象徴的な影響としてはこちらのスタートアップのEXITを巡る動きについての記事があります。スタートアップのEXITには大きく分けて上場とM&Aがあります。最初から「我々は買われること(M&Aされること)を目指します!」と表立って言う企業は少なく、一応は上場を目指します(ただし経営者の腹の内は分かりません)。下記の記事ではスタートアップのEXITが上場ではなく、76%がM&Aを選んだというものでした。
ありがたいことに年末にメルカリの小泉さんとランチをご一緒させてもらいました。 CTO(@yutadayo)が作成した過去の失敗スライドに、リプライをいただいのがきっかけだったのですが、長らく競合事業(現ラクマ)をやっていたこともあり、きちんとお話ししたことがなく、とても学びが深かったので、ご本人に許可をいただいて、メモした内容と学びをシェアさせていただきます。 なんでメルカリに?噂ではフリルにも入社してもらえる可能性もあったとか?2007年よりミクシィに入社し、2012年の退任までCFOを務めていた その後、1年以上は他の会社の社外取締役をしたりフリーランスをしていた フリルは2012年夏リリース、メルカリは2013年春リリース 小泉さんは2013年冬にメルカリ入社 フリルのことは入社前から知っていて、2012年冬のIVSでコミュニティファクトリーの松本さんに「フリル知ってる?紹介してよ」
本稿は Yorick Peterse 氏によって書かれた次の記事の日本語翻訳です。著者に翻訳の許可を得て公開しています。 yorickpeterse.com また本稿は DeepL Pro を使って下訳したものに手を加えています。日本語翻訳の不具合または誤訳については Yorick Peterse 氏ではなく、本稿のコメント欄にお願いします。 ここから本文です。 GitLab 社で働くのはどのようなものだったか 私は2015年10月に GitLab 社に入社し、6年あまり働いて2021年12月に退社しました。 前に GitLab 社を辞めて Inko に取り組んでいることは書きましたが、2015年から2021年までの間、GitLab 社で働いていたことがどのようなものであったのかについては触れませんでした。理由は2つあります。 燃え尽き症候群に苦しんでいて、(当時は) 自分の人生の最後の6
I joined GitLab in October 2015, and left in December 2021 after working there for a little more than six years. While I previously wrote about leaving GitLab to work on Inko, I never discussed what it was like working for GitLab between 2015 and 2021. There are two reasons for this: I was suffering from burnout, and didn't have the energy to revisit the last six years of my life (at that time)I w
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StartupSearchは、国内の有望なスタートアップを発掘できるデータベースです。資金調達、投資家、事業内容、従業員数、類似スタートアップなどが検索できます。
7月28日にハコスコ社は、DNPによる株式の過半数取得により同社の子会社となり、ハコスコシーズン2が始まりました。 ハコスコは2014年の7月31日に登記されているので、10期目にしてようやくExitできたことになります。正直時間かかり過ぎだと思うのですが、ビジネスはマーケット次第なところがあるので仕方ないかなと思ってます。むしろ、時間はかかったけど、DNPという素晴らしい親会社を得るという、いい形でExit出来たのは本当に良かったです。 一般に会社を始めるということは良いことのように言われます。特に若い方が自分自身の可能性に賭けて社会に新しい価値をもたらす。美しいですよね。 でも、実際そんなことはないんですよね。大抵の起業はうまくいかない。多少うまくいったとしても、特にスタートアップだから、当座のお金が必要だからと言って、何も考えずに投資家から出資をしてもらうと、将来の選択肢が狭まること
【2023/07/02】タイトルについて「攻撃的」との指摘を受けたので改題しました。なお、元のタイトルは「Startup Weekend Japan は女性差別を容認するのでクソ中のクソ」でした。 【2023/07/17】この記事について、改めて7/7に Startup Weekend Japan の事務局にメールしましたが、何の反応もありませんでした。しかし、 Techstars Startup Weekend に「日本でこんなことあったんだけど」とメールしたところ、「教えてくれてありがとね!担当チームに共有して調査中だよ!真剣に受け止めてるし、再発防止に努めるから」 (大意)というような返信があったので、おそらく何かしらの動きがあるのではと思います。 この記事について この記事は、書くのに1年もかかってしまいましたが、告発記事です。Startup Weekend Japan という団体
背景 難しさ 利益相反になりがち 競合OSSの存在 コミュニティからのPull Request 競合サービスによる利用 レベニューシェアにならない 利用統計が取れない やっておくべきこと お金を払いたい機能を見極める 境界線を決める ライセンスについて考える 利用統計の取得方法について考える OSSから有償版へのスムーズな移行を考える まとめ 背景 弊社(Aqua Security)ではOSS開発をしており、そのOSSを組み込んだ有償サービスを売ることで利益を上げています。 自分はその中のOSS開発をフルタイムで担当しています。 会社は何を目的としてOSS開発をしているのか、というのは以前発表しました。 speakerdeck.com フルタイムOSS開発者をやってみての感想なども昔書いています。 knqyf263.hatenablog.com 今回はOSSをベースにしたサービス提供の難し
