「建築界のノーベル賞」と言われるプリツカー賞を受賞した山本さん。世界中で調査した住宅を紹介しつつ、コミュニティー作りを意識した建築を行ってきた思いを語ります。
4月25日に開始した「離乳食後期の全店無料提供」の取り組みに対して、さまざまなお声をいただきました。 お声を受けてからの発言を控えておりましたのは、私たちの存在意義について想いを巡らせ、考えを深めていたからです。 改めまして、私たちがどのような想いでこの取り組みをはじめたのか、何を実現したいのかを私たちの言葉でお伝えしたいと思います。 ―――――――――― 私たちスープストックトーキョーの企業理念は、「世の中の体温をあげる」です。 スープという料理を通じて身体の体温をあげるだけではなく、心の体温をあげたい。 そんな願いを一杯のスープに込めた事業を行っています。 その理念のもと、さまざまな理由で食べることへの制約があったり、自由な食事がままならないという方々の助けになれればと「Soup for all!」という食のバリアフリーの取り組みを推進しています。 これまでの取り組みでは、 ・グルテン
今一度、お付き合いいただければと思います。 まずは、今回の私の投稿をお読みいただき、重ね重ねありがとうございました。まさかここまでの反響をいただくとは夢にも思わず、ブックマークが1000を超えた辺りから身体が震え出し、喉はからからに渇き、手の痺れが止まらない体たらくで、よくも悪くも注目を集めることの重圧を初めて味わいました。お恥ずかしい限りの有り様です。 「きっかけをくれた(元)増田にもありがとう」 「この説法を読んだみんな (元)増田のお祖父さんのリモート葬儀に参列したようなものだ」 「(元)増田さんが勇気を出して書かなければ現れなかったご縁」 とコメントしてくださった方がおられましたが、正にその通りだと思います。 お祖父様の生前のご希望・ご親族のわだかまり・元増田さんの苦慮と懊悩・私が僧侶として学び感じてきたこと……様々な縁が積み重なって因となり、この果をもたらしました。 一連の記事を
浄土真宗の僧侶です。初めて書き込みます。 不慣れなため、先ほど書いた文章がすべて消えてしまい心折れかけましたが、やはり大事なことなので、増田さんに伝わればと願って改めて書き直します。 お祖父様のことをお悔やみ申し上げるとともに、今回このような形で、増田さんやお母様が悲しまれる結果になってしまったこと、痛惜に堪えません。 結論から言わせていただくと、リモート葬儀それ自体に否はありません。そんなもので台無しになるのが仏の教えならば、仏法は2500年も受け継がれたりなどしません。 私から言わせれば、死者を軽んじ、葬儀を台無しにしているのは、ご親族の方だと思います。 葬儀とは「弔(とむら)い」であります。弔いとは元来、「訪(とぶら)い」という字を用いました。これは遠近様々な場所から死者の元へと人々が訪れる様子を意味していますが、決してそれだけではありません。 死者に出会うということは、まだ生きてい
BIGYUKIがバンドセットによる待望の日本ツアーを、3月15日(水)Billboard Live OSAKA、3月17日(金)東京・OPRCT、3月18日(土)Blue Note Tokyoにて開催する。前回のインタビューから約1年半を経て、シーンの最前線で活躍するキーボード奏者が現在の心境を語ってくれた。聞き手はジャズ評論家の柳樂光隆。 BIGYUKIの勢いが止まらない。パンデミック前にはマーク・ジュリアナのグラミー賞ノミネート作に名を連ねていた彼は、最近もホセ・ジェイムズによるエリカ・バドゥのトリビュート作『On&On』で音楽的な要として存在感を放ち、アントニオ・サンチェスが始めた新グループ、Bad Hombreでエレクトロニックなサウンドに貢献してきた。さらに日本でも、CHAIやAwitchなどとコラボし、AIとの共演プロジェクトにも参加するなど、刺激的な場所に顔を出し続けている。
