ブックマーク / wezz-y.com (61)

  • 小山田圭吾×荻上チキ 東京オリパラ騒動から2年…小山田圭吾は何を思い、考えたのか〜いじめ、メディア、キャンセル - wezzy|ウェジー

    東京2020オリンピック・パラリンピックの開催が差し迫った2021年7月19日に、ミュージシャンの小山田圭吾さんが開会式の楽曲制作担当の辞任を発表した。これまでもインターネット上で言及されてきた、雑誌のインタビュー記事での「いじめ発言」が改めて問題視されたことを受けてのものだった。それから約二ヶ月後の9月17日には小山田さんの公式サイトに、いじめ発言が掲載された雑誌記事の背景や現在の心境、謝罪などが書かれた「【いじめに関するインタビュー記事についてのお詫びと経緯説明】」が掲載され、2022年5月25日に活動再開が発表された。 記事は、小山田さんと評論家・荻上チキさんとの対談である。小山田さんの当時の心境や出来事を伺うとともに、NPO「ストップいじめ!ナビ」の理事を務める荻上さんにいじめ問題の知見をお話しいただいている。またメディアやSNSを中心としたインターネット上での反応も含めた一連の

    小山田圭吾×荻上チキ 東京オリパラ騒動から2年…小山田圭吾は何を思い、考えたのか〜いじめ、メディア、キャンセル - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2023/12/14
  • 【アーカイブ】高井ゆと里×能川元一×堀あきこ×松岡宗嗣「トランスヘイト言説を振り返る」出演者発表 - wezzy|ウェジー

    出演者は、『トランスジェンダー問題』訳者であり『トランスジェンダー入門』著者の一人である高井ゆと里さん、右派の言説を研究している能川元一さん、ジェンダー・セクシュアリティ、メディア文化を専門に研究されている堀あきこさん、国政の動きを注視してきた一般社団法人「fair」代表の松岡宗嗣さんです。そのうち能川さん・堀さん・松岡さん3名の発表をもとに、周司あきらが要約して今回の記事にしました。 記事1(周司あきら) 高井ゆと里×能川元一×堀あきこ×松岡宗嗣「トランスヘイト言説を振り返る」出演者発表 記事2(高井ゆと里) 高井ゆと里「素朴な疑問は素朴ではない~トランスヘイト言説に触れたら~」 記事3(周司あきら) 高井ゆと里×能川元一×堀あきこ×松岡宗嗣「トランスヘイト言説を振り返る」クロストーク 【注意】このイベントでは現状分析を目的にしているため、トランスジェンダーに差別的な言説が多数参照されま

    【アーカイブ】高井ゆと里×能川元一×堀あきこ×松岡宗嗣「トランスヘイト言説を振り返る」出演者発表 - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2023/10/19
  • 「行動派(アクティビスト・パイ)」っておいしいの? 『ハッシュタグだけじゃ始まらない』より - wezzy|ウェジー

    5月13日20時より、遠藤まめたさんと熱田敬子さんによるオンライントークイベント「熱田さん、中国フェミニズム・LGBT運動から何を学べるんですか?」を開催いたします。 イベントは、遠藤まめたさんをホストに世界のフェミニズム・LGBT運動について識者にお話を伺う定期イベントの第一回であり、また熱田敬子さんが編著者として参加されている、今年3月刊行の『ハッシュタグだけじゃ始まらない:東アジアのフェミニズム・ムーブメント』(大月書店)の刊行記念イベントでもあります。 イベント開催を受け、『ハッシュタグだけじゃ始まらない』の一部を試し読みとして掲載いたします。ぜひ書籍のご購入、イベントの参加をご検討ください。 熱田敬子 大学非常勤講師、ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール~ふぇみ・ゼミ運営委員。専門は社会学、ジェンダー・フェミニズム研究、研究テーマは人工妊娠中絶の体験分析、日

    「行動派(アクティビスト・パイ)」っておいしいの? 『ハッシュタグだけじゃ始まらない』より - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2022/05/01
  • IQOS(アイコス)の全米販売が許可されない理由 加熱式タバコの室内汚染に注意 - wezzy|ウェジー

    受動喫煙対策の対象か否か、加熱式タバコを巡って議論が続いている。そのさなか、愛煙家の飯島勲氏がプレジデントオンラインのコラム(https://president.jp/articles/-/27472)で、受動喫煙対策に対して吠えた。 <あれだけ止めておいたほうがいいと言っていたのに、タバコ撲滅を進めた東京都の小池百合子知事に続き、またもや感情論で、タバコ撲滅を目論む計画が、兵庫県が進んでいる> 受動喫煙対策の先進県として「“法律より一歩進んだ対策”の実施を提案する」という方針から、紙タバコ同様、規制対象に加熱式も含む見直しを計る兵庫県(井戸敏三知事)を腐した一文だ。 タバコが絶対禁止なら酒も車も禁止しろ!という暴論 飯島氏は第2次・第3次・第4次「安倍内閣」の内閣官房参与。いわゆる政界のご意見番だが、受動喫煙対策について以下の主張を展開している。 <私はタバコを吸う。そして、タバコを嫌い

