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ブックマーク / sugaya03.hatenablog.jp (10)

  • たまに考えてしまうYouTubeプレミアムと広告の話。 - 白昼夢の視聴覚室

    YouTubeプレミアムに加入していない。お金を払いたくはないからだ。ケチなつもりはない。YouTubeプレミアムに対して、お金を支払うほどの価値を感じていないだけの話である。なので、いずれは加入することになるかもしれないが、少なくとも今の時点で、その予定はない。このYouTubeプレミアムの特典のひとつに【広告なしで動画が見られる】というものがある。YouTubeの動画を見ているときに、何の前触れもなく一方的に広告動画が流れることがあるのだが、それを見なくても良いというのである。この他にも、オフライン再生、バックグラウンド再生などの特典があるようなのだが、この【広告なしで動画が見られる】ことがYouTubeプレミアムにとって、一番の売りであるらしい。この話を聞くたびに、不思議な気持ちにさせられる。来、広告というものは、広告主が自社の広告動画をユーザーに見てもらうために、動画サイトに広告

    たまに考えてしまうYouTubeプレミアムと広告の話。 - 白昼夢の視聴覚室
  • 「シアター・コントロニカ『回廊とデコイ』」 - 白昼夢の視聴覚室

    「シアター・コントロニカ『回廊とデコイ』」を有料配信で観る。 シアター・コントロニカとは、2020年に芸能活動からの引退を表明した小林賢太郎が、note株式会社が運営するウェブサイト「note」において2023年に開設した架空の劇場(アカウント)である。小林の手掛けるコントが、文章・音声・映像などのような様々な形で公開されている。 作は、そんなシアター・コントロニカで公開されているショートフィルムと、2024年4月に神奈川芸術劇場で上演された配信コント公演『回廊』の映像を掛け合わせた、短編映画である。2023年11月から2024年3月にかけて全国の映画館で上映され、2024年4月から5月にかけて有料配信が行われた。視聴代は、物の映画のチケットを模した紙の状態で送られてくる、“オンラインシアター特別鑑賞券”が4,000円。これに合わせて、実際の劇場でも売られていた映画のパンフレット2,0

    「シアター・コントロニカ『回廊とデコイ』」 - 白昼夢の視聴覚室
  • 夢も希望もないけれど、分かっちゃいるけど辞められない「芸人という病」(西堀亮) - 白昼夢の視聴覚室

    芸人という病 作者:西堀亮 双葉社 Amazon 若手芸人に興味を持ち始め、若手芸人の登龍門的存在だった『爆笑オンエアバトル』を見るようになって、驚いたことがある。それは若手芸人として活動している人の数の多さだ。毎週、まったく違った十組の芸人たちがネタで競い合う模様を収録することが成立させられるほど、多いという事実に驚いたのである。時は2002年。お笑いブーム黎明期である。 それまで、芸能に対して、さしたる関心のなかった当時の私だが、『ボキャブラ天国』の存在は認識していた。爆笑問題、ネプチューン、つぶやきシロー、金谷ヒデユキなど、個性豊かな芸人たちが存在することも知っていた。だが、『ボキャ天』はメジャー枠とチャレンジャー枠の対抗戦であったがゆえに、芸人たちの入れ替わりの頻度がそれほど多くなかったため、それが氷山の一角であることに気付けなかったのである。番組に出演している芸人たちの背中のずっ

    夢も希望もないけれど、分かっちゃいるけど辞められない「芸人という病」(西堀亮) - 白昼夢の視聴覚室
  • 8月22日の彼女 第1回単独ライブ「さいごのデートコース」(2023年9月1日) - 白昼夢の視聴覚室

    結婚をして、実家を出ることになったときに、長年にわたって押し入れの奥底に隠してあったエロ雑誌を処分した。空いた部屋を姪っ子が使うと聞いていたので、とても置きっぱなしにすることは出来なかったからだ。 それらの多くは高校生の頃にこっそり古屋で買い集めたもので、当時の時点で既に古びていたが、そこから更に十五年が経過した令和の時代になってからだと、もはや歴史的な遺産であるかのような存在感だ。 ページを開くと、野暮ったい見た目で油断しきった体型の女性たちが、裸体で股を開いている写真が目に飛び込んでくる。股間部分は黒で塗りつぶされている。モザイクやボカシですらない。ネットで検索すれば、いくらでも無修正動画が引っかかる今の時代において、それは完全に過去の遺物であった。 だが、それは私にとって、エロスの原点であり絶対的なゼロ地点でもあった。それらは間違いなく、今の私を構成する血肉なのだ。 先日、ぐんぴぃ

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  • マシンガンズとDVDの話。 - 白昼夢の視聴覚室

    怒 〜再編集版〜 (DVD) マシンガンズ Amazon 既報の通り、2023年8月2日にリリースされる『マシンガンズ「怒」』は、2008年12月に発売されたDVDの再編集版である。 一応、“ベスト盤”と銘打って紹介されていることが多い作だが、収録されているネタの少なさや異常に低い価格設定を見ても分かるように、一般的な傑作撰とは少し異なった謂れの作品である。というのも、これは当時、リーズナブルな価格で芸人のネタを楽しめる“笑魂(short contents)シリーズ”の一枚として、発売されたものだからだ。時代は「爆笑レッドカーペット」に代表されるショートネタの全盛期。注目度の高い芸人が次々に登場する時代だったからこそ、採用された手法といえるだろう。 ちなみに、“笑魂シリーズ”としてDVDをリリースした芸人は、以下の通り。 ・2007年6月 超新塾「ロックンロール劇場」 360°モンキーズ

