お寿司屋さん独特の言葉や専門用語を集めてみました。 ■あがり お茶のこと。もとは花柳界から来た言葉で「最後のもの」という意味があります。 すごろくのゴールや演芸での最後のお囃子が同じように「あがり」と呼ばれていて、 多くのお店では粉茶や番茶が出されます。 ■あにき 寿司屋の隠語。これは先に使う材料のことをいいます。 反対にあとから使う食材を「おとうと」といいます。 ■あらじこみ ある程度材料を使える状態まで処理しておくこと。 さらに材料の仕込みが行われたのを「なかじこみ」といいます。 ■オドリ 車えびのにぎりで活きたまま握ったもの。車えびが踊るように動くことから。 ■かっぱ きゅうりのこと。きゅうりの切り口がかっぱの頭のさらに似ているとか、かっぱの好物という所からきています。 ■がり しょうがのこと。噛んだときの音が「ガリガリ」という歯ごたえの音からきています。 がりには魚の生臭みを取った