科学に関するHomuhomu7muのブックマーク (19)

  • 副作用はほぼないが効果も証明されていない…そんな「日本独自の薬」が50年以上販売され続けているワケ 臨床で効果を発揮できない「話題先行の特効薬」という問題

    特効薬がない場合、そのこと自体への不満もあって、検証が不十分な薬であっても「効く」というウワサがあると「飲んでみたらいい」と思いがちだ。しかし内科医の名取宏さんは「効果を誤認することはよくある。検証不十分な薬にはリスクもあるため、判断は保留すべきだ」という――。 効果に乏しい薬が存在した理由 現在、薬が承認されるまでには長時間かけて検証が行われます。新薬候補の物質が承認に至る確率は数万分の1ともいわれるほどです。 基礎研究や動物実験で一定の安全性や効果が期待できる新薬候補の物質を絞り込んだのち、通常は少数の健康な成人を対象に安全性や薬物動態を評価する第1相試験、比較的少数の患者さんを対象に安全性と有効性を評価する第2相試験、多くの患者さんを対象にした第3相試験を経て、十分な安全性と有効性が確認できた薬だけが承認されます。市販後調査といって承認・発売された後も検証は続きます。いったんは保険適

    副作用はほぼないが効果も証明されていない…そんな「日本独自の薬」が50年以上販売され続けているワケ 臨床で効果を発揮できない「話題先行の特効薬」という問題
  • 界面活性剤と乳化剤、そして乳化について語ろう|イツキ@食品メーカーの中の人

    品添加物の中でもなぜか嫌われるランキング上位の「乳化剤」について今回は語ろう。 思うに、乳化って一番理解出来ないから嫌われてるんじゃないのかなと思ってるんだよね(偏見)。よくある論調が↓に示すようなやつ。そこら辺のヤフー知恵袋から拾ってきた。 乳化剤は種類が多くあらゆる加工品に使用されています。 実体は洗剤の界面活性剤と同じ成分ですが、 これほど有害であっても害は業界によって隠されています。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11266853236 なんていうか、真実が2割くらい入ってるのがまたやらしいところ。 あ、8割は嘘なんですけど。 そんなわけでこのエントリでは、そもそも界面とは? 乳化剤とは? 乳化とは? というところを語っていきたいと思う。 ・そもそも「界面」ってなんなの? 「界面活性剤」の良く

    界面活性剤と乳化剤、そして乳化について語ろう|イツキ@食品メーカーの中の人
  • 350万年前の地層から見つかった化石のチョウ 新種と判明 群馬 | NHK

    群馬県内のおよそ350万年前の地層から見つかった化石のチョウが、はねや触角の特徴などから新種とわかりました。柔らかい体の構造をしているチョウが化石として残るのは極めて珍しく、チョウの進化を考える上でも貴重な資料として注目されます。 群馬県内にあるおよそ350万年前の「鮮新世」と呼ばれる時代の地層から40年ほど前に見つかっていた3センチほどのチョウの化石について、高性能の顕微鏡で詳細に調査したところ、はねや触角の特徴などから、新種であることが判明しました。 チョウは体の構造が柔らかく、水中に沈みにくいことなどから、植物や貝にくらべて化石として残りにくく、世界でこれまでに報告された成虫のチョウの化石はわずか60個余りとされ、新種のチョウの化石が日から見つかったのは今回が初めてだということです。

    350万年前の地層から見つかった化石のチョウ 新種と判明 群馬 | NHK
  • クリエイティブな人々は「他にやることがない時間」を嫌がらない傾向がある

    忙しいときや仕上げたいタスクがあるとき、「何もやらない時間」をもったいなく感じてしまうことがあります。しかし、クリエイティブな人ほど何もすることがない時間を嫌がらず、退屈を楽しんでいる傾向にあると研究で示されています。 Full article: Creative Minds at Rest: Creative Individuals are More Associative and Engaged with Their Idle Thoughts https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/10400419.2023.2227477 Creative people enjoy idle time more than others | University of Arizona News https://news.arizona.edu/sto

    クリエイティブな人々は「他にやることがない時間」を嫌がらない傾向がある
  • 広島でハチク(淡竹)が120年ぶりに開花。咲けば種も残さずすべて枯れ、自己破滅への序章となる : カラパイア

