情報処理推進機構(IPA)は5月17日、4月に開催した「基本情報技術者試験」(FE)と「情報セキュリティマネジメント試験」(SG)の両方で8歳の小学3年生が合格したと発表した。いずれの試験も最年少記録を更新したという。 FEはITに関する基本的な知識・技能を評価する国家試験で、IPAは「ITエンジニアの登竜門」と位置付けている。今回の試験では応募者1万1294人、受験者1万513人、合格者5928人、合格者の平均年齢は25.1歳だった。 FEではこれまでの最年少記録は9歳だったが、今回4年振りに最年少記録を更新。また、同じ試験では87歳の人物も合格し、これまでの最年長記録82歳も4年ぶりに更新したという。 SGは、組織の情報セキュリティを守るための基本的な知識・技能を評価する国家試験で、各部門の情報セキュリティリーダー向けの試験という。今回の応募者は2941人、受験者2770人、合格者21