俗っぽくて、ゲスな番組『サンジャポ』 のっけからこう書いたのは、悪口や非難のつもりではない。むしろ逆だ。そのことは最後までお読みいただければおそらくおわかりいただけると思う。 TBSが日曜日の午前中に放送している『サンデージャポン』。 ”サンジャポ”の愛称で親しまれているトークバラティー番組である。 司会は爆笑問題の二人が務め、笑いや俗っぽい好奇心で様々な話題について切り込んでいく。芸能ネタもあればニュースネタもあって、ゲストとして脚線美や巨乳の女性タレントもスタジオに集め、時折、カメラがその脚線や胸元を舐めるように撮影するなど、「ゲスい」ところ満載の番組である。 だが、この番組には古くからテレビ人が持ってきた「ゲリラ的で型破りなところ」があって侮れない。 かつて日本テレビ系列で平日深夜に放送されていた『11PM』(イレブン・ピーエム)。硬派もエロもごっちゃまぜという、1965年から199
3月3日に生放送された情報番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、「イエスキカワダ」と謎の紙を掲げた怪しげな男性が乱入し、スタッフに連れ去られる放送事故が起きた。 この一件は、番組最後のコーナー「フィジカル天気予報」でのこと。 中継先にカメラが切り替わると、タイトルコール中、背後のほかの観覧客に混じって、男性が何かを叫んでいる。そして手に持った「イエスキカワダ」の紙を、“勝訴”の紙(通称ハタ)のように掲げて、パーティションポール(※観覧エリアとの線引きをしているガイドポール)を乗り越えてきたのだ。 さらにコーナーを担当するモデルでタレントのジョナサン・シガーに接近し、画面中央に寄ってこようとしたところを、横から伸びたスタッフの手によって画面外へと連行。その後、再び現れることはなく、また、男性に触れることもなく番組は淡々と進行した。 実はこの男性、昨年12月にも同様に中継コーナーで「イエ
英ロンドンのバッキンガム宮殿で開かれた、同国のエリザベス女王即位50周年記念行事に出席したジミー・サビル氏(2002年6月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/WPA/ADRIAN DENNIS 【2月25日 AFP】英国放送協会(BBC)の元人気司会者、故ジミー・サビル(Jimmy Savile)氏による児童への性的虐待問題への調査結果が25日、発表され、BBC社内に著名人への「畏怖」を抱く文化があり、その文化がサビル氏をかばうかたちとなっていたと結論付けられた。 報告書を執筆したジャネット・スミス(Janet Smith)氏は、「BBCには彼ら(著名人ら)に対する畏怖の念があり、スターに逆らうと、彼または彼女がBBCを去るのではないかとの恐れがあった」と述べた。 さらにスミス氏は、BBCの社内文化が、「事を荒立て」かねない問題について従業員が警鐘をならすことを困難にしていたと指摘。内部告
イギリスの公共放送BBCで、4年前に元人気司会者による多数の少女などへの性的暴行が明らかになった問題で、BBCの調査委員会は25日、番組に関連した被害者は72人に上るとしたうえで、被害の訴えが幹部には報告されず不正を言いだしづらい風土があったと指摘しました。 調査委員会は25日、番組に関連した被害者は2006年までの40年余りの間に、BBCのスタッフも含め男女72人に上ることを明らかにしました。 また、8件の被害の訴えがBBCに寄せられたものの幹部には報告されておらず、人気司会者の不正を言いだしづらい風土があり、今も人事面での冷遇などを恐れて告発を控える雰囲気が存在すると指摘しました。 BBCのトニー・ホール会長は会見で、弁解のしようがないと謝罪したうえで、「スタッフや番組を楽しみに来る人を守るのではなく、BBCの評判を守ろうという圧力が強かった」と述べ、告発制度の見直しなどを進める考えを
【AFP=時事】(一部更新)出演したドキュメンタリー番組の収録中に殺人を「告白」したとみられる米国の富豪が殺人容疑で逮捕され、話題を集めている。 【写真4枚】隣人殺害の罪で起訴され出廷した容疑者 およそ44億ドル(約5340億円)の資産を保有するニューヨーク(New York)の不動産一族の一員であるロバート・ダースト(Robert Durst)容疑者(71)は14日、ルイジアナ(Louisiana)州ニューオリンズ(New Orleans)で逮捕され、16日にロサンゼルス(Los Angeles)で訴追された。親しい友人だったスーザン・バーマン(Susan Berman)さんが2000年に殺害された事件をめぐる殺人容疑だ。 容疑者の身柄は今後、カリフォルニア(California)州に移送される予定。裁判で有罪となれば、死刑が言い渡される可能性もある。 ダースト容疑者は、ケーブルT
窪田順生氏のプロフィール: 1974年生まれ、学習院大学文学部卒業。在学中から、テレビ情報番組の制作に携わり、『フライデー』の取材記者として3年間活動。その後、朝日新聞、漫画誌編集長、実話紙編集長などを経て、現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌でルポを発表するかたわらで、報道対策アドバイザーとしても活動している。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。近著に『死体の経済学』(小学館101新書)、『スピンドクター “モミ消しのプロ”が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)がある。 「ほこ×たて」がヤラセで放映中止になった。 以前からドラマチックすぎる対決もちょいちょいあったので、「そりゃそうだよなあ」とさほど驚きもないのだが、今回ひとつだけビックリしたことがある。 フジテレビの手際の良さだ。 10月20日
2011年09月05日12:00 カテゴリネット放送 東海テレビ検証番組に見るテレビ業界の体質 このエントリーには、不十分な情報に基づく予断が多く含まれています。業界の内情を知る一つの参考にはなるかもしれませんが、より事実に近い問題点の指摘に関しては、次のエントリーをご覧ください。 東海テレビが8月30日に検証番組「検証 ぴーかんテレビ不適切放送 〜なぜ私たちは間違いを犯したのか〜」を放送した。動画も同社サイトにしばらくの間公開するそうである。CMなしの1時間番組なので結構長いのだが、検証部分は9分半ぐらいから始まる。 以前謝罪番組が放送されたときにその原因を予想したのだが、だいたい想像通りのことが起こっていたようである。 この検証番組は、一つの謝罪コンテンツとして、非常に良くできている。おそらく関西テレビなど過去の検証番組をかなり研究して作られたのだろう。逆にここまでの用意周到さを、気味
地上デジタル放送への移行を前に、受信機能のないブラウン管テレビの不法投棄が急増していることがわかった。 昨年度だけで全国で約8万6000台が見つかっており、自治体や地域住民が後始末に追われている。環境省などは悪質な回収業者が正規の処理場に持ち込まず、不正に利益を得ているケースがあるとみて検査強化に乗り出した。7月の完全地デジ化を控えて投棄はさらに増える恐れがあり、対策を求める声が高まっている。 昨年12月はじめ、宮城県川崎町の山林でブラウン管テレビ18台が捨てられた。現場は隣接する団地住民らの共有林。地元行政区長の古郡金蔵(ふるこおりかねぞう)さん(75)は「大切な里山を汚された。迷惑を被った上に、処理に頭を悩ませなければならないとは」と憤る。 環境省によると、リサイクルが義務づけられている家電4品目(テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機・乾燥機)の不法投棄は2009年度、全国で約13万300
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