2022年8月24日発売「ラジオライフ」10月号の記事、「鳥取県に有害図書指定の理由を聞いてみた」の全文をPDFで配布します。 現在、鳥取県の条例改正により、鳥取県で有害図書に指定されるとAmazonで販売停止になることが発覚いたしました。 鳥取県で本を販売することが、もはやリスクといえる事態です。 条例の適法性と審議のプロセスを含め、有害図書の問題に関してここで1度考えておくべきではないでしょうか。 本記事がそのきっかけになれば幸いです。 ぜひご一読下さい。
国連の「子どもの売買、児童売春、児童ポルノ」に関する特別報告者、マオド・ド・ブーアブキッキオ氏が、漫画の児童ポルノ禁止を日本に要請という衝撃的な報道がAFPからなされました。 私は、同氏と10月20日に私の議員会館の事務所で面談を行い、漫画やアニメ、ゲームと児童ポルノとは無関係であること、児童ポルノ規制法改正案についてその経緯を詳細に説明し、同氏の理解を得ていました。訪問時は、まるで私がポルノ推進者であるかの誤解を同氏に植え付けられていた様です。そして、この法案の問題点は、児童の虐待を防止するためのものが、ポルノ防止になってしまったので、本当に児童虐待が行われても取り締まれない欠陥法であると当時の法務委員会での資料も使い詳細の説明を同氏にしておきました。同氏には表現の自由や日本の漫画やアニメに誤解と偏見があることを伝えましたが、結局は、この様な記事や記者会見になってしまいました。 記者会見
2014年6月18日に放送されたニコ生で、児童ポルノ法改正案の参議院法務委員会での質疑に立った山田太郎議員が、児童ポルノ法改正案に付いた附帯決議について語ってくれました。附帯決議は山田太郎議員が提案したものが国会で受け入れられた形です。山田太郎議員いわく、附帯決議には児童ポルノ法によるアニメ・マンガ規制を防ぐ効果もあるそうです。山田議員の実際の発言を文字起こししたので、公開します。
児童ポルノ禁止法改定の真の目的は何か? 単純所持禁止、マンガ・アニメ「調査研究」への懸念 ITmedia ニュース 5月27日(月)17時58分配信 「児童ポルノ禁止法」の改定案が自民党・公明党による議員立法で近く国会に提出されるという。 この法律の正式名称は「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」といい、1999年11月に施行された。議員立法による制定である。2004年に一度改定され、その後08年、09年、11年にも改定案が提出されたものの衆議院解散のため廃案になっている。今回の改定案はこれまでの3回の改定案を踏まえたものである。 本来この児童ポルノ禁止法の立法趣旨は、第1条で述べられているように「児童に対する性的搾取及び性的虐待」から児童を護ることである。 これ以前は法的に児童を守る方法がなかったことを考えると画期的な法律である。この点において児童ポ
自民、公明両党は21日、子供のわいせつな画像や写真の「所持」を禁止するための児童ポルノ禁止法改正案を議員立法として来週中に提出することを決めた。日本維新の会を含む3党の共同提案となる見通しで、今国会中の成立を目指す。 改正案は「性的好奇心を満たす目的」の所持には1年以下の懲役、または100万円以下の罰金を科す。インターネット上の児童ポルノ閲覧の制限措置も検討規定として盛り込んだ。
民主党が児童買春・児童ポルノ禁止法の改正案をまとめたことで、焦点は既に改正案を国会に提出している自民、公明両党との修正協議に移る。個人的な所持をどこまで違法行為とするかや、アニメ・漫画などの扱いが修正ポイントとなるが、民主案と自公案の考えには隔たりが大きく、8月末までの今国会中の合意は難しそうだ。 民主党は09年3月にも改正案を国会に提出している。当時は個人的な所持のうち「有償または反復の取得」を処罰対象としていたが、今回は「有償かつ反復の取得」とし、違法行為の範囲を狭めた。一方、自公案は単純所持全般を禁止したうえで、「自己の性的好奇心を満たす目的」の場合「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」としている。 09年には、当時与党だった自公案に沿う形で3党が「単純所持の禁止」でほぼ合意していた。それが直後の衆院解散で廃案となり、空気は変わる。いったん自公案に接近したものの、政権交代で与党
民主党の児童ポルノ法検討ワーキングチーム(WT)は2日、児童買春・児童ポルノ禁止法の改正案をまとめた。個人的に所持する目的でも、お金を払って繰り返し入手する「有償かつ反復して取得」の場合は「単純所持」と区別し、「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」の罰則対象とすることが柱。週内にも議員立法で衆議院に提出する。同党は同法改正案を提出済みの自民、公明両党と修正協議に入る。 同法改正を巡っては、売却などを目的としない単純所持を違法とし、処罰対象とするかどうかが焦点だ。自公案は処罰対象としているが、民主党内には「捜査権の乱用につながる」との懸念が根強くあり、単純所持と区別して、お金を払って得た場合に処罰対象とすることで落ち着いた。 また、実在しない子どもを性的に描いたアニメ・漫画などについては、「表現の自由」に抵触するとの懸念があることから「規制するものと解釈してはならない」との条文を追
