公式戦ではトリノ冬季五輪以来となる4回転ジャンプに挑戦したが失敗。世界女王にとって再挑戦の意味とは 【 (C)坂本清 】 「4回転は、失敗してもいいから跳びます。久しぶりに試合でチャレンジできるのが楽しみ!」 フリースケーティングの2日前、そう語っていた安藤美姫(トヨタ自動車)。跳ばなきゃいけないというプレッシャーはなく、跳ぶことで得る称賛を期待するわけでもない。ただ、自分だけのチャームポイントである4回転ジャンプを、自分自身が跳びたいだけ。今の安藤はそんなふうに、4回転ととてもいい距離感を保っているのではないだろうか。 ■跳んだがゆえに振り回される 14歳で初めて跳んだその日から、安藤は誇るべき武器であるはずの4回転に振り回されてきた。世界初(※1)のジャンプを跳んだ天才少女と騒がれ、アイドル的な人気に振り回された。身体の成長やコーチの変更で自分のジャンプの跳び方に迷い、困惑の中、い
ウインタースポーツ情報をまとめてGET!スポーツナビ ウインタースポーツ。最新ウインタースポーツニュース、ウインタースポーツコラムなど情報満載女子は米国勢が台頭か 来季展望は !? フィギュアスケート世界情勢-専門誌が分析 専門誌が出題!答えて覚える検定 フィギュアスケート検定(Yahoo!)
フィギュアスケートのジャンプは、スケート靴の刃(エッジ)の爪先(トゥ)を氷に突き立てて跳ぶ「トゥジャンプ」(ルッツ、フリップ、トゥループ)と、トゥを使わずに跳ぶ「エッジジャンプ」(アクセル、ループ、サルコウ)の2種類に大別される。まずはトゥの使い方に注目すると、ジャンプも見分けやすくなるだろう。難度が最も高いのは、アクセル。その下にルッツ、フリップ、ループ、サルコウ、トゥループと続く。 6種類のジャンプのうち、跳ぶ者にとっては最も難しく、見る者にとっては最も見分けやすい。他の5つのジャンプと違い、アクセルのみ前向きに踏み切るためだ。前向きに踏み切り、後ろ向きに着氷するため、アクセルのみ半回転多いことになり、ダブルアクセルなら2回転半、トリプルアクセルなら3回転半となる。 現役女子選手で現在トリプルアクセルが跳べるのは、日本の浅田真央(中京大中京高)と中野友加里(早稲田大)のみ。キミー・マ
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