財産であり武器である「情報」を失わないために――QNAPで始めるリスク対策:データは飛ぶもの、地面は揺れるもの(1/3 ページ) リスク対策は1つですべてをまかなえるものではない。地震や津波といった自然災害、それに続く停電など、何段にも備えてこそあらゆるリスクに対応できる。今回はQNAPの「TurboNAS」シリーズを使って、企業が事業を継続するために必要なリスク対策を考えていこう。 震災以降、計画的、突発的な停電への対策は必須となった。データセンターに収納されているサーバであれば、センター自身が自家発電によって対策しているが、サーバがオフィスの一角に設置されている場合は、管理者自身が対策を講じる必要がある。もちろん、企業にっっては、停電以前に“節電”も重要なポイントだ。個別のPCは各利用者が自身で対応すればよいが、ファイルサーバなどの共有サーバは、基本的に管理者が対応しなくてはならない。