平成26年1月から、国立国会図書館では、当館がデジタル化した資料を、全国の図書館等に送信するサービスを開始する予定です。送信の対象となるのは、当館がデジタル化した資料のうち、絶版等の理由により入手困難な資料です。 この送信サービスを利用すると、当館がデジタル化した資料の閲覧・複写を自館でも提供できるようになります。 平成25年10月から、送信サービスを利用する図書館等の募集を始めるに当たり、サービスの概要や利用方法に関する説明会を開催します。どうぞご参加ください。
気鋭の小説家、樋口毅宏(たけひろ)さん(39)が、25日発売の「雑司ヶ谷R.I.P.」の巻末に、公立図書館での貸し出しを、新刊の売れ行きに影響が大きい刊行から半年間、猶予するよう求める一文を掲載した。 図書館がベストセラーを大量購入して貸し出す現状については、複数の作家が「無料貸本屋」と異議を唱えてきたが、作家が自著に、このような一文を載せるのは「おそらく前例がない」(版元の新潮社)という。 樋口さんは「さらば雑司ヶ谷」で一昨年デビュー。続編となる新作は、昨年1年の大半を執筆にあてた力作だが、定価1600円で初版6000部のため、印税は96万円。一方で、昨年12月刊の自著「民宿雪国」が、ある図書館で44人もの貸し出し予約が入っていることを知り、それが今回の行動のきっかけとなった。 日本文芸家協会は、図書館の貸し出し実績に応じた補償金を著者へ払う制度の導入を国に求めているが、実現していない。
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