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ブックマーク / kmizu.hatenablog.com (7)

  • Scalaの学習コストについての私見 - kmizuの日記

    2022/01/25 17:10追記 以下のツイートが別に「Scalaが主眼でない」こと自体は承知しています。一般論として、Scalaに限らず言える技術選定の話ですよね。ただ、妙な方向への読解をちょくちょく見かけたので、それに乗っかる形で現状のScalaについて率直な感想を書いておこうと思ったのでした。「この話とは別なんだけど」みたいな言葉をつけておけば良かったです。申し訳ありません。 数日前、以下のツイートに端を発して色々な意見が交わされていました。 「Scala好きなメンバーがプロダクト開発にScalaを採用して1人で開発していたが、そのメンバーが抜けてしまいScalaコードの保守ができなくて別の言語で書き直すことになった」という技術選定の失敗のお手のような事例を目の当たりにしてしまった....— コミさん (@komi_edtr_1230) 2022年1月19日 これを見て「いや

    Scalaの学習コストについての私見 - kmizuの日記
  • Qiita記事「エンジニアの"有害な振る舞い"への対処法」への強烈な違和感 - kmizuの日記

    最近、Qiitaで話題になってそこそこバズった(?)記事に、 qiita.com がありました。これ、最初は一読して凄いまともなことばかり書いているように見えましたが、一方で何か妙な違和感がありました。それは、私がいくつかの振る舞いについて思い当たりがあるせいではないか?と考えてみましたが、反省するところがあるなと思いつつも、何かが変だと感じていました。今朝、違和感の理由がわかった気がするので、書いておきたいと思います。 一番大きな問題は、「有害な振る舞い」といいながら、客観的に観察できる行為ではなく、主観的に行為の意図を勘繰っていることです。 そもそも、著者様は 私個人の経験に基づくため定性的かつ主観的な意見にはなりますが、メガベンチャーにて8年間様々なチームメンバと開発業務に携わりながらスクラム開発の各役割を1年ずつ、それからミドルマネージャーを2年経験し、さ> らに周辺チームや他部署

    Qiita記事「エンジニアの"有害な振る舞い"への対処法」への強烈な違和感 - kmizuの日記
  • 「世の中に一言言ってやりたい」病 - kmizuの日記

    おはようございます。これまでの自分を振り返って、あるいはネット言説を見て、ふと思ったのですよ。なんか、ネットに流れる記事に即レスで「一言言ってやりたい」人が多すぎませんか?と。これは思いっきり私自身を刺す言葉でもあります。たぶんTwitterや雑誌記事のコメント欄をはじめとして短文で気軽に意見を言えるようになった副作用だと思うのですが、以前のブログ主流(あるいはWeb日記主流)時代だと、思考をきちんとまとめる必要があるので「世の中に一言言う」にももうちょっと考えをまとめるのが普通だったと思うのです(これは過去を美化しているかも)。 政治に対して、Twitter上に飛び交う言説に対して、その他色々についてひとこと言いたい。あるいは、愚かしい(と主観的に判断した)言説にため息をつきたくなる気持ちも、行政の不甲斐ない対応に憤る気持ちも、腐ったシステムへの苦情も。今の自分にもそういう気持ちがあるか

    「世の中に一言言ってやりたい」病 - kmizuの日記
  • 私なりのオブジェクト指向プログラミングの定義 - kmizuの日記

    きしださんの以下のツイート オブジェクト指向はこの20年だれも再定義せずみんな自分の思うオブジェクト指向を暗黙に仮定して適当に話してるだけなので、技術的な共通認識のもとの議論はほとんどできないんですよ。という話を「オブジェクト指向をきちんと使いたいあなたへ」の記事に書いたのだけど、そろそろ公開するか— きしだൠ(K8S(Kishidades)) (@kis) July 29, 2019 を読んで、そういえば、私が思うオブジェクト指向の定義、についてツイッター以外ではあまり語ったことがなかったなと思い返し、ちょっと記事にしてみることにしました。まず、結論からいうと、私はオブジェクト指向プログラミングとは サブタイピングを活用したプログラミング手法の総称 と考えています。ここで、クラス継承とかインタフェース継承とかダックタイピングとかではなく、単にサブタイピングであるのがポイントです。なお、型

    私なりのオブジェクト指向プログラミングの定義 - kmizuの日記
  • 株式会社ドワンゴを退職します - kmizuの日記

    はじめに 当初、ScalaMatsuri 2019が終わった次の日の、6月30日に書く予定だったのですが、最終出社日も終わっていることだしよいかということで、エントリを書くことにします。 2019年6月30日をもって、5年と3か月勤めた株式会社ドワンゴを退職します。最終出社日は6月26日でした。 これまで2回転職してきましたが、ドワンゴに居た期間が最長です(なお、5年で最長でというのに違和感感じる人もいるかもですが、博士卒で就職したので、まあそんなもんかと思っています)。 何やってたの 1年目こそプロダクト開発に携わっていたものの、2年目以降は、 Scala研修テキストの執筆やメンテナンス 新入社員研修の中のScala研修講師 ドワンゴ社員として各種イベントやカンファレンスで発表 論文の査読や情報処理学会関連のイベント(主にPRO(プログラミング研究会))への参加 自分主催の勉強会(テーマ

    株式会社ドワンゴを退職します - kmizuの日記
    t2y-1979
    t2y-1979 2019/06/29
    お疲れさまでしたー
  • Javaのジェネリクスは「まがい物」ではない - kmizuの日記

    先日、自分が書いた kmizu.hatenablog.com に対する反応として、「Javaのようなまがい物のジェネリクスと比較するのは適切でない」「Javaのジェネリクスと比較するのは適切でない」(おそらくC#や(C++等(2017/09/24追記))の言語と比較して)といった コメントをいくつか見かけました(はてなブックマークコメントやツイッターなどで)。しかし、ここでは、そのような言説こそが適切でない、ということを言いたいです。なお、methane氏との 対話については既に終わったものなので、それとは関係ありません。 そもそも、Javaジェネリクスは、静的型付き関数型言語で既に一般的であったパラメータ多相をJavaに追加する目的で導入されました(C++テンプレートのようなものをJavaに追加するためだと思っている人がいるかもしれませんが、それは実態にあっていません)。実際、Java

    Javaのジェネリクスは「まがい物」ではない - kmizuの日記
  • Re: Go にジェネリクスがなくても構わない人たちに対する批判について - kmizuの日記

    先日自分がGoについてつぶやいたものが、id:methaneさんに捕捉されていて、それに対する反論記事 methane.hatenablog.jp があがっていたので、それに対する所感を書いてみました。(2017/09/22 追記):cocoatomoさんから指摘があったのですが、引用元は全て id:methane さんの、上記ブログエントリの文章です。雑多な感想に関して反応しているものではないです。 前置き Goや言語批判に関するスタンスを誤解されると嬉しくないので、最初に書いておきます。 Goの言語仕様はあまり好きではないけど、Goユーザーを見下したり、馬鹿だとかそういう風には思っていない 言語仕様批判とユーザー批判は別の話ですが、しばしばいっしょくたにされて、糞言語Xを使うユーザは糞だ、みたいな主張がされることがあるので、 そういう意図はないという表明です。 Goユーザーの中で、ジェ

    Re: Go にジェネリクスがなくても構わない人たちに対する批判について - kmizuの日記
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