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  • 暴力から見た「国家」――萱野稔人「国家とはなにか」 - 「壁の中」から

    『国家とはなにか』 作者: 萱野稔人出版社/メーカー: 以文社発売日: 2005/06/17メディア: 単行購入: 12人 クリック: 142回この商品を含むブログ (118件) を見る国家とはなにか、を原理的に分析するきわめて理論的な。だけれど、よく整理されていてとてもわかりやすいので、楽しくさらに非常に興味深く読むことができる。 最近読んでたのが渋谷望の「魂の労働」や酒井隆史の「自由論」などの、ネオリベラリズム関係の、政治と権力と労働と自由と、といった論題を扱っていて、内容を追い切れない部分が多かったので、この平易さは助かった。その酒井隆史の「自由論」や「暴力の哲学」と併読することを著者自身が後書きで勧めている通り、このは国家を暴力の運動として捉えるという視点を据え、一種の暴力論として書かれている。 これは私にはかなり新鮮な分析だった。これまでの国家論というのは「想像の共同体」論

    暴力から見た「国家」――萱野稔人「国家とはなにか」 - 「壁の中」から
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