デジタルハリウッド大学は、秋葉原メインキャンパスにて気鋭の映像クリエイター 吉浦康裕氏を講師として招き、公開講座「監督が語る オリジナル原作のアニメーションができるまで」を開催した。 吉浦氏の人気を確固たるものにしたのは、2008年よりスタートしたオリジナル・アニメーション『イヴの時間』。公式配信サイトによる総視聴回数は、全6話で300万回を超え、今もなおネット上で大きな話題を呼んでいる。本作品で演出、原作、脚本、監督を手がけている吉浦氏の作品作りに対する想いや姿勢、そして未来のクリエイターに向けたメッセージとは、どのようなものだったのか。 吉浦作品に見え隠れする、独特なエッセンスの秘密 映像クリエイター 吉浦康裕 穏やかな表情でありながらも、自信に満ちあふれた立ち姿の吉浦氏。大学在学中に個人制作した作品『キクマナ』が「ジャパンデジタルアニメーションフェスティバル2001」にてトムシート賞