って、人間が読み書きする設定ファイルはJSONが良いと思った | フューチャー技術ブログ

    最近GoでCLIツールを作っていますが、JSONが良いとなんとなく思っています。 続編も公開しました(追記:2019年10月2日)。 CUEを試して見る 設定ファイルフォーマット近年、設定ファイルを書くプレーンテキストのフォーマットとしては次のようなものが多いかと思われます。 XML 多くのプログラミング言語において標準ライブラリで扱える(ただしNode.jsにはない) XMLスキーマ、XSLTなどの周辺ツールも揃っているが、記述が冗長になりがちで、敬遠されがち。 ini QtやPythonの標準ライブラリで扱える 深い階層や配列を扱うのが苦手 JSON ほとんどのプログラミング言語で標準ライブラリに入っている 特にフロントエンドJavaScriptでは追加のライブラリを利用する必要がなく、速度も早く、gzipすればファイルサイズもかなり小さくなる。T 閉じかっこが必要、コメントがつけら

    一周回って、人間が読み書きする設定ファイルはJSONが良いと思った | フューチャー技術ブログ
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