ブックマーク / econ101.jp (3)

  • デイビッド・アンドルファット「ミスリーディングなMMT調査に物申す」

    David Andolfatto “The Chicago Booth Survey on MMTMacroMania, March 14, 2019 シカゴ大学ブース校が経済学者たち対して行った調査(こちらを参照)についてに少々物申しておきたい。この調査は,次の2つの主張について各自がどれほど強く信じているかについて尋ねたものだ。 質問A:自国通貨での借り入れを行う国は,自身の債務を賄うためにいつでもお金を創り出すことができるので,政府の財政赤字を心配する必要はない。 質問B:自国通貨での借り入れを行う国は,お金を創り出すことで自身が望んだだけ政府実質支出を賄うことができる。 当然ながら,調査を受けた経済学者のほとんどが両方の主張を否定した。それは問題なし。でも実は問題ありだ。なぜならこの調査は 現代金融理論(MMT) と前置きして,このふたつの主張があたかもMMTの核となる信念の一

    デイビッド・アンドルファット「ミスリーディングなMMT調査に物申す」
    tamurin7
    tamurin7 2019/03/29
    紙幣の価値は国家の解散価値が担保しているとでも思ってるのだろうか。。
  • ニック・ロウ 「タイムトラベルも不可能じゃない? ~国債(政府債務)の負担をめぐる論争への挿話めいたもの~」(2012年10月13日)

    ニック・ロウ 「タイムトラベルも不可能じゃない? ~国債(政府債務)の負担をめぐる論争への挿話めいたもの~」(2012年10月13日) ●Nick Rowe, “How time travel is possible”(Worthwhile Canadian Initiative, October 13, 2012) 東海岸に在住する住人の手からミルクをひったくって西海岸に在住する住人にミルクを譲り渡す。あなたがそうしたいと考えているとしよう。ただし、ひったくったばかりのミルクが腐らないうちに東海岸から西海岸までの間を高速で移動できる術は持っていないとしよう。 どうしたらいいだろうか? こうすればいい。 まずは東海岸に在住する住人の手からミルクをひったくる。そしてそのミルクを携えたまま数キロほど西に移動。そしてそこに住む誰かにこう掛け合う。「このミルクとあなたが持っているミルクを交換しても

    ニック・ロウ 「タイムトラベルも不可能じゃない? ~国債(政府債務)の負担をめぐる論争への挿話めいたもの~」(2012年10月13日)
    tamurin7
    tamurin7 2018/03/26
    百年後のミルクを現代に持って来れるように感じるかも知れないが、ある時代に生産されたものがその時代に消費されることに変わりない。現代のミルクは現代の人が消費するし、百年後のミルクは百年後の人が消費する。
  • ビル・ミッチェル「MMTが論ずるのは『現実が何か』であって、『現実がどうあるべきか』ではない」(2017年4月20日)

    ビル・ミッチェル「MMTが論ずるのは『現実が何か』であって、『現実がどうあるべきか』ではない」(2017年4月20日) Bill Mitchell, MMT is what is, not what might be, Bill Mitchell-billy blog, April 20, 2017 これまで定番のように書いてきたことの一つに、「MMTで世界は変わる」症候群とでもいうべき、読者や第二世代MMTブロガーが犯しがちな誤りがある。 あるいは「世の中を良くするために、原則をMMTに変える必要がある」症候群とも言えるだろうか。 MMTがレジームチェンジを求めているという考えは間違いで、そういう考え方ではMMTの核の問題意識から乖離してしまうことになる。 このブログ記事では、そういった症候群やMMTの考えの発展の様々な側面を俎上に上げているが、この作業によって、MMTの核の(初期の)研

    ビル・ミッチェル「MMTが論ずるのは『現実が何か』であって、『現実がどうあるべきか』ではない」(2017年4月20日)
    tamurin7
    tamurin7 2018/01/26
    (主流派経済学は)知識が一から十まで偽物であるのに、その学問分野の支配が維持される。メディアや、専門的地位や昇進、学術基金へのアクセス、外部者を真実から遠ざけるための様々な偽装工作によって。
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