    竹といっても様々な種類がある。世界では1,250種類、日には約670種の竹が分布しているそうだ。そして今回の主役は、日三大有用竹の1種、ハチク(淡竹)である。 広島では今、ハチクが120年ぶりに花を咲かせているそうだ。優雅に聞こえるかもしれないが、開花は自己破滅への序章だという。 花を咲かせた竹は枯れてしまうと言われるが、前回竹が花を咲かせたのは1900年代初めで、当のところはわからなかった。 そこで、広島大学の山田俊弘教授らが過去3年間に渡る調査を行ったところ、花を咲かせた竹はすべて枯れることが判明した。しかも再生する気配さえないという。 それは「自己破滅へ向かう片道切符のよう」で、きわめて不可解な現象であるそうだ。

    広島でハチク(淡竹)が120年ぶりに開花。咲けば種も残さずすべて枯れ、自己破滅への序章となる : カラパイア
    Homuhomu7mu
    Homuhomu7mu 2023/09/10
    120年ぶりも驚いたけど竹が1,250種あることにもっと驚いてしまった
  • 生きたヒトの細胞で“心臓の心室”を3Dプリント 100日以上自発的に拍動 ドイツの研究者らが開発

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 ドイツのFriedrich-Alexander-Universitat Erlangen-Nurnberg(FAU)とJulius Maximilians-Universitat Wurzburg(JMU)に所属する研究者らが発表した論文「Direct 3D-bioprinting of hiPSC-derived cardiomyocytes to generate functional cardiac tissues」は、ミニチュアサイズの心臓の心室を生きたヒトの心筋細胞で3Dプリントする手法を提案した研究報告である。100日間以上の自発的な鼓動を

    生きたヒトの細胞で“心臓の心室”を3Dプリント 100日以上自発的に拍動 ドイツの研究者らが開発
  • タウリンが動物の老化を抑制し寿命を延ばす事が判明 | TEXAL

    タウリン(人体で作られるアミノ酸で、リ○ビタンD等のエナジードリンクによく配合されている)は、特定の動物の老化を遅らせ、寿命を延ばすことができることが、新しい研究で示唆された。しかし、タウリンが人間にも有効であるかどうかは、今後の研究が待たれる。 そもそもタウリンとは何か?タウリンは、人間の機能維持に欠かせないアミノ酸の一種だ。私たちは、脳、脊髄、目、心臓、筋肉など、さまざまな部位に、量の差はあれ、タウリンを豊富に保有している。 タウリンの体内での働きは多岐に渡る。胆汁酸の主要成分として、脂肪の消化吸収を助ける働きがある。また、細胞内のカルシウム濃度の調節、脳内の神経伝達物質の調節、細胞膜の安定性確保にも関与している。抗酸化作用があり、フリーラジカルによるダメージから細胞を保護するのに役立つと考えられている。 私たちの体は、他のアミノ酸やビタミンの化学的なスペアパーツからタウリンを作り出す

    タウリンが動物の老化を抑制し寿命を延ばす事が判明 | TEXAL
    Homuhomu7mu
    Homuhomu7mu 2023/06/10
    タウリン1000mg配合(寿命アップ)
  • エルニーニョ現象が発生、今年の冬は暖冬か? | TEXAL

    の気象庁及び米国海洋大気庁(NOAA)の科学者たちは、、世界中で異常気象を引き起こす要因とされる海洋温暖化現象「エルニーニョ現象」が正式に到来し、2024年まで続く可能性があると発表した。 エルニーニョ現象は通常2~7年ごとに発生し、中央太平洋と東太平洋の赤道付近の海面水温が平均より高くなるのが特徴だ。これらの事象は世界的に影響を与える。 NOAAの気候予測センターの物理科学者であるMichelle L’Heureux氏は、「エルニーニョはその強さによって、世界中の特定の場所で豪雨や干ばつのリスクを高めるなど、さまざまな影響を引き起こす可能性があります。エルニーニョは、特にエルニーニョ時にすでに平均気温を超える地域で、気温の新記録につながる可能性があります」と、述べている。 専門家たちは、以前から今年のエルニーニョを疑っていた。NASAの衛星は、3月と4月にエルニーニョが発生する初期の