ここベイエリアにはSilicon Valley Bank (SVB)という銀行がある。地方銀行ではあるが、全米16位で20兆円の顧客資産を預かっているというから相当の規模である。この銀行が、今朝突然死んだ。日本の人にとっては遠くの世界の出来事だと思うが、シリコンバレーのテック・スタートアップには大激震であるので、その様子を一人のスタートアップ創業者としてお伝えしたい。 第一報が来たのは木曜日の午後2時である。うちの筆頭投資家の一人から、SVBがやばいらしいから六ヶ月分の運転資金はどこかに動かしたほうがいいかも、という短いメールが来た。ニュースを見てみると、株式市場が閉まった後でSVBが売られまくって大変な事になっていた。幸い、うちは半年くらい前に別な銀行に乗り換えたので、特に影響はない。そのようにメールを返した。それに、この時はそこまでは心配していなかった。仮に、SVBにキャッシュが全部あ
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実業(ゲーム会社創業)+虚業(過大評価のマネーゲーム)の両方でホームランを打った人です詳しく分析します ①資本主義の「レバレッジ」のテコを使える人間=最強です資本主義のレバレッジ(実業)とは・・・ 日本人1億人から1円ずつもらう=年収1億円ってことです プロ野球選手が年収何億円もあるのはなぜでしょうか? Youtuberのヒカキン氏が年収何億円もあるのはなぜでしょうか? 【1億人】の大衆が、彼らを見たいと思うからですもし日本人が500万人しかいなかったら、資本主義のレバレッジをつかって1円ずつあつめても、年収500万円です 暇空茜氏は2012年ごろのネットゲーム・ソシャゲブームの黄金期に 株式会社グラニを創業したメンバーの1人ですグラニ社の資本金100万円に8万円投資(8%)しました。 グラニ社は夢をみるクリエイター集団として大成功! 時価総額90億円の会社に!その8%を保有していた⇒暇空
こんにちは、Spir代表の大山です。 Spirではグローバル展開するためのユニバーサルなプロダクト開発をしていくためにも、組織作りについてもDiversity&Inclusionを実現したいと考えて採用活動にも取り組んでいます。 その中で、2022年4月に海外出身でグローバルテックカンパニーでの経験もあるIzzy(イジー)にCTOに就任してもらったのですが、今回彼からの退任の申し出があり、話し合いの結果、その申し出を受け入れることにしました。 グローバル展開に向けた重要なポジションとして肝入りで採用した仲間だったので、個人的にも衝撃は大きく、創業以来最もインパクトのある出来事でした。 このCTO退任という出来事を、何事もなかったかのように進むという選択肢もありました。でも、今後Spirに興味を持ってくれるかもしれない方々や応援してくださっている皆様にも事実を伝え、そこから我々がどう挽回して
声と個性が彩る放送局ーVoicyというサービスをご存知でしょうか? 「声と個性の魅力でコンテンツを彩り、新しい文化を創造する」という、 ファンタスティックで大きなビジョンをもってリリースした声に特化した「体温のある情報を届ける」放送局アプリです。 リリース時のTechCrunchの記事(http://jp.techcrunch.com/2016/09/23/voicy-launches/) (第一回Voicyパーソナリティ感謝祭) ほとんどの人は「え、今さらネットラジオ?」って思うかもしれませんが、 元トーマツベンチャーサポートで、自称「日本で最もベンチャー企業を支援してきた公認会計士」が、今さらネットラジオを軸に起業するわけがありません。 では、Voicyは何を目指す会社なのか? Voicyの目指す「もっと声があふれる世界」とは何か? 代表の緒方憲太郎に聞いてみました。 緒方:大阪で公認
2022年7月、Twitterに突如現れ、じわじわとファンを増やしている漫画『100話で心折れるスタートアップ』。大学の起業サークルに所属しているウサギが仲間とともに会社「ウサコア」をつくり、紆余曲折ありながらも会社を徐々に大きくしていく物語だ。 フォロワーには経営者や起業家も多く、この物語で起きるできごとのリアルさがうかがえる。現在(2022年9月30日時点)は100話まで残り数話となり、徐々にウサギの「心が折れていく」様子が見てとれる展開になっているが、この物語が伝えたいことは一体なんなのだろうか。そもそも、なぜこの物語を描こうと思ったのか? 作者に話を聞いた。 ―まずはじめに、この物語を描こうと思ったきっかけを教えてください。 『100話で〜』作者(以下、作者):もともと、以前から描こうとは思っていました。スタートアップ業界って、華々しい話や成功した話はメディアにたくさんあるし、企業
東大発のバイオベンチャー企業テラが、2022年8月5日東京地方裁判所から破産手続き開始決定を受けました。負債総額は1億8765万円。上場企業の倒産はゲーム販売店「トップボーイ」の経営などを行っていたNuts以来で、およそ2年ぶり。 テラは2022年12月期の売上高が2700万円ほどで、6億3900万円の純損失を計上していました。不祥事が続いたテラは金融機関などからの資金の道が閉ざされ、破産を余儀なくされました。テラは本業での稼ぎがないに等しく、上場後は増資を繰り返して資金を得る“株券印刷業”と揶揄されていました。それが数奇な運命を呼び寄せることになります。 赤字企業でも上場しやすい証券市場が創設 テラは2004年6月設立。がん免疫療法のひとつである「樹状細胞ワクチン療法」を中心に、化学療法や放射線療法を組み合わせて、効率的にがん細胞を攻撃する「アイマックスがん治療」を契約医療機関に提供して
記憶と感情2018年6月、僕は大学時代のラグビー部の先輩と会社を起こした。 商社で働いていた先輩とゲーム会社で働いていた自分が合わされば最強で、自分達の成功は疑う余地もないように当時は感じていた。 会社の運命を何に賭けるか、ホワイトボードに色々と書き殴りながら議論していた起業前の5月、OculusGoが発売になった。ゲーム会社でOculusRiftDK2を触っている人を少し訝しげに見ていた僕も、体験してすぐVRの魅力に取り憑かれた。二人ともずっとスポーツをやっていたこともあって「VRを使って世の中全ての人を健康にする」僕らはそれに人生を賭けることにした。 プロトタイプを作ってはターゲットユーザや投資家に見せて検証し、ボツにしてはまた作った。まだ前の会社にも籍があった(しかもリリース前プロダクトの担当だった)僕には体力的にしんどかった、でも疲れを感じたことはなかった。成功が約束された未来に向
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