東京都の青少年健全育成条例の改正案に漫画家や出版社が「表現の萎縮を招く」などとして反発し、石原慎太郎都知事が実行委員会を務める「東京国際アニメフェア」への出展を取りやめた問題に絡んで、石原知事が過激な発言をした。 漫画家や出版社側が「アニメフェア」に対抗して開催を計画していたイベントが東日本大震災で中止になったことについて「ざまあみろ」と述べたものだ。後に撤回・謝罪に追い込まれた「天罰」発言と同様、震災発生を肯定的にとらえているともとられかねない発言だ。 「エロマンガって言うのを読んだことがあるんですか」 発言が飛び出したのは、動画投稿サイト「ニコニコ生放送」の新番組「田原総一朗 談論爆発!」。2011年5月17日夕方の初回放送で、石原氏がゲストとして約1時間にわたって登場。延べ2万5000人が視聴し、約4万6000件のコメントが寄せられた。 条例案に対する一連の批判について、石原氏は 「
16日の東京都議会は一般質問が行われた。 都青少年健全育成条例改正案に漫画家や出版社などが反発、東京国際アニメフェア(実行委員長・石原慎太郎知事)への出展や協力を拒んでいる問題に関し、民主党くりした善行議員が質問した。 くりした議員の質問に対し、石原都知事は答弁の中でフェアへの出展を見合わせた出版大手10社に「フェアの成功に手を携えていきたい」と協力を要請する手紙を送ったことを明らかにした。 平成23年第1回定例会質問項目 平成23年第1回定例会録画映像
過激な性表現を含む漫画やアニメの販売を規制する「東京都青少年健全育成条例」について、東京都の猪瀬直樹副知事がツイッター上で2011年2月13日、「コミケは都条例の対象にならない」と発言し、ネット上で反響を呼んだ。なかには「猪瀬氏の個人的見解」と軽視する見方もあったが、ニコニコニュースが14日、東京都庁の担当部署に取材したところ、「コミックマーケットなどの同人誌即売会は都条例の対象にはならない」という、猪瀬副知事と同様の見解が示された。 猪瀬副知事はツイッター(@inosenaoki)で 「コミケは祝祭空間であり、『自治共和国』としての森川嘉一郎氏のガバナンスがしっかりしているので都条例の対象とならない。そもそも『図書類の発行、販売又は貸付けを業とする者』(7条)に当たらない」と発言。それに対し、ツイッター上では「猪瀬氏の個人的な見解に過ぎず、審議会の方針ではないという展開にならないよう、確
過激な性行為などを不当に賛美・誇張する漫画やアニメを規制する「東京都青少年健全育成条例 改正案」は2010年12月に可決されたが、これを受けて2011年2月10日、東京都庁の公式ウェブサイト内「東京都青少年・治安対策本部」のページに、「平成22年東京都青少年の健全な育成に関する条例の主な改正点」と題されたパンフレットが掲載された。このパンフレットには、インターネット利用環境の整備や児童ポルノ、図書類の販売制限に関する説明がなされているほか、想定される質問に答える「Q&A」のコーナーも設置されている。 Q2「漫画等の規制は、『表現の自由』を侵害するものではないでしょうか?」という質問に対しては、「青少年の健全な成長を阻害するおそれがある図書類(漫画等含む)を区分陳列する制度は、これまでの条例でも規定されて」いること、「ほとんど全ての道府県に同様の制度」があることを説明。今回の改正では「あくま
昨年2010年12月に改正案が可決された、過激な性表現を含む漫画やアニメの販売を規制する「東京都青少年健全育成条例」。同条例はいまだ企業・クリエイター・漫画やアニメファンらの間で繰り返し議論されているが、可決直前に角川書店社長の井上伸一郎氏がTwitter上で「東京国際アニメフェア」への出展を中止する発言をしたことを覚えているだろうか。条例可決から2ヶ月ほど経った今、講談社発行の写真週刊誌「FRIDAY(フライデー)」(2011年2月25日号)のインタビューで、井上氏がいま一度、条例に対してはっきり「反対」の姿勢を示した。インタビューでは長年にわたり出版業界に身をおいてきた井上氏の"強い危惧"が語られている。 現・角川書店社長の井上伸一郎氏は、1980年早稲田大学在学中に雑誌の副編集長に就任、以来「月刊ニュータイプ」「月刊少年エース」など多くの雑誌編集に携わったのち、2007年角川書店(新
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu 実は、猪瀬さんは、ブックオフ対策がきっかけで2000年に設立された「21世紀のコミック作家の(著作権を考える)会」の理事でした。退任したのは去年の夏です(後任は秋本治先生)。総会では、退任理由についての説明がありませんでしたが、まず都条例絡みでしょう。 2011-01-18 16:46:56 赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu つまり、著作権や漫画家への利益分配については、普通に漫画家側に付いていたし、何年も漫画家の権利を守る側にいたわけです。(この活動により、我々漫画家はコミックレンタル店における貸与権報酬金を得られるようになった) 2011-01-18 16:48:18 赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu そんな彼が、マンガ規制推進派(※本人は規制ではなく棚問題として
