2009/05/28 とぎすまされた六感 カテゴリ:カテゴリ未分類 泉谷しげるの、とぎすまされた六感、は、2001年に書かれている。 それは、2000年4月からスタートした、TV番組の中の企画で、イズミヤが、事件現場を取材に行く、というコーナーの総まとめとして、イズミヤ本人が、書いたものである。 文才ねーしな。そんなこと言ってられない。とにかく、書きなぐるしかない。 と、言っている。 その年は17歳の少年の凶悪事件が重なり、とんでもねー事件ばかりが起きているのに、TVモニターばかり眺めて気の利いたコメント考えてる場合じゃないぜ、と、イズミヤ自ら「現場」に行かせろ。と、ディレクターに提案したという。 この本の中には、栃木・少年リンチ事件、広島・医療ミス脳萎縮事件、岡山・金属バット事件、三宅島大噴火取材についてその取材の模様が書かれている。 読んで、ショックを受けたのは、栃木・少年リンチ事件で