旧統一教会の解散請求へ 霊感商法「組織的に継続」―宗教審に近く諮問・文科省方針 2023年09月30日18時33分配信 写真左から世界平和統一家庭連合(旧統一教会)日本本部と文部科学省 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)による霊感商法を巡り、質問権を行使して調査を進めてきた文部科学省は、宗教法人法に基づき、教団の解散命令を東京地裁に請求する方針を固めた。政府関係者への取材で30日、分かった。素性を隠し不安をあおるなどの組織的勧誘が広く、継続して行われ、悪質と判断した。10月12日にも宗教法人審議会に諮問し、決定する。 解散命令「法に照らし判断」 岸田首相、統一教会対応で 教団の問題は安倍晋三元首相の銃撃事件に端を発して改めて顕在化し、親が信者の「宗教2世」や献金当事者らが解散を求めていた。解散命令は刑事事件を起こしたオウム真理教など2団体に出された例はあるが、政府が調査で違法行為と判断して