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  • 加味逍遙散

    【働き】 漢方では、血流の異常を”お血”(おけつ)および“血虚”(けっきょ)という概念でとらえます。”お血”は血流停滞、“血虚”は血流不足とみなせます。女性の月経トラブルを含め、いやゆる“血の道症”には、そのような血流異常を改善する方剤が使われます。 その一つが加味逍遙散(カミショウヨウサン)です。血液循環をよくして体をあたためる一方、のぼせなど上半身の熱をさまします。また、ホルモンのバランスを整える効果も期待できます。どちらかというと女性向けで、体が虚弱で疲れやすく、イライラや不安感をともなうときに向きます。 具体的には、手足の冷え、のぼせ、生理不順や生理痛、頭痛、肩こり、けん怠感、不眠、神経症などに適応します。また、そのような症状をともなう更年期障害や自律神経失調、月経前緊張症などにも好適です。 【組成】 漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。加味逍遙散に

    workingmanisdead
    workingmanisdead 2016/04/27
    血虚。冷えのぼせ、生理不順、更年期障害、自律神経失調症、月経前症候群。血流停滞、血流不足。胃弱の人は飲まないほうがいいかも。甘草とは飲み合わせ悪い
  • アリピプラゾール:エビリファイ

    気持ちの高ぶりや不安感をしずめ、また停滞した心身の活動を改善します。こうした作用から、もともとの適応症である統合失調にかぎらず、強い不安感や緊張感、興奮状態、うつ状態などさまざまな精神症状に応用されています。 【働き-1】 心の病気の一つ「統合失調症」は、脳の情報伝達系に不調を生じる病気です。現実を正しく認識できなくなったり、思考や感情のコントロールが上手にできなくなります。幻聴など幻覚、妄想を生じることも多いです。 このお薬は、そのような脳内の情報伝達系の混乱を改善します。おもな作用は、ドーパミンという神経伝達物質の働きを調整することです。統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想、興奮)と陰性症状(無感情、意欲低下、自閉)の両方によい効果を発揮します。 統合失調症はめずらしくなく、100人に1人くらいかかる一般的な病気です。特別視することはありません。この薬をはじめ、よい薬がいろいろとあります。

  • クエチアピン:セロクエル,ビプレッソ

    【働き-1】 気持ちの高ぶりや不安感をしずめるほか、停滞した心身の活動を改善する作用があります。そのような作用から、統合失調症にかぎらず、強い不安感や緊張感、抑うつ、そう状態などいろいろな精神症状に応用することがあります。 【働き-2】 心の病気の一つ「統合失調症」は、脳の情報伝達系に不調を生じる病気です。現実を正しく認識できなくなったり、思考や感情のコントロールが上手にできなくなります。幻聴など幻覚、妄想を生じることも多いです。 このお薬は、そのような脳内の情報伝達系の混乱を改善します。おもな作用は、ドーパミンとセロトニンという2つの神経伝達物質をおさえることです。2つをおさえることで、統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想、興奮)と陰性症状(無感情、意欲低下、自閉)の両方によい効果を発揮します。 統合失調症はめずらしくなく、100人に1人くらいかかる一般的な病気です。特別視することはありませ

  • エチゾラム:デパス

    【働き】 このお薬は、おだやかな作用の心の安定薬です。不安や緊張感をやわらげ、気持ちを落ち着かせます。神経症やうつ病など精神的な不具合にはもちろん、心身症のような体の不調が前面にでる病気にも使われます。心身症は、精神的な要因や自律神経の乱れがもたらす心と体の病気です。たとえば、ストレスで血圧が上がったり、胃腸の調子が悪くなったり、心臓がドキドキしたり、また、女性では生理不順を起こしたりします。 実際の処方例としては、上記のような心身症や不安神経症、パニック障害など各種の不安障害を中心に、自律神経失調症、更年期障害、うつ病や不眠症、統合失調症や躁病の急性期などに処方されています。 さらに、筋肉をほぐす作用があるので、緊張型頭痛や頸椎症、腰痛症、肩こり、けいれん性の病気などに応用されることも多いです。このように、この系統の薬は副作用が少なく安全性が高いこともあり、各診療科でいろいろな病気に幅広

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