ここから、円周率や角度に関するものと三角関数を紹介します。事務系の方は、ほとんど使うこともないかもしれません。技術系や学生の方には少し参考になるかと思います。 ■PI関数 PI 関数は、そのものずばり円周率(π)を返す関数です。とは言うものの、円周率は未だに世界中で計算され続けている確定していない値です。従ってPI 関数で求められるのは、近似値の15桁です。即ち、3.14159265358979 を返します。(円周率は、現在1兆桁を超える値が計算されています) 円周率とは、円の直径と円周の長さの比率のことです。平たく言えば、直径1メートルの円周は3.14…メートルであるということです。 書式で表すと、PI()となります。 この関数に引数はありません。( )のみです。ただし、( )は省略できません。 15桁の円周率を返しますが、書式の表示形式が標準のままでは、10桁までしか表示されません。セ