「薄さ」を強く感じさせる新デザイン MacBook Airは2008年に初代機が誕生した、MacBookの中で最も薄く・軽いことを特徴にうたうモバイルPCだ。パネルを閉じた状態で、先端に向かって形を尖らせた「ウェッジシェイプデザイン」をトレードマークにしていたが、このたび14年半ぶりにデザインが大きく変わった。 新しいMacBook Airでは、本体の厚さ(=薄さ)は約1.13cm。最も厚い箇所が1.61cmになるM1搭載MacBook Airと、スペックを見る限り寸法はさほど変わらないように思えるが、実機は見た目に、そして手に取ってみても前機種よりも薄くなったように感じる。 また、全体が均一に薄いデザインだからだろうか。前機種よりも体積を約20%削減して質量は50g軽くなった。こちらは持ち比べて即座に手応えを感じるほどではない。