一橋大学ビジネススクール野中研究室研究員、 株式会社フロネティック取締役。一橋大学社会学部卒業。 一橋大学大学院国際企業戦略研究科 (現・一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻 〔一橋ICS〕)修了(MBA)。 リクルートにて組織開発コンサルタント、 組織行動研究所主任研究員などを経て、現職。 主な著作に『日本の持続的成長企業』 (共著、東洋経済新報社)。 野中 ‥‥いま思ったことですけど、 糸井さんと話してると、なにかこう、 どんどん喋りたくなる(笑)。 糸井 僕も野中先生と会っているとき、 声がでかいんですよ(笑)。 たぶん軽い興奮があるんですね。 人と会っておもしろいときって、 やっぱりそうなる。 野中 わかる。わかりますね。 糸井 僕にとって、話をしていてたのしいのは 「一緒に変わっていける人」なんです。 話しながら、自分が変わることを 厭わない人というか。 「今日、新しいことを見つ
世界的に有名な経営学者であり、 組織論の名著『失敗の本質』の著者でもある、 一橋大学名誉教授の野中郁次郎先生。 そんなすごい先生のお話、と聞くと 「自分には難しいのでは‥‥」と思われる方も いらっしゃるかもしれません。 ですが野中先生のさまざまな理論は、実は 「生きるってこういうこと」や 「人間らしさ」がベースにある、普遍的なもの。 きちんと知っていくとちゃんと「わかる」し、 いろんな話に応用できて、すごくおもしろいんです。 このたび『野性の経営』の刊行をきっかけに、 先生がこれまで考えてこられたことを いろいろと話してくださったので、 ほぼ日読者向けの 「野中先生の考え方入門」としてご紹介します。 慣れない用語が多いかもしれませんが、 おもしろいですよー! ぜひ、野中先生の考えに触れてみてください。 >野中郁次郎先生プロフィール 1935年東京都生まれ。 1958年早稲田大学政治経済学部
一橋大学ビジネススクール野中研究室研究員、 株式会社フロネティック取締役。一橋大学社会学部卒業。 一橋大学大学院国際企業戦略研究科 (現・一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻 〔一橋ICS〕)修了(MBA)。 リクルートにて組織開発コンサルタント、 組織行動研究所主任研究員などを経て、現職。 主な著作に『日本の持続的成長企業』 (共著、東洋経済新報社)。 糸井 『野性の経営』の物語り編で登場する クンチャイさんは、野中先生の理論を 見事に実行した方なんですよね。 野中 初めて現地のドイトゥン地区を訪れたとき、 われわれが提唱してきた理論が 生き生きと実践されているのを 目の当たりにして、感激したんです。 英樹 すこし説明させていただくと、 タイ王国のメーファールアン財団がおこなう ドイトゥン地区の社会的変革プロジェクトの リーダー的存在がクンチャイですね。 とても残念なことに、クンチャイ自
誰かの「やめた」ことに焦点を当てるシリーズ企画「わたしがやめたこと」。今回は、ゆにここカルチャースクールを運営する杉田ぱんさんに寄稿いただきました。 小さい頃からインターネットの世界に親しみ、世界を広げてきたという杉田さん。しかし、最近では感情的な言葉が飛び交うSNS上の言論空間に疲弊。そんなとき、SNSと対照的な言葉の扱い方が求められる俳句と出会い、精神的にも変化が訪れたといいます。 俳句との出会いが、SNSに疲れていた杉田さんにどのような変化をもたらしたのか。執筆いただきました。 *** インターネットで知った「人間の多様さ」 私が家と学校、文房具と本が売っている大型書店、フードコートが大きいスーパーにしか行けなかった中学生のとき、個人ホームページがはやっていた。私が見ていたサイトのリンク集にはだいたい〈REAL〉というページがあり、「明日は六限まである、最悪だ」とか「いま塾から帰った
吉田拓郎 篠原ともえとの共演「本当に嫌だった」降板何度も申し出たが…今では「僕の50歳からの先生」
