日本最大の恵方巻きイベントである節分が近いですね。 「恵方」とされる方角を向いて巻き寿司を食べるわけですが、「今年の恵方はどの方角?」と思って調べると「2018年の恵方は南南東です!」と紹介されていることが少なくありません。 しかし! それは正確には間違いなんです! では、なぜ間違いなのか? 実際はどこを向いて食べればいいのか? それを解説していきましょう。 そもそも恵方とは? 恵方という言葉を辞書で引くと、こう説明されています。 え‐ほう〔ヱハウ|エハウ〕【恵方/▽吉方】 その年の十干(じっかん)によって定められる、最もよいとされる方角。その方向に歳徳神(としとくじん)がいるとされる。吉方(きっぽう)。明(あ)きの方(かた)。 (デジタル大辞泉より) つまり、歳徳神という神様がいる方角を恵方と呼ぶのです。 歳徳神は陰陽道の神様で、その1年の福徳をつかさどっています。歳徳神のいる方向はとて