今日も吹部は! 宮脇ビリー 怪我により野球ができなくなった野球部のエース・汐見草太郎(しおみそうたろう)。 夢も目標も失われ、屋上から飛び降りようとしたところ声をかけたのは――吹奏楽部の小松原(こまつばら)ルーシーだった。 「吹奏楽、やらん?」シンプルなその一言に心動かされた汐見は入部を決意するが、ふたを開けてみるとそこは 吹奏楽部ならではのトラブルだらけで――!? 「吹部あるある」を詰め込んだ、ぶっ飛び青春コメディー!
「キャプテン翼」は、漫画家の高橋陽一さん(63)が1981年に「週刊少年ジャンプ」で連載を始めました。 主人公のサッカーの天才少年、大空翼が個性豊かなチームメイトやライバルたちと共に劇的な試合展開の中で数々の名シーンを生み出し、友情を育みながら成長していく姿が描かれています。 高橋さんはことし1月、体力の衰えや執筆環境の変化などを理由に連載の終了を発表していて、4日は連載最後となる雑誌が発売されました。 東京・新宿区の書店では特設の売り場が設けられ、さっそく買い求める人の姿も見られました。 19歳の男性は、「僕自身がサッカーをやっていて親が買ってくれてからずっと読んでいます。現実ではできないような技もありますが、夢を持たせてくれるシーンがたくさんあって魅力に感じます」と話し、40代の男性は「ずっと長く読んできたので楽しませてもらいました。残念ですが、“ありがとうございました”と伝えたいです
ジャンプ誌上でたくさんの作品を発表された鳥山明先生が逝去されました。 突然の訃報に、集英社・編集部一同大きな悲しみに包まれております。 『Dr.スランプ』『DRAGON BALL』『SAND LAND』...先生が描かれた漫画は、国境を越え世界中で読まれ、愛されてきました。 また、先生が生み出された魅力あふれるキャラクターたちと、その圧倒的なデザインセンスは、数多くの漫画家・クリエイターに大きな影響を与えてきました。 先生の偉大なご功績を讃え、感謝の意を表するとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 週刊少年ジャンプ編集部 Vジャンプ編集部 ジャンプSQ.編集部 最強ジャンプ編集部 少年ジャンプ+編集部 株式会社バード・スタジオ/株式会社カプセルコーポレーション・トーキョーと、先生と親交の深かった方々からコメントを頂戴しました。 ◆ ファン、関係者の皆さまへ 突然のご報告になりますが、
芸能界屈指の漫画好き、ケンドーコバヤシさんがMCを務める漫画紹介番組『漫道コバヤシ』。毎年恒例「漫道コバヤシ 漫画大賞」にて、このほど「週刊ヤングマガジン」で人気連載中の『だれでも抱けるキミが好き』(講談社、武田スーパー)が「貞操観念低い賞」を受賞した。 第3巻が3月6日に発売された同作の魅力や、性に開放的だった女性との思い出エピソードなどを聞いた。 【あらすじ】 童貞高校生のゴトウが好きになったのは性に奔放なギャル・アガワさん。ある日の放課後、彼女が同級生と性行為しているところを見てしまって──。 「この漫画には僕が夢見た平和な世界がある」 本作は、登場人物に訳ありな“特徴”はあるものの、ゴトウという男子とアガワさんというヒロインの恋愛を描いたラブコメだ。これまで数多くの漫画で描かれてきた人気ジャンルだが、ケンコバ氏は本作に「他の漫画にはない衝撃を受けた」という。 それは、話の序盤でゴト
式のはじめに、小学館の代表取締役社長・相賀信宏氏が挨拶。1月末に芦原妃名子が死去したこと、芦原が過去に2度小学館漫画賞を受賞したことに触れながら「小学館は今回の事態を重く受け止めており、なぜこのようなことになったのか、どこかの段階で止められなかったのか。二度とこうした悲劇を繰り返さないために現在調査を進めており、再発防止に努めてまいります」と誓う。また「これからも小学館は作家、著作権者の皆様に寄り添い、その権利を守っていく所存です」と続けた。 昨年までは「児童向け部門」「少年向け部門」「少女向け部門」「一般向け部門」の各部門を設けていた小学館漫画賞。現在のマンガが世代や性別を超えて広く読まれる文化となっていることを鑑み、本年より部門が廃止された。これについて相賀氏は「まだまだこれがベストだとは思っておりません。マンガ賞自体が時代に合わせて変化していくための第一歩を踏めたと捉えております」と
