カナダ・ウィスラーを拠点に活動する注目のクルーとして名高いTHE MANBOYS。そのチーム名にあるとおり、少年の心を持ち続けている大人たちが攻撃的なフリースタイルスノーボーディングを披露してくれる。 iTunesにてフルムービーは販売されているのだが、ここでは、クリス・ラズマンとラスティ・オッケンデンのフルパート動画が無料公開されているのでお届けしたい。 クリス・ラズマン フルパート動画
アメリカ・ロードアイランド州に位置するヤウグー・バレーという、降雪に恵まれない小さな山を拠点とするクリエイティブ集団「YAWGOONS」による最新ムービー『YAWGOONS 18』が公開。期待を裏切らない、創造性豊かなライディングを披露してくれている。 平坦で小規模なゲレンデから生み出された、世界中のスノーボーダーたちを魅了するリバースターンに始まり、人工物を用いた斬新なアイデアにより創造されるライディングスタイルは、今作にもふんだんに収録されている。地形を利用したリバースターンの応用編など、今すぐにでも雪山で試してみたくなるトリックばかりだ。 恵まれない環境で育まれた彼らのライディングは、世界中のどんな環境においても実践できるクールなスタイルだからこそ、絶大なる人気を集めているのだろう。今すぐチェックして、週末のライディングへのモチベーションを高めよ。
欧州を代表するビッグリゾート、スイス・ラークス。かのニコラス・ミューラーのホームマウンテンとしてはあまりにも有名であり、国際大会・LAAX OPENが開催されるなど、その知名度は高い。そのラークスを舞台としたムービーシリーズ『#laaxisniceyo』の第1弾「Chapter 1.2 -Rookie Squad」が公開されたのでお届けしよう。 仲間とのセッション感、サイドカントリーでのジャンプセッション、パーク、ハーフパイプ、リバースターン、パウターンに至るまで、ゲレンデでのフリースタイルスノーボーディングがすべて詰め込まれている。収録されているトリックはハードなものが少なく、ノーグラブの360やシフティからのレイト180、180からのメソッドトゥイークなど。懐かしくもあり、等身大のフィールドで繰り出される手に届くトリックたちは、とても参考になるしカッコよく映るだろう。 言い換えれば、こ
独自の感性でスノーボードの新しい表現方法を毎年のように模索し続けている、スイスのクリスチャン・ハラーによる斬新すぎるムービーが公開された。出演ライダーたちのアクションを重視するのではなく、まるで“一緒に滑っている”かのように感じさせ、情緒的に滑走意欲を刺激する斬新ムービー『GLUE』だ。 タイトルのGLUEとは、「(人や注意を)○○にくぎ付けにさせる」という意になるので、“視聴者をスノーボードにくぎ付けにさせる”というコンセプトで制作されているのだろう。まるでゲレンデを一緒に滑っているかのように感じさせるフリーライディングシーンや、パウダーライディングを客観的な視点や一人称(POV)視点で撮影するのではなく、観ている者がその場にいるかのような、これまでにないカメラアングルで撮影している。もちろん、バックカントリーでのフリースタイルなアクションも含まれているのだが、スローモーションなど編集技
毎年、春分の日は「アクションスポーツの日」。日本記念日協会にも登録されており、今年は3月20日がその日にあたる。この一日をキッカケに、アクションスポーツに触れる人がひとりでも増えることを願って制定された、ボーダーたちにとっては特別な日となっている。 家族や仲間たちとスノーボードを楽しむことは、弊サイトの読者にとっては当たり前かと思うので、ここで紹介するマクモリス兄弟のように、スケートボードやサーフィンまで楽しむという贅沢な一日も悪くないかもしれない。本ムービーの舞台はアメリカ・カリフォルニア州であり、いわゆる3Sを同時期に楽しめるエリアはかぎられてしまうのだが、スケートボードであればストリートはもちろん、屋内パークを含めれば滑走できないエリアはないはずだ。 そうは言っても、過ごし方は各々の自由。お得なクーポンも用意されているので、明日の3月20日(祝・月)は、みんなで思いきりアクションスポ
