アニメ界のご意見番と言えばこの人! 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』などの作品で知られる押井守監督に、今年のアニメ界で注目した出来事を振り返っていただいた。 取材・構成=渡辺麻紀 ◆◆◆ 「作り手として“配信”に限界が見えた」 (1)視聴者からの反響が見えづらい見放題月額制 当初、ネットフリックスやアマゾンプライムなどの配信会社はクリエイターを尊重してくれる上に、資金もあって予算的にも苦労が少ない……そんなふうに聞いていた。私も何本か企画書を出したのだけれど、ことごとく通らなかったし、そうしているうちに状況も変化していったんだよね。 こういう状況は、80~90年代のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)ブームと似ていると思う。最初はオリジナルのストーリーを作らせてくれていたのに、あっという間に人気シリーズのスピンオフなど、鉄板の企画しか通らなくなったんだ。配
見ている人が周りにも増え、「カゲロウプロジェクト(以下・カゲプロ)」大好きな自分は意気揚々と「話そうぜ!」と盛り上がった時、アニメをかなり見ているはずの友人たちは言いました。 「で、『カゲプロ』と『メカクシティアクターズ』って同じなの?」 そこからかー! 確かにわかんないよね。 ニコニコ動画の累計再生数2500万以上。小説は累計200万部超え。CD「メカクシティレコーズ」売上オリコン一位。 十代に絶大な人気を誇る「カゲプロ」。 でもなぜか大人の間では全然知られていない。 大きな断層が「カゲプロ」にはあります。 朝井リョウ(1989年生まれ・直木賞作家。『桐島、部活やめるってよ』など)「カゲロウプロジェクトの場合は、ボーカロイドとかイラストっていうだけで、もう勝手に遮断してしまってる大人がいると思うんですよね。でも単語レベルで理解されないだろうなと思ってた『桐島』が意外と大人に読まれたように
ゲームの開発会社からネットカルチャーの一角を担う企業へと成長したドワンゴ。その代表である川上量生氏が、2011年にTechCrunch Tokyoで語った、ニコニコ動画をつくったときのエピソードがすごすぎたので書き起こしました。 ニコニコ動画を作る時に考えていたこと ニコニコ動画をつくったときのインターネットのビジネスチャンスやその際の日本のIT業界に対して思ったことは、他の人がやらないことをやるのが一番のビジネスチャンスであり、タイムマシン経営と呼ばれるようにアメリカの今を見て日本とアメリカの情報格差を利用し、ビジネスをすることがベンチャーの世界であるということが、パソコン通信時代からずっと続いているのは違うと感じていました。 川上氏はネット住民が誕生したのはパソコン通信の時代であったと考えており、そこで初めてバーチャルな世界で人生の一部の生活をおくる人たちが登場したと語ります。パソコン
クラウドソーシングサービスなどというサービスにちょっと手を出してみました。結論からいうと、正直あまり使いたくないなと思いました。よくも悪くも名前を聞くランサーズというサービスについてです。なんかもっと上手に付き合う方法がある気がしてたんだけどなあ。 クラウドソーシング(というかランサーズ)について どんなサービスか ランサーズ 一言でいうと、仕事をやってほしい人と仕事をしたい人のマッチングサービスです。 特徴 良い所 営業しないでもお客さんと出会える可能性がある エスクロー入金(後述します) 手数料は無難な料金設定だと思う。特に文句はない。 悪いところ 今からツラツラと書く。 どんな仕事内容がマッチングされているのか システム開発 webシステム・アプリ開発・ソフトウェア開発・VBAなど・ゲーム開発・サーバ構築・セキュリティ・DB構築 Web制作 ホームページ/webデザイン・スマホ/モバ
創造力豊かなプロのフリーランスデザイナーが、カスタムメイドのロゴを制作。一際輝くデザインで、ビジネスを成功に導きます。
