江崎グリコはデザート飲料「ドロリッチ」の生産を3月に終了する。2007年に発売したゼリー状の飲料で、独特の食感や腹持ちのよさなどが人気となり、ツイッターで大きな話題になった。ピーク時の09年に売上高は100億円程度だったとみられる。ただ最近では売り上げが低迷しており、在庫がなくなり次第、販売を終える。江崎グリコは収益性を高めるためビスケット「ビスコ」など成
江崎グリコはデザート飲料「ドロリッチ」の生産を3月に終了する。2007年に発売したゼリー状の飲料で、独特の食感や腹持ちのよさなどが人気となり、ツイッターで大きな話題になった。ピーク時の09年に売上高は100億円程度だったとみられる。ただ最近では売り上げが低迷しており、在庫がなくなり次第、販売を終える。江崎グリコは収益性を高めるためビスケット「ビスコ」など成
江崎グリコは、1987年発売のガム「キスミント」の販売を打ち切る。すでに生産は終了しており、在庫がなくなり次第、店頭から姿を消す。清涼感のあるタブレット(錠剤)菓子などに押されてガム市場が縮小するなか、販売の回復は困難だと判断した。 キスミントを製造していた佐賀市の工場は2018年末に閉鎖する。別ブランドの機能性ガム「ポスカ」は他社に生産委託し販売を続けるが、ガムの自社生産からは撤退することになる。 キスミントは子ども向けが中心だった江崎グリコが中高生などの需要を狙って発売。唾液の分泌を促して口内が潤う独自の配合や、薄いカード形ケースなどが話題になり、ロングセラー商品となった。 だが、かんだ後に捨てる手間などが敬遠され、近年は若者を中心に「ガム離れ」が進んでいる。日本チューインガム協会によると、国内の17年のガム販売額は1005億円でピーク時の04年(1881億円)の半分近くまで縮小した。
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