マーク・マクモリスとセバスチャン・トータントが企画した新しいプロジェクトの発想が面白い。彼らが得意とする高回転3Dスピンなど超テクニカルなトリックを封印して、クリエイティブなアイテムを重視したセッションを試みた。それが「RED BULL UNCORKED」だ。 彼らはコンテストを生業としており、表彰台に立つためにトリプルコークはもちろん、クワッドコーク習得のために日々トレーニングに励んでいる。しかし、トリックの高難度化を望んでいるわけでは決してなかった。だからこそ、クリエイティブなアイテムを通じて、創造性豊かな本来のスノーボーディングの魅力を再構築しようという狙いが本プロジェクトにはあるようだ。 その舞台はカナダ・バンクーバーのグラウスマウンテン。バンクーバーの街並みを眼下に、角野友基もスタイリッシュにジャンプする。以外にも、スコッティ・ジェームスやマイキー・シサレリ、タイラー・ニコルソン
レッド・ジェラード(16)、ブロック・クラウチ(17)、ゲイブ・ファーガソン(17)、ルーク・ウィンケルマン(16)ら、アメリカのヤングガンたちの勢いあふれるライディング映像が公開された。 ほとんどが追い撮りで撮影されているので、レンズに水滴がついていたりお世辞にもキレイな映像とは言い難いが、その分、彼らの素のライディングが垣間見られる。北米で大きな注目を集める彼らなのだが、特にレッドは、US GRAND PRIXで優勝、LAAX OPENで4位、BURTON US OPENでもファイナル進出を果たすなど、スロープスタイル競技の第一線で活躍。若さあふれるアグレッシブさはもちろん、スタイルも兼ね備えたライダーとして一目置かれている。 ピョンチャン五輪までの道のりも含め、今後の彼らの動きにも注視していきたい。
HEART FILMSとともに10年間歩んできた小西隆文。その集大成として、同プロダクションよりアニバーサリーパートが公開されたのでお届けしよう。 小西は徳島県出身。雪に恵まれた環境で育ったわけでもなく、幼少期からスノーボードに取り組んできたわけでもなく、17歳でスノーボードを始めた。あれから21年が経過した現在、アラスカでスティープな斜面に攻撃的なラインを刻み、その年齢を感じさせないほど空高く宙を舞う。 遅咲きながらも、現代の高次元なフリースタイルシーンで活躍している彼のスノーボード人生は、キッズ時代から板に乗っていないとプロの世界で勝負できないかのように錯覚させられる現シーンにおいて、大きな夢を与えているような気がしてならない。 パークライディングを経て、X-TRAIL JAMなどの競技で活躍。ストリートでも格闘した後、現在のバックカントリーフリースタイルへとライディングスタイルを移行
社会人ながら北海道のストリートを舞台にライダー活動を続けている赤前吉明。彼のフルパートがDEVGRUより公開されたので紹介したい。 赤前は高校卒業後に就職の道を選んだが、その傍らでライディングに明け暮れ、街中の手摺りやコンクリートと対峙し続けてきた。勤続15年、ライダー活動14年と自身のSNSで綴っているわけだが、いち社会人の域を超えたアグレッシブすぎる滑りからは、スノーボードに対する熱き想いや魂を感じて仕方ない。 加えて、スケートパークでのコーチや、横乗りイベントの企画運営など、シーンを盛り上げるべくグラスルーツな活動もこれまで行ってきた。 こうしたリアルなスノーボーダーがいるからこそ、シーンのカッコよさや価値観がローカルに継承されていくのだろう。これからの活動にも期待したい。
コンテストシーンを席巻し、大手ビデオプロダクションでも多くのパートを飾るなど、フリースタイルスノーボーディングの歴史に名を刻んできたエーロ・エッタラ。彼が地元であるフィンランドの首都・ヘルシンキを舞台に、ストリートスノーボーディングの新たなる可能性を提示した。その映像が、Red Bull TVよりドロップされた『HELSINKI TRANSITIONS』である。 人目をはばかって、警察の目を盗んで、街中の手摺りや壁、階段などで格闘するだけではなく、ヘルシンキでもっとも有名な観光名所のひとつであるヘルシンキ大聖堂、ヘルシンキ最古の公園であるカイヴォプイスト公園、ほかにも美術館やアイススタジアムなど、誰もが知るロケーションでライディングを敢行。トリックの難易度や創造性を武器に、目の肥えたスノーボーダーだけを唸らせるということではない。メジャーな観光地にフリースタイルスノーボーディングをリンクさ