自らを「読み捨てされる作家」と称する漫画家・青木光恵さん。夫の小形克宏さんと二人三脚で個人電子雑誌『スマホで光恵ちゃん』を創刊して約半年。その取り組みの経緯と成果を聞いた。 紙の本が売れなくなったといわれてはや数年。出版社が電子書籍への取り組みを続ける中、漫画家や作家も電子書籍の自主出版など、さまざまな可能性を試行している。 自らを「読み捨てされる作家」と称する漫画家・青木光恵さんもその1人。夫の小形克宏さんと二人三脚で2013年11月から個人電子雑誌『スマホで光恵ちゃん』(以下、『すまみつ』)を、ブクログの電子書籍出版プラットフォーム「パブー」やAmazonのKindleストアで定期的に発行している。 2人の活動をサポートするブクログの大西隆幸さんを交えて、その取り組みで得られたものや、作家として直接ファンに作品を届けることで見えた可能性などを聞いた。 単行本の売れない作家=商品価値がな
2013年07月10日23:00 カテゴリリトルウィッチアカデミア Tweet リトル ウィッチ アカデミア 続編決定 & 投資祭り 海外の反応 「イヴの時間」の英語版制作でも、資金調達手段としても使われた「Kickstarter」において 「LWA」続編の質を向上させるため投資が募られました。今回はその模様をお送りします。 以下、4chan(ttp://archive.foolz.us/a/thread/89045664/)より引用です。 Tue Jul 09 2013 13:09:25(日本時間)さあ、みんなはどうする。http://www.kickstarter.com/projects/1311401276/little-witch-academia-2(以下概要) 1ドル以上の特典 「仮称:リトル ウィッチ アカデミア2(LWA2)の壁紙」20ドル以上 「公式サイトのスペシ
フリーソフト「MikuMikuDance」(MMD)の世界がまた大きく広がりそうだ。武術の技とモーションを、MMDの共有財産にするプロジェクト「SAMURAI MMD」(侍MMD)がスタートした。 武術の世界で培われた技術をMMDに継承する。それは誰もが幸せになる道かもしれない。具体的な流れとしては、まず、武術家が実写動画を撮影して投稿する(侍サイド)。次に、MMD制作者はそこから気に入った動きをモーションデータとして作品制作に活用する(MMDサイド)。 武術の実演動画とモーションデータはクリエイティブ・コモンズとして蓄積。これにより、「技のモーションデータが残る」「迫力ある殺陣を作品にできる」「ハイクオリティのアクション動画を楽しめる」「武術がエンターテイメントとして親しまれ、認知度が高まる」などの効用が期待できる。 匠の技 MMDへ継承 侍MMDの発起人は日本の伝統芸能「手妻(てづま)
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。 こんにちは、ONE MARKETING実践的インターネットマーケティングの知恵の清水です。 今回は、まだあまり話題になっていないPayPal日本語版についてお話したいと思います。 PayPalを既にご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、全世界で1億人以上が利用するといわれているオンライン決済の標準とも言えるサービスです。 世界標準で非常に便利、そして低コストのサービスにも関わらず、日本ではまったく普及していませんでした。 原因は言語です。 基本的に英語しか使えなかったため、日本企業が導入、そして利用するには大きな壁がありました。 しかし、今回、そのPayPalの日本語版が登場したことによって、日本のオンライン決済に大きな変化が現れること
前回に引き続き、「アニメーターになるには」について語るお三方。 今回は気になる賃金の話!講師陣の体験談なども含めてお送りします。 ※この講義は2011年4月、livedoor アニメ漫画ゲーム系ニュースサイト「Anigema〜あにげマ!〜」さんご協力のもとUSTREAMで配信した放送をテキスト化したものです。 2:アニメーターは食べていけるのか 大塚:アニメーターを目指す人にとってちょっと気がかりだと思うのは、収入の面だと思うんですね。アニメーションスタッフの賃金は安いということはずっと言われていて、そういった情報を聞いた方もいらっしゃると思うんですが、実際にはどういう感じなのか聞いていきましょう。動画って今一枚描いていくらくらいですか? 村田:TVだと1枚200円くらいだと思います。作品や会社にもよりますけど、ガイナックスだとだいたい月に300枚できれば多いほうなんじゃないですか