書名、著者名、書名(カナ)、著者名(カナ)、ISBNコード、発売年月での検索が可能です。 発売年月日については「2016.06.29」のようにコロンで区切る形として下さい。 『ベルセルク』が6月24日発売のヤングアニマル13号から連載再開するのでお知らせいたします。連載再開に際し、ヤングアニマル編集部及び森恒二先生からのメッセージを掲載いたします。引き続き『ベルセルク』をご愛読いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。 読者のみなさまへ 『ベルセルク』を再開いたします。 長らくご案内が出来ず申し訳ありませんでした。 「大ベルセルク展」「YAメモリアル号(2021年18号)」「ベルセルク単行本第41巻」などへのみなさんのコメントを読める限り読ませていただきました。その一通一通やSNSに書かれたみなさんの想いに感謝で一杯です。みなさんがどれほどベルセルクに影響され愛してくれたかが心にしみま
4月、世界最大級の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」に宇多田ヒカルが現れた。アジアのカルチャーシーンを世界に発信するメディアプラットフォーム「88rising」が主催するステージへの参加アーティストとして。その数日後、宇多田自らが対談相手に指名したジェーン・スーとのロングインタビューが行われた。 プルオーバー ¥49,500/SACAI(サカイ) 「TRINITY FORCHITOSE ABE of sacai」限定コレクション シングルイヤリング ¥594,000 ネックレス ¥2,217,600(ともに予定価格・限定店舗にて展開・6月中旬発売予定)/ともにCARTIER(カルティエ カスタマー サービスセンター) 宇多田ヒカル(以下・宇多田) タイミングと、「コーチェラだから」の二つですね。キャラ的にも歌唱法にしても、私はあまりフェスに向いているタイプではないし、きっかけもなかっ
6年ぶりに新作を出したUAが、自身の活動への想いを明かした。 UAが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)のワンコーナー「GROOVE LINE TOKYO NEST」。オンエアは5月23日(月)。UAは5月25日(水)にニューEP『Are U Romantic?』をリリース。 UAにしか出せない世界観 UAの番組への登場は12年ぶり。西沢は再会を喜びつつニューEP『Are U Romantic?』を絶賛した。 西沢:来たら褒めちぎろうと思ってたんですけど、最近の作品は昔やっていてかっこよかったなという世界観を本当にうまく昇華して、さらに光り輝いている。UAの世界観が。 UA:すみません! うなぎかなにかをここに。 西沢:え? 誰が払ってくれるんですか? UA:私! UAのU(う)はうなぎのUだから。 西沢:(笑)。いまの世代には出
登大遊氏、日本は「超正統派」のICT人材を育成すべき。そのために、自由な試行錯誤を許容するインチキネットワークの普及に取り組む(前編)。JaSST'22 Tokyo 2022年3月10日と11日の2日間、ソフトウェア業界のテスト技術力の向上と普及を目指すイベント「ソフトウェアテストシンポジウム JaSST'22 Tokyo」がオンラインイベントとして開催されました。 イベントの最後には、招待講演として登大遊氏による講演「世界に普及可能な日本発の高品質サイバー技術の生産手段の確立」が行われています。 登氏は講演で、優れたICT技術を日本から生み出すためには「超正統派」なICT技術者を育てるべきであり、そのために登氏自身が中心となって登氏が「インチキネットワーク」と呼ぶ、固定IPアドレス取り放題でBGPで遊べる自由な試行錯誤を許容するネットワークとコンピューティングの環境を、IPA(独立行政法
ディアンジェロ『Voodoo』、エリカ・バドゥ『Mama‘sGun』、コモン『Like Water for Chocolate』、ザ・ルーツ『Things Fall Apart』、RHファクター『Hard Groove』。ソウルクエリアンズと呼ばれた集団が2000年前後に生み出したこれらの作品は、後の音楽シーンに大きな影響を与えた。ここでの作編曲や演奏などにおけるアイデアは、今でも多くのアーティストたちを刺激し続けている。 一連の作品に携わっていた影のキーマンが、エンジニア兼プロデューサーのラッセル・エレヴァード(Russell Elevado)。ヴィンテージ機材マニアで偏執的なこだわりを持つ彼は、Pro Toolsによるポスト・プロダクションが音楽メディアでも取り沙汰され、デジタル・レコーディングによる革新的なサウンドが話題になっていた時代に、1970年にジミ・ヘンドリックスが設立したエ
