山地正倫(Masatomo Yamaji)が手がけるブランド「リンシュウ(Rynshu)」による12/13年秋冬パリ・メンズコレクションのショーに登場したあごひげのモデル(2012年1月22日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER KLEIN 【8月12日 AFP】フランスで、「あごひげ」の流行が復活している──求めているのは古代ギリシャの哲学者のような知的で厳粛な雰囲気なのか、それとも1950年代の「ビートニク」のような飾り気の無さか、専門家らが分析した。 同性愛者の向けの雑誌「Tetu」の7・8月号の表紙は、完璧に整えられたひげをたくわえた男性のツーショットだった。ファッションブランド「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」が開催した最新のファッションショーでも、「ひげ面」のモデルが次々に登場した。 古代ギリシャ人はあごひげを男らしさの印と考