マルチスレッドとは、スレッドを複数同時に動かすことです。普通のアプリケーションは 基本的に1つのスレッドで動いています。 マルチスレッドと聞くと難しそうですが、MFCでは意外と簡単に出来ます。 ちなみに、「Windowsが擬似マルチスレッドだ~」というような議論は、ここではしません。 よく分からないしぃ。 典型的なマルチスレッドの使い方としては、 画面表示やユーザーからの入力を行うインターフェーススレッドと、 計算をごりごり行うワーカースレッドの2つのスレッドに分けるものがあります。 例えば、ワーカースレッドで計算を行い、その計算の進み具合を インターフェーススレッドのプログレスバーで表示するというものです。 ここでは、「バージョン情報」のダイアログにプログレスバーを付け、 ワーカースレッドで値を1ずつ増加させる処理を行い、 プログレスバーにその状況を表示させるサンプルを示します。 まずは