和風サイトを開発しようと思い立ち、「もちろん“和風”なんだから縦書きでしょ!」と安易な気持ちで始めたのだが、かなり苦労したのでここにまとめておく。 heading(h1タグやh2タグ)やparagraph(pタグ)などの通常のテキストは、writing-modeプロパティにvertical-rlを指定するたけで簡単に縦書きにできる。 しかし、入力フォーム(inputやtextarea、select、button)はwriting-modeプロパティの指定だけでは縦書きにできなかった。 そこで、HTMLとCSSだけで縦書きの入力フォームをつくる方法をまとめる。(かなり脳筋なやり方だけど) writing-mode とは まずは縦書きにするもっとも簡単な方法であるwriting-modeプロパティについて。 writing-mode プロパティは、テキストの行のレイアウトを水平または垂直に、ブ
div { -webkit-writing-mode: vertical-rl; -ms-writing-mode: tb-rl; writing-mode: vertical-rl; } 日本語は縦(vertical)の右から左(Right to Left)なのでこのプロパティを用います。 IEは昔から独自仕様で縦書きが可能だったため、プレフィックス付きで変なプロパティがついています。 その他プロパティや対応ブラウザは下記サイトでご確認ください。 writing-mode - CSS | MDN Can I use ブラウザによる違い ブラウザにより挙動が異なるのですが、最大の違いはwriting-mode: vertical-rl;を指定したとき、Chrome、Safariは右詰め、Firefoxは左詰めで表示されてしまうことです。text-alignでの指定では右詰めになりません。t
2017年8月24日 CSS 日本の書籍は元々上から下、右から左という縦書きで書かれてきました。しかしWebサイトでは横書きが基本なので、縦書きを取り入れることで日本らしさやWebサイトの個性を引き立てられます。かつてのWebサイト制作では縦書きが難しく、多くの場合画像を使って表示されてきましたが、CSSでも縦書きが実装できるようになりました!今回はそんな縦書き表現に注目したいと思います! ↑私が10年以上利用している会計ソフト! 縦書きにするには 縦書きを設定するのはとっても簡単!縦書きにしたい箇所にCSSで writing-mode: vertical-rl; を記述します。この「vertical」が縦、「rl」が右から左(Right to Left)という意味です。 また、IE用には別の書き方になります。 -ms- というベンダープレフィックスを付け、tb-rl(上から下、右から左=
現在日本語を縦書きで表示しているウェブ・サイトは少なからずあり、それらはこのサイトも参加しているウェブリング「縦書きサイト普及委員会」の参加サイト一覧からも容易にたどることができます。これらのサイトを見てみると、現在日本語を縦書きに表示するために使用されている方法は、おおむね六つに分けられるようです。ここではそれらの一つひとつについてその長所と短所を簡単に見ていきたいと思います。 1 pre要素の利用 HTML文書のpre要素内に書かれたテキストは、整形済みとしてそのままブラウザに表示されます。日本語を縦書きで表示しているサイトの三分の一ほどがこのpre要素の効果を利用しています。しかし左から右、上から下の横書きで書かれるHTML文書に、上から下、右から左に読ませる文章を書いていくには、文章を一文字ずつばらばらにしてパズルのように組合わせなければなりません。この面倒な作業を自動化してくれる
お早うございます!デザイナーの王です。 直感ですが、本を読む時、僕は縦書のほうが読みやすいのです。実際、人間の視野って、上下のほうが狭いそうなので、それだけ集中して文字を追いやすいと思います。何より、指でなぞりやすいのがいいww アルファベット表記が混在する場合は別ですが、基本的に縦書が好きです。 今回はタイトルの通り、ルビ付きの縦書の実装方法を紹介したいと思います。 以下は実際にWeb上で表示されたもののスクリーンショットです。 驚愕の事実!実はIEはバージョン5.5から実装されてました! 縦書を指定する際に用いるCSS3「writing-mode」というモジュールは、な‥なんと!IE5.5から実装されてました!今はすっかり嫌われ者とされているあのIEは当時では最先端ですね! 長い間、IE独自実装のため、新参のWeb屋にはあまり知られていない機能ではないでしょうか。 勿論、CSS3の「w
ルビの読みがなの位置は上ですね。 それを下にしたい時や自由に調整するにどうすればいいか。 css3のプロパティには ruby-position: over | right | under | left | inter-character; というのがありますが、実はこれ、Chrome では効かないんですね(下図参照: 上の方)。さあ大変。 というわけでちょっと実装方法を考えてみました🙂 出来上がりは下図の下のもの。 display:table を使います! コードは以下。CodePen はこちら。 検証ブラウザは Chrome / Firefox / Edge です。 <div class="ruby1"> 彼の名前は<ruby>愛新覚羅溥儀<rt>あいしんかくらふぎ</rt></ruby>。 </div>/* .ruby1 */ .ruby1 { display: inline; }
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