    エルニーニョ現象が発生、今年の冬は暖冬か? | TEXAL
  • “暗黒物質”で出来た星が見つかったかも知れない | TEXAL

    これまで、小さなブラックホールの周りを星が回っている、(宇宙では)比較的単純なケースだと考えられていたケースが、実はもっとエキゾチックなもの、つまりこれまでに見たことのない、目に見えない暗黒物質だけで構成された星「ボソン星」である可能性があるとする研究結果が、プレプリントサーバーarXivに掲載された。 この星系は、太陽のような星と、それ以外の何かで構成されている。恒星の重さは太陽より少し小さく(0.93太陽質量)、化学組成は我々の恒星とほぼ同じである。その謎の伴星はもっと巨大で、約11太陽質量の質量を持っている。この天体は、1.4天文単位という、火星が太陽の周りを回るのと同じくらいの距離で互いに公転しており、188日ごとに公転している。 この目に見えない天体は、これまでブラックホールだと考えられていた。軌道の観測からすると、ブラックホールであるとする考えがしっくりくるのだが、その仮説には

    “暗黒物質”で出来た星が見つかったかも知れない | TEXAL
  • 「宇宙で揚げ物は作れるのか?」揚げ物好きの科学者たちが本気で研究 - ナゾロジー

    揚げ物が「揚がる」ための条件クリスピーな表面とジューシーな中身が魅力的 / Credit:Canva揚げ物の魅力は、カラッと揚がった表面とジューシーな中身にあります。 唐揚げや天ぷら、トンカツなどは水で溶いた小麦粉、片栗粉やパン粉などをまとわせて揚げる料理ですが、サクサクとした衣と中から溢れる肉汁が魅力的です。 またフライドポテトなどは、素材そのものを揚げる「素揚げ」に該当しますが、カリっとした外側とホクホクした中身を楽しめます。 では油で揚げると、どうしてこのような「揚げ物」と呼ばれる料理ができあがるのでしょうか? 材が「揚げ物」になるためのポイントは、「水分を抜く」ことにあります。 熱した油に材を放り込んで加熱し続けると、材の表面の水分が抜けていき、そこに油が入り込みます。 つまり材を揚げている間、材に含まれた水分と油が入れ替わっていくのです。 この時、材(もしくは衣)から

    「宇宙で揚げ物は作れるのか?」揚げ物好きの科学者たちが本気で研究 - ナゾロジー
    Homuhomu7mu
    Homuhomu7mu 2023/06/10
    食べ物持っていくって発想しかなかったから面白い。
  • 太陽1兆個分より明るい光の原因が、珍しい二重ブラックホールによるものである事が判明 | TEXAL

    太陽1兆個分よりも明るい謎のフレアは、実は2つのブラックホールが互いに回り合って発する光であることが、天文学者の新しい観測により確認され、数十年来の謎が解明された。 活動銀河の中心部には、超大質量ブラックホールが存在している。ブラックホールを取り囲むガスや塵などの天体物質が渦巻く円盤である降着円盤の物質が、ブラックホールから放射される電磁波を消費する様子を観測することで、ブラックホールについての研究は行われている。 地球から50億光年離れた、かに座にある銀河OJ287は、その中心に超巨大ブラックホール連星系が存在するのではないかと考えられてきた。つまり、ブラックホールがその中心で、お互いに回り合っているのではないかと言うのだ。 今回、研究チームによって、OJ287が、超大質量と小質量の2つのブラックホールが互いに回り合っていることを示す証拠を発見した。この研究は、フィンランド・トゥルク大学

    太陽1兆個分より明るい光の原因が、珍しい二重ブラックホールによるものである事が判明 | TEXAL
  • 脳科学者・中野信子 なぜ「論破したい」という欲求に抗う必要があるのか?「一度きりの勝利」を求めれば人はむしろ危機になりかねない エレガントな毒の吐き方|話題|婦人公論.jp

    現代のインターネット社会では、「音を言うのが正義」、「論破するのが最上」といった雰囲気が形成されてきましたが、場合によっては相手との関係性が壊れてしまいますよね。脳科学者の中野信子先生は、言いたいことを言うけれども、相手を直接傷つけたり、関係性を破壊してしまったりしないコミュニケーション方法を提案しています。その中野先生「論破よりも、言葉をうまく使って相手を懐柔できることのほうがずっと重要」と言いますが――。 脳は調和よりも論破を好むようにできている 相手と良好な関係を長続きさせるよりも、論破したり、打ち負かしたりすることに喜びを感じがちな人間の脳の性質をどう制御するかは大きな課題です。 人間の性質というよりは、ある程度の社会性を持つ生物全般の性質といえます。 この性質は言い換えれば、ヒエラルキーのある構造を持った集団をつくる生物の性質かもしれません。 たとえば犬はその代表格になるでしょ