我々は12月10日付で、「東京国際アニメフェア2011」への協力・参加を拒否する緊急声明を発表しました。まず、これに関して、アニメファンをはじめ同アニメフェアを心待ちにしていた皆様方に対し、心よりお詫びを申し上げます。しかしながら、我々がこのような行動を取らざるを得なかったのは、何としても、「東京都青少年の健全な育成に関する条例改定案」の可決に反対するため、何らかの意思表示をすることが、結局は全国の漫画・アニメファンのためでもあると思ってのことでした。この点について、漫画・アニメファンの皆様方のご理解を賜りたいと思います。 ところが、上記改定案は多くの問題点を指摘されながらも、結局、12月15日に都議会で可決されました。漫画家やアニメ制作者からは、改定案が抽象的で曖昧な要件によって創作活動を萎縮させる恐れがあるなどとして、容認できないとの声が次々に上がっています。我々としても、このような
【アニメ漫画規制】 東京国際アニメフェア、開催困難…事務局が声明 1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ :2010/12/21(火) 21:09:14 ID:???0 東京アニメフェアは開催困難=事務局の日本動画協会が声明 主要漫画出版10社が来年3月の「東京国際アニメフェア2011」への参加拒否を表明した問題で、同フェアの事務局を務める日本動画協会は21日、「このままの状況では実質的に実行不可能な事態になる」と憂慮する声明を発表した。 声明は、東京都の漫画・アニメ規制強化に抗議する10社の姿勢を支持する一方で、「大幅な出展撤回が避けられず、これまでのようなクオリティーを保つことが極めて困難」としている。 同協会の両角孝保専務理事によると、ボイコットにより同フェアの出展数は当初の 約650ブースから3分の2程度に減る見通し。コミック10社のうち角川書店と集英社は
過激な性描写がある漫画の販売規制を強化する東京都の改正青少年健全育成条例に関連し、石原慎太郎知事は17日の定例記者会見で、72年発行の自著「真実の性教育」(光文社)に「いかなる書物も子供を犯罪や非行に教唆することはない」などと記述していたことを指摘され、「そのころ私は間違っていた」と述べた。「変態を是認するような本は、あのころあまりなかった」と釈明し、条例改正の正当性を強調した。 石原知事は、規制対象となる性的な漫画について「世の中に変態ってやっぱりいるからね、気の毒な人でDNAが狂ってて。読んだり、描いたりにエクスタシーを感じるのは結構。子供にさらさないように処置しただけ」と述べた。 また、中年男性の少女愛を描いたナボコフの小説「ロリータ」(55年)を例に挙げ、「当時ショッキングだったけど、あの程度なら叙述の美しさもある」とし、少女強姦(ごうかん)などを描いた現代の漫画に対しては「何の役
☆12月8日の石原慎太郎東京都知事の発言に対して、「つなぐ会」から抗議文を送りました。ある当事者の方から情報を得て作成に至ったのですが、若い当事者の方々の呼びかけで、大学のサークルから、そして当事者、家族、友人のみなさんから多くの賛同の声をいただき、6団体名と32名の個人名を連名させていただきました。 送付先は「都民の声総合窓口」「東京都人権部」「東京都人権プラザ」「東京都男女平等参画課」「都庁記者クラブ」の5か所です。私たちの声が都知事をはじめ、多くの国民に届くことを願ってやみません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2010年12月13日 東京都知事 石原慎太郎 殿 抗議文 特定非営利活動法人 LGBTの家族と友人をつなぐ会 理事長 尾辻孝子 特定非営利活動法人「LGBTの家族と友人をつなぐ会」は、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダ
お問い合わせをいただくので一応。 都条例関係、私なりにできることはしております。 しかしいろいろな手前これからも活動報告みたいなのは しません。ご了承ください。 条例は残念ながら通ってしまいましたが 私は戦いをやめるつもりはありません。 今後も自己責任のもとで描きたいものを 描いていきます。 先日も今後のために某国会議員の先生に お話をきいてもらいに行ってきました。 竹下亘おじさんが本当親身になって話を聞いてくれて、 アポなどとってくれました。 政治家にはこういうふうに人の話を聞く姿勢が とても大事だと思います。 自民党都議の方の中にとても残念な方々がおりました。 人の意見をまったく聞こうとしない。 漫画3冊見て規制が絶対必要だと思ったんだって。 3冊…。
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