ニュースサイト・コミックナタリーの15周年記念企画「この15年に完結したマンガ総選挙」の授賞イベントが、去る1月20日に東京都内で開催。大賞作品となった「ゴールデンカムイ」の担当編集・大熊八甲氏が出席した。 イベント前日に実写映画が公開されたばかりの「ゴールデンカムイ」。イベントでは作者・野田サトルと長年タッグを組む大熊氏が、「ゴールデンカムイ」執筆の裏側や、秘密のベールに包まれている野田の人柄などについてトークした。このレポートではイベント全体の模様に加え、ファンから募った質問に対する大熊氏の回答などを、1万字超の大ボリュームでお届けする。 ファンの支えに感謝「この賞には特別な重みを感じています」 “ゴールデンカムイアベンジャーズ”みたいなものが野田さん 「いいネタがあるんですよ」あの迷キャラクターの誕生秘話が明らかに ファンからの質問に回答その1「これはアウトでは?」「気に入っている煽
「搾取」この言葉を使うことに抵抗がなくはないですが やはりそうとしか考えられない現状です… もちろん現場の人は誰も悪くないのですが 悪しき慣習が漫画家の首を締めています。 普通の方々でも結構知ってる数字かとはと思いますが 漫画家が貰える印税率は10%です。 これは紙の漫画の印税率です。 まだ漫画がデジタルじゃなかった頃 漫画家は漫画を読者に届けるにあたって 写植も打てなければ、印刷もできない。 書店との交渉事や販売数も把握できないし 在庫管理もできなかった。 つまり、漫画が漫画本として世に出るために 漫画家 編集者 写植屋 印刷会社 書店取次業者 書店 倉庫管理業者 少なくともこれだけの業者が関わらんないと 本が出せなかったのです。 その、漫画家ができない仕事を 各業者に振り分けて仕事を依頼し かつ、円滑に進め、さらに販売促進、売上の分配などを 一手に担っていたのが 出版社という存在です。
現在問題になっている原作のドラマ化についてのお話ですが あまりにも重い結果を招いてしまったことを本当に残念に思っています。SNS等で事の経緯を知ったような有様ですが、何故ここまで追い込まれなければならなかったのか、芦原さんの置かれた立場を想うと本当に胸が痛みます。 当事者でない私がこの件に言及するのもどうなのかと思い悩んだのですが、私も過去に原作を実写化した経緯があることから、その時に感じたことを私なりに言葉にしてみようと思います。 2016年に今まさに渦中の日本テレビで私の作品「MARS」(講談社別冊フレンドで1996~2000年掲載)をドラマ化したことがあります。 ※注 今回の脚本家、スタッフとは別の方々によって制作されたものです。 この時の実写化については正直あまり乗り気ではありませんでした。 それは多くの原作者が言っているように原作の大幅な改変が常習となっていたからです。 しかも別
昨年10月に日本テレビで放送されたドラマ『セクシー田中さん』。原作者で、漫画家の芦原妃名子さんが1月29日に亡くなったことを受け、原作者と脚本家、そしてテレビ局と出版社の関係性について大きな議論を呼んだ。 そんななか、2月8日に本作の脚本を担当した脚本家の相沢友子氏が、自身のインスタグラムでコメントを発表。芦原さんへの追悼の言葉と共に、 《SNSで発信してしまったことについては、もっと慎重になるべきだったと深く後悔、反省しています》 と反省の弁を述べ、この投稿を機にアカウントを削除する予定を明かしたのだった。 多くの漫画家がSNSを中心に声をあげ、ニュース番組では連日のように特集が組まれている状況。対応に追われているのは、ドラマを放送した日本テレビと漫画『セクシー田中さん』を発行している小学館だ。 「日本テレビは芦原さんの逝去後すぐにコメントを発表しましたが、その内容が“誠意を感じない”と
俳優の伊藤英明(48)が2日、自身のインスタグラムを更新。主演した映画「海猿」について言及した。 【写真】原作者の佐藤秀峰氏から贈られた原画(インスタから) 「海猿」は伊藤主演で映画4本が製作され、フジテレビのドラマ版も大ヒットした。一方、漫画家の佐藤秀峰氏は2日、自身のnoteに「死ぬほど嫌でした」と題した文章を投稿。昨年放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんの急死を受け、「海猿」映像化の際に自身が経験したトラブルを明かした。 佐藤氏は2012年に自身のSNSでフジテレビとの絶縁を宣言。同局スタッフが佐藤氏の事務所に“アポなし取材”に訪れたこと、「海猿」に関する書籍が契約書なしに販売されていたことなどが重なり、続編は今後、許可しないとした。 伊藤は投稿で「記事を読みました。『海猿』は僕にとって一生の財産です。いまだにありがたいことに『海猿』が大好きでし