3月中旬より、来季作に向けてアラスカへのロードトリップを敢行しているHEART FILMSより最新映像が届いたのでお伝えしよう。小西隆文と藤田一茂らが刻んだ極上ラインだ。 カナダ・ウィスラーからおよそ1,200km北上したテラスにて、スキーヤーの佐々木悠を含めて撮影。カナダのバックカントリーを中心に毎年活動している彼らも初めて訪れる地であり、スノーモービルエリアの情報収集や撮影スポットの探索など、悪戦苦闘しながらも順調に映像作品を残しているようだ。 映像ラストにあるように、最新作のタイトルは『beyond』。これまで経験してきたスポットを超越する新たな斜面に挑み、これまでの自分たちの滑りを超えることで新境地を切り拓く……などの意味が含まれているのだろう。 まずは新たに開拓したエリアでスラフに臆することなく攻撃的なラインを刻む、撮れたてホヤホヤの最新映像をどうぞ。
往年のスノーボーダーであれば、“WILDCATS”と聞いて耳に覚えのない人は少ないだろう。デバン・ウォルシュやJFペルシャらを筆頭に一世を風靡した、カナダを代表するヤンチャ集団である。そんな彼らが新作『WILDCATS NEVER DIE』を引っさげて復活を遂げ、同作よりDCPのフルパートが公開されたので紹介しよう。 「ワイルドキャッツは決して死なない」というタイトルどおり、今年37歳を迎えるDCPではあるが、攻撃的なライディングスタイルは健在だ。その映像に輪をかけるように、PENNYWISEの『NO REASON WHY』がバックミュージックに流れるのだから、ベテランスノーボーダーたちが興奮を抑えきれない様子が目に浮かんでしまう。 それでは、当時を思い起こしながら、現在進行形のDCPのライディングをどうぞ。
カナダ・ウィスラーに拠点を置く世界中が注目するハードコア集団・THE MANBOYSによる最新作『SOMETHING BY THE MANBOYS』の予告編ムービーが公開された。 マーク・ソラーズ、クリス・ラズマン、マット・ベルジール、ラスティ・オッケンデンら、レギュラーメンバーに加えて、本作にはアメリカからエリック・ジャクソンが参加。エリックの攻撃的なライディングスタイルは、THE MANBOYSの作風をよりディープなものに昇華させるだろう。 このティザー映像を観るだけでも、彼らのスノーボードに対する情熱が伝わってくる。5パートに分割されたウェブシリーズで展開され、今秋公開予定。乞うご期待。
VIDEOGRASSの最新作『VISITORS』より、あのJPウォーカーによる最新パートを再編集した動画が公開された。 最近の若い読者だと、もしかしたらJPのことを知らないという人もいるのかもしれない。FORUM 8のひとりで……と書きながらも、FORUMのことも知らない可能性もあるため簡潔に説明すると、ストリートライディングを開拓した第一人者であり、さらにはダブルコークを世界で初めて成功させた伝説的なライダーである。 そんなJPも現在40歳。この『VISITORS』は2015年12月に始動したプロジェクトになるので、彼が39歳の時点から撮影がスタートしている。それでいて、ストリート&バックカントリーでこれら攻撃的すぎるフリースタイルなフッテージを数多く残しているわけだ。 JPに敬意を表しつつ、アラフォー世代のスノーボーダーは、いつまでもフリースタイルマインドをお忘れなく。彼の滑りから刺激
米カリフォルニア州ベアマウンテンを舞台として繰り広げられているパークムービー「SUNDAY IN THE PARK」のエピソード10が公開された。 これまでも同パークで撮影された数々のエピソードがあったわけだが、同じアイテムでもそのライディングスタイルが千差万別であるということに改めて気づかされる。今作でも、オープニングを飾っているジョシュ・ボーザーと、トリを務めるカイル・ケリーのライディングスタイルの違いなどを比較して観てみると、本ムービーがさらに楽しめることだろう。 ライディングに限らず、そのファッションでも個性を光らせることができるのがスノーボードの面白さのひとつ。スプリングシーズンに突入するだけに、着こなしでも他人と差をつけて雪山で遊ぼう。
