WHOが「ゲーム障害」を国際疾病分類に追加したことから、ゲームの「時間規制」が条例として検討されたり、厚生労働省による「ゲーム依存症対策関係者連絡会議」が開催されたりと、ゲームを取り巻く動きが慌ただしくなっています。 ゲーム業界の業界団体であるCESA(一般社団法人コンピュータエンタテインメント協会)も、2019年より独自に調査研究を始めるなど、「ゲーム障害」について向き合う姿勢を見せています。昨今のこうした一連の動きについて、業界側はどのように受け止めているのか、またこれまでどのような対策を行ってきたのでしょうか。編集部では今回、CESAの事務局長を務める山地康之氏にお話をうかがいました(後半、同席していた事務局主幹の横戸健介氏も話に加わっています)。 ※インタビューは2月12日に行われたもの 取材・文:伊藤誠之介 編集:池谷勇人 一般社団法人コンピュータエンタテインメント協会 事務局長