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掟の門に関するKAZUMiXのブックマーク (2)

  • すべての男は非モテである - umeten's blog

    ―― 男性学的なるもの ―― 1、すべての男は非モテである――あいまいな男の私結論をいおう、すべての男は非モテである。 すべての男は生まれながらにして欠如を抱えている。不確かであいまいで不透明で、そして透明な存在。それが男だ。「男という病」だ。そして、それこそが非モテなのだ。 非モテにまつわる語りの量の男女間の非対称性。それは、非モテがそもそも男性性に起因するのだと考えなければやはり理解できない。男女の性の非対称性に基づく、身体と精神の問題。それが先鋭化したものが、非モテなのだ。もちろん、女の非モテという問題もある。 だが、あえていおう、問題は「男は存在しない」という点である、と。 男自身として語られるペニスは、陽根や力の源泉や権力の象徴などと、プラスの意味合いで語られている。が、その実体は、なんら所有を意味しないものなのではないか。むしろ、それは欠如の象徴とでもいうべきものなのではないか

    すべての男は非モテである - umeten's blog
  • 空中キャンプ - 「掟の門」

    カフカの作品に、「掟の門」という短編がある。五分もかからずに読めてしまう、とてもみじかい説話なのだが、実にふしぎな読後感がある。「いったい、あの話はなんだったのだろう」と、ついいつまでもかんがえてしまうような、謎めいたストーリーなのだ。物語をかんたんに要約する。 旅をする農夫が、とある門にさしかかる。そこには門を守る番人がいて、この門を通ってはいけない、という。農夫は、許可がでるまで待っている。しかし、門そのものは、ひらいている。番人は、「通りたければ通ってもかまわないが、その先にはべつの番人がいて、おまえはその番人から痛い目にあわされるだろう」という。農夫は待ちつづけるが、いっこうに許可はおりない。しだいに、農夫に死が近づく。農夫がたおれ、まさに死の直前、番人は農夫の耳もとでこういう。「他の誰もここを入れなかった。なぜなら、この門はおまえだけのために作られたものだったからだ。さあ私はもう

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