リビングレジェンドとして知られるテリエ・ハーカンセンのスノースケート滑走スキルが高いことは当サイトでもお届けした(記事はこちら)が、今回はゲストとしてマーク・マクモリスも登場。彼らの神ってるスノースケートライディングをご覧いただきたい。 ノルウェー・ヘムセダルなどで撮影されたこれらの映像は、ゲレンデクルージングにとどまることなく、スパインでの華麗なるエアやバックフリップなど、通常のスノーボードに跨った一般スノーボーダーよりも高く飛んでいるだろう衝撃映像ばかり。 それほどまでのトリックを繰り出しているだけに、転倒シーンも過激すぎる。こうした一般的なサイズのパークをスノースケートで駆ける映像を観ることで、彼らのライディングスキルの高さをリアルに感じることができるはずだ。トッププロの滑走力を改めて思い知れ。
2014年に公開された映像なのだが、永遠に色あせることはないだろう。テリエ・ハーカンセンとベン・ファーガソンがゲレンデをクルージングするムービー『ART OF CARVE』だ。 世代の異なるトッププロによるゲレンデクルージング映像は極めて稀であり、等身大のフィールドで繰り広げられるからこそ、彼らのすごさをリアルに感じることができる。さほどスローが使われていないため、そのスピード感が伝わってくるはずだ。だからこそ、テリエのメソッドを見ればわかるように、それほど大きくないヒットポイントでもあれだけのエアが繰り出せる。ベンによるバックサイド360トライポッドも、スピードがあるからこそクールなのだ。 高速域で楽しむためには、当然だがカービングターンが重要である。フラットバーンばかりでその技術を磨こうとするのではなく、この映像にもあるように、あらゆる自然地形を活かして滑り込んだほうが面白いし、確実に
アメリカの大手メディア・TRANSWORLD SNOWBOARDING主催による、プロスノーボーダーたちの労と成果を讃える授賞式「RIDRES POLL 18」のMEN’S VIDEO PART OF THE YEAR(年間ベストビデオパート)部門にノミネートされていた國母和宏が、ボード・メリルやスコット・スティーブンスらを抑え受賞した。この授賞式の全部門を通じて、日本人スノーボーダーとして初となる快挙である。 受賞作品は、UNION BINDING COMPANYよりリリースされた『STRONGER.』のオープニングを飾ったフルパートだ。アメリカ・アラスカ州ヘインズやカナダ・BC州ゴールデンのバックカントリーで撮影された4分あまりのビデオパートには、クリフからの巨大メソッドや、手つかずのナチュラルヒットで繰り出される多彩なスピントリック、さらには超絶スティープなビッグマウンテンライディン
沖縄で生まれ、オーストリア・インスブルックに拠点を置くイーサン・モーガンが贈る超絶クールなパークムービーを紹介しよう。 イーサン以外にもフロ・コゼリアスとマックス・ゼベが出演しているのだが、彼ら欧州ライダーたちはアメリカ・カリフォルニア州に位置するマンモスマウンテンやビッグベアなどを攻める。前半はフロとマックスの競演となっており、後半はイーサン。ストリートテイスト満載なファッションに身を包み、全開のジャケットをなびかせながら、スタイリッシュなトリックを連発する。 特にイーサンは、独創的なラインを描きながら、細かい動き一つひとつがいちいちカッコいい。パークのみで撮影されているとは思えないほど見応え抜群なわけだが、その理由は、身体の細部に至るまでスタイルが滲み出ているから。やはり、フリースタイルスノーボーディングはカッコつけてナンボだ。
米カリフォルニア州ベアマウンテンをホームとするパークライダー、スコッティ・バインをフィーチャーした動画『ALWAYS HAVE ALWAYS WILL』がSESSIONSより公開されている。 キッズ時代から名パークとして名を馳せるベアマウンテンで滑りに磨きをかけてきたスコッティは、今なおその地で滑り続け、フリースタイルな表現をやめることはしない。今年30歳を迎える彼は、多くのライダーが年齢を重ねていくことでマウンテンライディングへとシフトしていくのを尻目に、パークレールを相手に切磋琢磨している生粋のフリースタイラーである。 南カリフォルニアがフリースタイル発祥の地とされているだけに、その伝統とも言えるパークジブを継承した彼の最新ライディングスタイルがこれだ。フロントサイドウォールでのリバースターンやバックサイドウォールでのユーロカーブなど、あらたなアレンジも加わった重厚感あふれるパークでの
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