    脳科学者・中野信子 なぜ「論破したい」という欲求に抗う必要があるのか?「一度きりの勝利」を求めれば人はむしろ危機になりかねない エレガントな毒の吐き方|話題|婦人公論.jp
  • 体外で製作されるヒト脳組織(ヒト脳オルガノイド)が法律的に「人」とみなされうることを指摘 | ASHBi ヒト生物学高等研究拠点

    ヒト脳オルガノイド研究が進み、技術発展への期待と倫理的な懸念への社会的な関心が高まっています。しかしながら、脳オルガノイドの法的な理解は進んでおらず、将来的に重大な問題を提起する可能性があります。 広島大学大学院総合人間社会科学研究科の片岡雅知 研究員、澤井努 准教授(京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi)連携研究者)らのグループは、近年急速に研究が発展するヒト脳オルガノイドに関して、法律的な「人」に相当するかどうかを検討しました。その結果、現時点ではヒト脳オルガノイドは法律上の人である「自然人」にも「法人」にも分類されませんが、将来的には両者どちらの意味でも法律的に「人」とみなされうることを指摘しました。 ヒト脳オルガノイド研究では、様々な倫理的課題に関して議論が進められていますが、法的な観点からも議論を進めていく必要があります。 詳しくは こちら をご覧ください

    体外で製作されるヒト脳組織(ヒト脳オルガノイド)が法律的に「人」とみなされうることを指摘 | ASHBi ヒト生物学高等研究拠点
  • 井元佑介 特定准教授がシンポジウム「先端数理科学の目指すもの」で講演しました | ASHBi ヒト生物学高等研究拠点

    2023年3月27日に、井元佑介 ASHBi特定准教授(平岡グループ)は、シンポジウム「先端数理科学の目指すもの:現象にかかわる「理」(ことわり)を理解する」(主催:京都大学大学院情報学研究科 先端数理科学専攻)で、一般市民向けの講演「かたちを捉えるデータサイエンス」を行いました。井元 特定准教授は、データの「かたち(=ルール・構造)」を解析する「トポロジカルデータ解析(位相的データ解析)」のうち、ガラスの分子構造などの「複雑なかたち」を捉える「パーシステントホモロジー」と、遺伝子発現などの高次元データの「見えないかたち」を捉える「マッパー(Mapper)」について分かり易く解説しました。(詳細は講演スライドをご覧ください) シンポジウムには京都大学の学生など52名が参加し、うち17名は高校生や高校教員など学外からの参加でした。

    井元佑介 特定准教授がシンポジウム「先端数理科学の目指すもの」で講演しました | ASHBi ヒト生物学高等研究拠点
  • Press Releases - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

    茂木 信宏(地球惑星科学専攻 助教) 大畑 祥(名古屋大学宇宙地球環境研究所 助教) 吉田 淳(国立極地研究所 日学術振興会特別研究員) 足立 光司(気象庁気象研究所 主任研究官) 発表のポイント 主要な気候強制因子の一つである黒色炭素の光学的物性値の現実的な範囲を解明しました。 微粒子の散乱波の位相・振幅の測定に基づく新しい観測手法によりこれを実現しました。 成果により、リモートセンシングや気候モデリングで用いられる黒色炭素の複素屈折率の仮定値がより確かなものに更新され、気候の分析・予測の精度向上につながることが期待されます。 西部北太平洋上の大気から採取された粒子(エアロゾル)の電子顕微鏡写真の例 発表概要 東京大学大学院理学系研究科の茂木信宏助教らの研究グループは、太陽放射の吸収を通じた気候強制因子である黒色炭素(注1)について、大気放射計算に必要な光学的物性を初めて定量的に評価

    Press Releases - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部
  • エネルギー最小点で動作するAI半導体(ニューラルネットワーク・アクセラレータ)技術の開発に成功 モバイルエッジ高性能AI技術

