「単刀直入に言うと、今回のワールドカップは本当に盛り上がっていない。いつもと違ってどこの家庭にもドイツの国旗が見えないんです。それはシュトゥットガルトだけではなく、先日行ったニュルンベルクでもそう」 【カタールW杯を追っかけ再生・広告なしで観られる! 14日間0円のABEMAプレミアムの登録はこちら!】 かつてシュトゥットガルトでコーチを務め、現在もドイツに在住する河岸貴氏はドイツ国内の盛り上がりの低さを肌で感じている。そして、社会的な背景からその理由をこう話す。 「1つの原因としてあるのは、2、3か月前からずっとカタールで開催されることについてメディアがネガティブな発信を続けていること。政治、人種差別など社会的問題が取り沙汰されるカタールでやることが妥当なのかと。そういった背景があるにもかかわらず、それを楽しむことに、国民はどうしても後ろめたさがあるんだと思います」 「もう1つの理由とし