ぽてぽて歩いて大阪で開催された iodd2019osaka.peatix.com に参加させていただきました。 ここ何年か色々参加させていただいているインターナショナルオープンデータデイ2019のイベントです。 Wikidataの日本語圏は普段あんなに閑古鳥なのに、勉強会なぞ成り立つのか?と、正直思っていました。しかし参加された皆様はだいたいにおいてどこかでお会いした方たちで、安心したというか今後が不安になったというかそこは複雑な気持ちになりました。 やった内容は、正式にはタイムテーブルとか内容とかも書かれている資料を公開してくださるそうなので、そちらをお待ちください。以下私(個人)視点での感想です。 最初の方に公式サイト、(wikidata.org)のWikidata:はじめに とかHelp:ヘルプとかから抜粋するなどしながら、ざっくりWikidataの説明をされていて、このあたりはだい
これはWikimedia Advent Calendar 2018 13日目の記事です。 ScholiaはWikidataに学術情報集約して使おうという野心的なプロジェクトです。書誌、著者、機関等のデータをWikidataに入れることで、まとめや関連付けを行い、さらにその利活用を推進することができます。 図1: Scholia Scholia のウェブサイトはhttps://tools.wmflabs.org/scholia/ です (図1)。ここでは、著者や機関のプロフィール、論文や賞といった単純な情報の提示や可視化から、機関をまたいだ共同研究や引用関係の比較のような凝った探索もできるようになっています。表示情報はすべてWikidataからSPARQLクエリで取得して作成されています。 図2: Turing Award コンピュータ科学の賞であるチューリング賞 (図2)を見ると、受賞者リ
ウィキデータは、ウィキメディア財団が運営する構造化データのデータベースです。ウィキペディアと同様に誰でも編集することができます。ウィキデータのデータはCC0ライセンスで提供されており、誰でも自由に利用することができます。 ウィキペディア街道プロジェクト 今回の調査の目的は、ウィキペディア街道プロジェクトの成果をウィキデータに入力することです。ウィキペディア街道プロジェクトは、大山道沿いの名所旧跡などの歴史・文化情報をウィキペディアに掲載して発信する活動をしており、これまでに35本の記事を新規作成しました。 その内訳は、寺院13、神社10、宿場8、資料館2、城趾1、その他1です。 ウィキデータへの入口 第1回ウィキペディア街道「大山道」で作成した記事・大山街道ふるさと館を開くと、左側のメニューに「ウィキデータ項目」というリンクがあります。 このリンクをクリックすると、大山街道ふるさと館のウィ
ウィキデータに登録すべきもの、すべきでないものについて調べてみました。詳細は「Wikidata:方針とガイドラインの一覧」を参照してください。 特筆性 ウィキペディア ウィキペディアには「独立記事作成の目安」というガイドラインがあり、取り扱う対象には百科事典の記事として言及するにふさわしい価値が必要として、これを特筆性(notability)と呼んでいます。 ウィキデータはウィキペディアと緊密に連携しているため、そのガイドラインとも通じるところが多く見受けられます。しかしながらCC0でライセンスされている構造化データはウィキペディアの記事のように著作物ではありません。また、ウィキデータの目的は複数のウィキペディアに跨る言語間リンクを集約すること、および世界全体に普遍的な知識ベースを提供すること、とされておりウィキペディアとは異なります。このため似てはいるものの一部独自のガイドラインとなって
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