米Google CEOのEric Schmidt氏は2月15日、スペイン・バルセロナの「Mobile World Congress 2011」で基調講演を行った。昨年はQAセッション会場にて聴衆(主としてオペレータ)が不信感や反感を露にして、気まずい雰囲気の中で講演を終えたが、今年は「Android」ブームのためか、あるいは春にCEO退任が決まっているためか、QAセッションで白熱する場面はなかった。 Eric Shmidt氏 Schmidt氏は昨年、コンピューティング、コネクティビティ、クラウドの3つの土台の進化に触れ、「Mobile First(まずモバイル)」と述べた。今年も同じような内容となった。 最初にSchmidt氏は、Androidに関するいくつかの数値を出した。 毎日30万台のAndroidスマートフォンがアクティベートされている 27社のOEMが製造 機種は170以上 69