    要点 エネルギー最小点におけるSRAM動作と、超低電圧リテンションによるパワーゲーティングの両方を実現できる新たなSRAM技術を用いて、プロセッシング・イン・メモリ(PIM)型のニューラルネットワーク(NN)アクセラレータのマクロを開発。 動作時電力を99%、待機時電力を84%削減し、推論のエネルギー効率の飛躍的な増大に成功。全結合層において65 TOPS/Wの高いエネルギー効率を実現可能。 技術は、将来のスマート社会で重要となるモバイルエッジデバイスに搭載可能な低消費電力・高性能AI技術として期待。 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所の菅原聡准教授と工学院 電気電子系の塩津勇作博士後期課程大学院生(研究当時)らは、エネルギー最小点(EMP)[用語1]動作によって動作時電力を99%削減し、また、パワーゲーティング(PG)によって重みデータを失うことなく待機時電力を

    エネルギー最小点で動作するAI半導体(ニューラルネットワーク・アクセラレータ)技術の開発に成功 モバイルエッジ高性能AI技術
  • トピックス|魚のノドが好き?な新種の寄生虫見つかる

    鹿児島大学大学院理工学研究科上野大輔准教授、塔筋弘章准教授らの研究チームは、大隅諸島(屋久島、三島村竹島)沿岸域に生息する魚類、ニセタカサゴの体表から新種の寄生性甲殻類の1種を発見、報告しました。 種は、鹿児島県の屋久島や三島村海域などから発見されていますが、沖縄、奄美、鹿児島土沿岸からは見つかっておらず、地域固有性が高い種であるとみられます。珍しい寄生生物が分布することを示す貴重な事例となります。 2023年4月11日付、日寄生虫学会の国際誌Parasitology International (パラシトロジー・インターナショナル)(オンライン版)に掲載されました。 【概要】 屋久島および三島村竹島沿岸において発見および採集された、ニセタカサゴの体表に寄生する体長5~6 cm程度の寄生性甲殻類、ウオノエ科ウオノギンカ属の1種について、新種Anilocra harazakiiとして記

  • 太陽光の可視光を紫外光に変換する固体膜を発明 人工光合成などに有用な紫外光を生成する革新技術

    要点 紫外光はエネルギーの高い光子からなり、人工光合成や光触媒など応用先が多い 地表の太陽光や室内光は低強度な可視光が主で、紫外光はわずかしか含まれない 低強度な青色光を空気中で安定に紫外光に変換し続ける、革新的な固体膜を発明 紫外域で高効率な様々な光反応に可視光を利用する現実性を示した世界初の成果 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 ゼロカーボンエネルギー研究所の村上陽一教授と榎陸博士後期課程学生は、低強度な可視光を空気中で安定に紫外光[用語1]に変換する固体膜を発明した。作用力の強い紫外光は、水からの水素製造やCO2からの人工光合成などを行う光触媒、樹脂硬化などに広く利用できて有用性が高いが、可視光が主な太陽光や室内光にはわずかしか含まれない。可視光を紫外光に変換する従来報告の材料は、ほぼ全てが揮発性と可燃性があり生体に有害な有機溶媒を用いた溶液で、また、酸素分子による機能失活と

    太陽光の可視光を紫外光に変換する固体膜を発明 人工光合成などに有用な紫外光を生成する革新技術
  • 受精卵から体の様々な細胞や組織に分化する仕組みの解明~エピゲノムの研究~ — 木村宏 顔 東工大の研究者たち vol.35

    vol. 35 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センター 教授 木村宏(Hiroshi Kimura) からだを作っている細胞はみな同じゲノムをもつが、遺伝子の働きが制御されることで細胞はさまざまな性質をもつようになる。このメカニズムの解明に取り組んでいるのが木村宏教授だ。 ヒトの身体は約30兆個もの細胞で構成されている。心臓、神経、皮膚などそれぞれの細胞は形や大きさ、働きなどが大きく異なるが、元をたどれば、受精卵というたった1個の細胞に行き着く。すべての細胞は実は同じゲノム(遺伝情報)をもっているのだ。 ではなぜ、同じゲノムであるにもかかわらず、異なる細胞に分化するのか。それはゲノムに含まれる全ての遺伝子のうち、細胞ごとに働いている遺伝子の種類や量が異なるからだ。細胞は遺伝子のオン・オフを制御し、必要な遺伝子を、必要なときに、必要なだけ働かせているのである。この遺伝子のオン・オフを制

    受精卵から体の様々な細胞や組織に分化する仕組みの解明~エピゲノムの研究~ — 木村宏 顔 東工大の研究者たち vol.35
  • 1