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  • さらば愛しの『メルマ旬報』。 - 白昼夢の視聴覚室

    『メルマ旬報』が終わる。 編集長である水道橋博士による参院選での当選を受けて、会社が「特定の政治家が編集長を務めるメディアを運営することは出来ない」との判断を下したことが大きな理由らしい。「別にええやないか」という気もするし、「しゃーないなあ」という気もする。とはいえ、今回のことがあろうとなかろうと、永遠に続くものなんてこの世には存在しない。そういうものである、と受け入れるしかないだろう。 とはいえ、『メルマ旬報』が終わるという報せは、私の心を少なからず揺さぶるものだった。というのも、『メルマ旬報』の存在を知ったその日から、いつか『メルマ旬報』に原稿を送りつけてやろうと、密かに思い続けていたからだ。 個人的な昔話をする。 今から十五年ほど前、大学生だった私は「お笑いに関する文章でメシをえないものか」と考えていた。当時の私は、今よりもずっとブログに対して熱を入れていて、文章に対する自信もそ

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  • あばれヌンチャクの記憶 - 白昼夢の視聴覚室

    元「あばれヌンチャク」の竹内幸輔氏が亡くなった。45歳だった。 かつての相方で、晩年はピン芸人「桜塚やっくん」として活動していた斎藤恭央氏は2013年に亡くなっているため、これであばれヌンチャクというコンビは完全にこの世から消滅してしまったことになる。2005年にコンビそのものを解散しているため、消滅もへったくれもないのだが、それでもかつてのパフォーマンスを体験している人間としては、一抹の寂しさを覚えずにはいられない。 あばれヌンチャクのネタを初めて目にしたのは、2002年1月に放送された『爆笑オンエアバトル』。お笑い芸人に対する好奇心が芽生え、番組を視聴し始めた頃のことである。その日は、テツandトモやだいたひかる、スピードワゴンなどの面々によるパフォーマンスがオンエアされていた。だいたひかるはこの日が初オンエア。『エンタの神様』で披露していたような「どうでもいいですよ」スタイルはまだ確

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  • この記事は削除しました。 - 白昼夢の視聴覚室

    この記事は削除しました。 正直、それほど間違ったことを書いていたつもりはありません。ブクマコメントに関しても「うるせー文句あるなら烏合の衆から飛び出してタイマン張れやボケナス」という気持ちが大きく、そのまま残しておいても構わないと思っていました。ですが、当ブログ史上最もブクマを集めた記事として、このネガティブな感情にまみれた記事が今後も定期的に浮上する可能性を考慮すると、残したままにしておくのも芳しくないのではないかとも思いました。こういうのはとっとと過去になってくれた方が良いのです。 というわけで、削除しました。こちらからは以上です。

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  • NO MUSIC,NO NAME. - 白昼夢の視聴覚室

    以前、このブログで水曜日のカンパネラのインストアライブに行ってきた旨を記事にしていたことからも分かっていただけると思うが、私は水カンのファンである。去年あたりから聴き始めた程度ではあるが、手に入りやすいアルバムは揃えている程度にはファンである。そんな私だが、この件に関しては、正直なところ水カン側に配慮が欠けていたと言わざるを得ない。曲名のモチーフが「ヒカシュー」ではなく「ヒカシュー大将軍」であったというケンモチヒデフミ(水カンの音楽担当)の主張が事実であったとしても、彼が「ヒカシュー」を知っていたという事実を明らかにしている以上、その日音楽史史上に燦然と輝く孤高の名称を曲名にすることで知名度に便乗してやろうという意図があった可能性は否定できない。また、そのような卑劣で狡猾な意図がなかったとしても、結果としてそういう疑念を当事者に抱かせてしまったという事実は確固としてあるのだ。加えて、『ヒ

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    takaaki110
    takaaki110 2016/05/17
    Twitterにてこの続きみたいなツイートがあったという事を、ここに書いとく。多分、ログ追えば出る。
  • 「笑点 50周年記念スペシャル」オープニングアニメ・解説 - 白昼夢の視聴覚室

    以前、『笑点』のオープニングアニメを解説したことがあった。 当時のブログでは、落語を取り扱った記事はリアクションが集まりにくい傾向にあったのだが、この記事はなかなか良い反応を頂いた記憶がある。流石は国民的バラエティ番組『笑点』といったところだろうか。 そして今回、歌丸師匠が司会を引退するということでも話題になった「笑点 50周年記念スペシャル」のオープニングが、これまでのものとは違う新作映像だったので、これを解説しておこうというのがこの記事の目的である。 まあ、こまっちょろい話は置いといて、とっとと始めよう。以下、敬称略。 まずは桂歌丸の映像から。殿様に扮した歌丸が、庭の桜の木に気を取られている間に、お膳の上の鯛が引っ繰り返されている。これは殿様噺のマクラでよく語られている小噺『桜鯛』からきている。その内容は、ある時、お膳の鯛を普段は一口しか召し上がらない殿様が、お代わりを所望したため、殿

    「笑点 50周年記念スペシャル」オープニングアニメ・解説 - 白昼夢の視聴覚室
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