鈴木俊一五輪相は28日、2020年東京五輪・パラリンピックの大会ボランティア応募サイトの使い勝手が悪く、登録手続きに支障があるとの批判があることを受け、大会組織委員会による対応が必要との認識を示した。閣議後の記者会見で「今からシステムをいじるのは大変だと思うが、補足的にいろいろなところで説明をするとか、組織委で十分考えていただきたい」と述べた。 応募サイトを巡っては、視覚障害者向けの音声読み上げ機能に不具合があり、26日の募集開始に対応が間に合わないトラブルもあった。応募条件を巡っても、宿泊の自己手配、自己負担などの条件が厳し過ぎるとの声が出ている。