昭和、平成、令和と3世代にわたる女性の人生を描く、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK朝ドラ)。1月26日放送の第60回にあんこのお菓子「回転焼き」が登場し、放送後のツイッターでは「回転焼き」がトレンド1位に。それぞれ地域で異なる呼び名が話題となった。 ■ 今川焼き、大判焼き、太鼓焼き・・・さまざまな名称が存在 回転焼きとは、あんこやカスタードクリームなどの具を、小麦粉、卵、砂糖などを使ったほんのり甘い生地で包んで焼く、円盤状の焼き菓子のこと。全国的に愛されているものの、名称は統一されておらず、「今川焼き」「大判焼き」「太鼓焼き」など地域や店舗によってさまざまだ。 方言学の研究者で「回転焼の名称に関する調査」などの研究をおこなっている、奈良大学教授の岸江信介氏によると、以前約6000人にアンケートを採った際、全国で100種以上の呼び名があることが判明したというから驚きだ(SAVV