マンガ雑誌で連載中の「セクシー田中さん」などで知られる漫画家の芦原妃名子さんが28日から行方不明になり、29日、栃木県内で死亡しているのが見つかりました。自殺とみられています。 捜査関係者によりますと28日午後、漫画家の芦原妃名子さん、本名・松本律子さんの関係者から行方不明者届が出され、警視庁が行方を捜していましたが、29日、栃木県内で芦原さんが死亡しているのが見つかったということです。遺書のようなものも見つかっていて、現場の状況などから自殺とみられています。 芦原さんの作品はたびたびテレビドラマ化され、現在、マンガ雑誌で連載中の「セクシー田中さん」は去年10月から日本テレビ系列でドラマ化されていました。 先週26日(金)には、芦原さんは自身のSNSでドラマの9話・10話の脚本を自ら担当した経緯を明かしていましたが、28日になって経緯のコメントを削除し、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめ
ドラマ「セクシー田中さん」をご視聴いただいた皆様、 ありがとうございました。 色々と悩んだのですが、今回のドラマ化で、 私が9話、10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情を、 きちんとお伝えした方が良いのではと思い至りました。 この文章を書くにあたって、私と小学館で改めて時系列にそって事実関係を再確認し、 文章の内容も小学館と確認して書いています。 ただ、私達は、ドラマの放送が終了するまで、脚本家さんと一度もお会いすることは ありませんでしたし、監督さんや演出の方などドラマの制作スタッフの皆様とも、 ドラマの内容について直接、お話させていただく機会はありませんでした。 ですから、この文章の内容は私達の側で起こった事実ということになります。 「セクシー田中さん」は一見奇抜なタイトルのふざけたラブコメ漫画に見えますが…。 自己肯定感の低さ故生きづらさを抱える人達に、優しく強く
2020年に青年漫画誌「週刊ヤングジャンプ」にて赤坂アカと横槍メンゴの共同名義で連載スタートした『【推しの子】』。伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定とサスペンス要素、そしていままさに世間を騒がせ続けている“芸能界”という複雑な世界に躊躇なく切り込む斬新なストーリーで、幅広い世代から爆発的な人気を博している。 2024年1月現在、原作コミックは累計1,500万部を売り上げ、2023年に放送されたアニメも原作に極めて忠実なストーリーと繊細で美しい作画が評価され、さらに作品の人気を高めた。 また、主題歌の「アイドル」は米ビルボード・グローバル・チャートで日本語楽曲初の首位を獲得するなど、作品を知らずともYOASOBIのこの楽曲は知っている人も多いのではないでろうか。 快進撃を続ける『【推しの子】』の実写版は、なんとAmazon Primeと東映が初めて手を組み、
選出されたのは、坂上暁仁「神田ごくら町職人ばなし」、泥ノ田犬彦「君と宇宙を歩くために」、阿賀沢紅茶「正反対な君と僕」、よしながふみ「環と周」、平井大橋「ダイヤモンドの功罪」、トマトスープ「天幕のジャードゥーガル」、真造圭伍「ひらやすみ」、和山やま「ファミレス行こ。」、濱田轟天・瀬下猛「平和の国の島崎へ」、荒川弘「黄泉のツガイ」の10作品。最終結果は4月上旬までに発表予定だ。 今年で17回目を迎える「マンガ大賞」。今回は2023年1月1日から12月31日までに新刊の単行本が刊行された、最大巻数が8巻までの作品が選考対象となっている。なお「マンガ大賞2023」では、とよ田みのる「これ描いて死ね」が大賞に輝いた。
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