2本のスティックが激しく宙を舞う。息つく間もなく次々と叩き出される愉快な音。天才ドラマー、相馬よよかさん(12)。才能は早くから弾けました。9歳でニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100人」に、また11歳で世界的なドラム関連サイト「ドラマーワールド」の世界トップ500ドラマーに、いずれも史上最年少で選ばれました。アメリカのシンガー、シンディー・ローパーさんや、ロックバンド「ディープ・パープル」のドラマー、イアン・ペイスさんら世界の著名アーティストと共演してきました。 北海道石狩市に住むよよかさんとオンラインで対面したのは小学校の卒業式目前の3月でした。ドラムを叩く激しさとは打って変わって、ふんわりとした存在感。12歳とは思えないほどの深みのある言葉が出てきます。よよかさんは、日本を離れる決意をしていました。世界に挑戦するためだけではありません。もうひとつの理由がありました。 ■「
「プロダクト・レッド・オーガニゼーション (The Product-Led Organization)」を読んだ.プロダクト主導型にプロダクトを伸ばしていくためのプラクティスを学べてとても刺激になった.僕自身は直近3年半ほど技術講師として仕事をしていて,前職などで携わってきた「プロダクト開発(BtoB / BtoC)」の現場から長く離れていることもあり,また戻りたくなった.本書は翻訳者である id:ykmc に献本をしてもらった.書評記事を書くのが遅れてしまって申し訳ない!そして,友人である 横道稔 の名前が表紙に載っていて素直に嬉しかった.出版おめでとう👏 プロダクト・レッド・オーガニゼーション 顧客と組織と成長をつなぐプロダクト主導型の構築 作者:トッド・オルソン日本能率協会マネジメントセンターAmazon 目次 本書を読んで素晴らしく感じたのは,ある意味「勘」や「暗黙知」に依存しや
イベント冒頭、西條氏から投げかけられたのはIndeed買収に至った経緯に関する質問だ。2011年ごろ海外企業への投資を実施するチームを率いていたという出木場氏。Indeed買収のきっかけとなったのは、旅行領域のビジネスを展開する合弁会社の設立に向けて滞在していたインドネシアで見た光景だったと振り返る。 出木場合弁会社設立に向けてジャカルタに滞在していたとき、プロフェッショナルヒッチハイカーという仕事の存在を知ったんです。どんな仕事かというと、他人の車に相乗りしてあげるのが業務内容。というのも、ジャカルタは世界的に見ても渋滞がひどい都市なのですが、渋滞を緩和するために政府が「3人以上乗っていなければ街の中心部に入ってはいけませんよ」という法律を作った。 プロフェッショナルヒッチハイカーたちは、3人以上が乗っていなければ入れないエリアの入り口に立って、1人ないしは2人しか乗っていない車のドライ
異なる大学間でアントレプレナーシップ教育や起業家向け教育(研修)、起業支援について語るとき、それぞれの大学での支援対象や目的が異なっているため、互いの活動を整理してから議論した方が良さそうだなと感じています。 そのときに、以下のような二つのマップを用意して、自分たちが何をやっているのかを位置付けてから会話するのはどうかと考えています。 ① 起業の分類 支援機関が起業の支援をしたときに、成果としてどういった起業の種類を目指しているのかについて分類しています。以下の二つの軸で考えています。 「社会 ⇔ 経済」軸 「小規模 ⇔ 大規模」軸 まず「社会 ⇔ 経済」軸についてです。もちろん、社会と経済は相反するものではありません。ただ、Alterによる社会的企業の非営利と営利のスペクトラムのように、そこにはグラデーションがあり、どちらに重点を置くかという点では分類しやすいのかと思います。 [1] ま
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