派手に飲むのはやめた 年齢を重ねるにつれて、人は長年の習慣を変えるのが難しくなる。変化を恐れる余り、これまで続けてきたことをやめるのに躊躇する人は少なくないだろう。 しかし無理して続けていると、知らず知らずのうちに心身に負担がのしかかっていることもある。思い切って卒業してみたら、心が軽くなった――そう教えてくれるのは、タレントのみのもんたさん(79歳)だ。 お酒からはなかなか卒業できず、「僕の場合、そもそも休肝日という発想がない。エンジンと同じで、油を差し続けないとダメになっちゃうからね」と話すみのさん。だが、その「飲み方」には変化があった。 「銀座のクラブに入り浸ったり、何軒もはしごして派手に飲んだりするのはやめました。かつては並木通りや電通通りを通って新橋あたりから数寄屋橋までいくのに、女性がいる店を4~5軒はしごするのが当たり前だった。でもそんな飲み方はもう卒業して、最近ではカウンタ