アップルがMac OS XをARMへ移植しようとしていたことが判明 「Darwin」カーネルをARMv5に移植するプロセスを記した論文が公開 Appleが「Mac OS X」の「Darwin」カーネルを、「ARMv5」アーキテクチャへ移植する取り組みを進めていた可能性があることがわかった。同アーキテクチャは「iPhone」や「iPad」などで採用されている。 『Porting Darwin to the MV88F6281』と題された論文によれば、Appleのプラットフォーム・テクノロジー・グループは2010年、Mac OS XをARMアーキテクチャに移植しようとしていたらしい。 この論文を著したのは、執筆当時にAppleでインターンとして働き、現在はフルタイムのCoreOSエンジニアとなったトリスタン・シャープ(Tristan Schaap)氏だ。 オランダのデルフト工科大学から出版され