2013年7月。現状について ウチではもう大作ソシャゲは引き受けていません。オリジナルも新規開発の予定はありません。大半の業務を以前のような普通のウェブ案件に戻しました。ソーシャルゲームしか開発したことのない従業員への再教育に忙しい。以前に作ったオリジナルは黒字である限り運営を続けます。イベントやカード追加も行います。新機能などを入れることはないでしょう。会社としてはあまり力を入れていません。もうソーシャルゲームは短納期案件しか受けなくなったので業界の関係者ともあまり関わらなくなりました。既に俺の知っている情報は古いかもしれませんし、今後更新されません。ソーシャルゲームはオンゲだから人口が命だと以前に何度も繰り返しました。しかし、その人口で我々は結局大手には勝てなくなりました。とくに大手の抱える有力IPには全く太刀打ち出来ません。今オリジナルでブラウザのカードゲームソーシャルゲームを開発す
「自分が考えていることを、その場で決められた時間の中で他の人とシェアしないのは、プロとして犯罪に近い」 「プロというのはシステムで仕事をする人間である」 「いつ来るか分からない15分のために常に準備をしているのがプロで、来ないかもしれないからと言って準備をしないのがアマチュア」 などなど、非常に刺激的な言葉が次々と飛び出したのが、CEDEC2011の2日目基調講演「「ムーンショット」 デザイン幸福論」です。 国際的な活躍を続けるインダストリアルデザイナー、奥山清行氏による講演となっており、「実際に会場にいらした方に直接語りかけたい」という本人の強い希望によって、ニコニコ動画「CEDECチャンネル」での配信や講演資料の配布はなし、「最後の瞬間まで講演内容を考えたい」ということで演題・内容についての事前発表もなし、という直前まで謎のベールに包まれていた講演だったのですが、見ての通り少し書き出し
TorrentFreakで取り上げられているが、日本の経済産業研究所の田中辰雄氏が、「ネット上の著作権保護強化は必要か-アニメ動画配信を事例として」という論文を公開している。 興味深いのが、「YouTubeを典型例として私的コピーによる著作権者の収益減少は限定的であり、場合によっては著作権者の収入を増やすこともある」という分析だ。 論文では、2007年10月~2008年6月までの9ヶ月間に放映が開始されたテレビアニメを対象に、YouTubeおよびWinnyによる私的コピー数がDVDの売り上げやレンタル回数にどう影響するかを分析している。さまざまな分析が行われているが、分かりやすい傾向としては「YouTubeに違法アップロードされたファイルを放置してもDVD売り上げ、レンタル回数ともに減る傾向はなく、むしろDVD販売を増やす効果がある」「テレビ放映後にYouTubeにアップロードされたファイ
スライス・オブ・ワールド、略してすらるど。旧タイトル『海外の反応とか』。海外の反応をヘッポコな翻訳力で紹介しています。 ※この記事は今年6月のものです OpenMangaというプロジェクトがあります。 発案者はMangaHelpersという以前はスキャンレーションを配布していたサイトで、このOpenMangaプロジェクト発足に伴いスキャンレーションの配布は停止しているものの、今でもスキャンレーターの情報交換サイトとして運営されています。 そのMangaHelpersの立ち上げたOpenMangaプロジェクトは簡単に言うならスキャンレーションを合法の物にして利益を得られるようにしよう、というもの。 いってみれば漫画版クランチロールと言ったところでしょうか。 漫画家が漫画を提供し、スキャンレーターが翻訳し、OpenMangaがiPadやiPhone、AndroidOSを使って全世界で気軽に漫画
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