    IQOS(アイコス)の全米販売が許可されない理由 加熱式タバコの室内汚染に注意 - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2021/07/25
    これ本当? "健康被害をめぐるFDAと厚労省との日米格差が、昨年の加熱式タバコ利用者540万人(=世界の98%を占める)という日本人のガラパゴス化を生んでいるのは明確だろう。"
  • 「ツイフェミ」とは一体何なのか? ツイッターにおける女性差別に関する考察 - wezzy|ウェジー

    2021.07.09 06:00 「ツイフェミ」とは一体何なのか? ツイッターにおける女性差別に関する考察 インターネット上において、女性や女性が消費する文化に対するバッシングや蔑視は後を絶ちません。例えば、ボーイズラブ二次創作などを好むいわゆる「腐女子」に対する匿名掲示板や動画サイトなどでのバッシングやSNSの荒らし、女性を女性器の呼称を用いた呼び方(「まんさん」「ま〜ん(笑)」など)をする「性器呼び」などが挙げられます。 男性向け創作の世界におけるジェンダー意識に疑問を持つ人もいます。《八月の終わり、週刊少年ジャンプの定期購読をやめた》という文章で始まる、高島鈴「招かれざる客を招く:「週刊少年ジャンプ」・ジェンダー・閉ざされるファンダム」(『文藝』2020年冬季号、河出書房新社、pp.370-379)においては、漫画誌『週刊少年ジャンプ』が、女性キャラクターの尻を再現したモチーフをイベ

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    akupiyo 2021/07/11
  • 医師による患者への性暴力 裁判からわかった実態と法律の問題点 - wezzy|ウェジー

    昨今、医師から患者への性暴力が複数報道されている。昨年報じられた斉藤医院事件(一審懲役10年判決、控訴中)が代表的で、長年に渡る患者への卑劣な行為に衝撃を受けた人も多かっただろう。 今年2月には衆議院予算委員会にて、自民党の大岡敏孝議員によって<医師が診療と称して女性にわいせつな行為に及ぶ事例に法律は対応できているのか>との質問(※)が行われている。 ※参照:3月1日「京都新聞」:https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/516854 今年5月に公開された「性犯罪に関する刑事法検討会」の取りまとめ報告書の中でも<医療機関の医療職や心理職,福祉施設職員と患者・利用者>といった性暴力における地位・関係性について言及されており、注目を集めている問題の一つだ。 医師による性暴力被害の特徴や、現在の法律・制度の問題点について、性暴力問題に詳しいらめーん弁護士に話を聞

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    akupiyo 2021/06/06
  • 「選択的夫婦別姓」を阻むネオリベ政策 自民党は「家族」になにを押し付けようとしているのか - wezzy|ウェジー

    ●日人のつくりかた(第4回) 亀井静香「天皇の国だよ」発言が炎上 2月18日に放送されたNHK・ETV特集『夫婦別姓:“結婚”できないふたりの取材日記』に元国民新党代表の亀井静香氏がインタビューで登場、そこで夫婦別姓での結婚を望むカップルに次のように語った模様が放送された。 日はな、天皇の国だよ、簡単に言うと。まあだから、民が、「夫婦が姓が一緒だ別だ」なんてね言うこともないんだよ。みんな天皇の子だから一緒なんだよ。 この発言には大いに呆れかえった。と同時に、よくもこんなモロな発言を引き出したなと取材者に感服した。当然、この発言を放送から文字におこしたものが一気に拡散・炎上し、とっくに政界を引退した亀井静香がにわかにトレンドワード入りした。 とはいえ、どうして夫婦別姓で「天皇」が飛び出してくるのか、理解できない人もたくさんいたと思う。 番組の中で、家族法の専門家である二宮周平立命館大学法

    「選択的夫婦別姓」を阻むネオリベ政策 自民党は「家族」になにを押し付けようとしているのか - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2021/02/27
    家族同氏だけを強いて、共に過ごす時間やコミュニケーションを保障しようとしないことが、先進国一の長労働時間を強いられる男性と、平均の労働時間なのに先進国一の低賃金を強いられる女性を作り出しているのに。
  • 自民党保守派にとって「選択的夫婦別姓」は姓氏だけの問題ではない 議論を後退させた背景にある“国家観” - wezzy|ウェジー

    2021.01.30 08:00 自民党保守派にとって「選択的夫婦別姓」は姓氏だけの問題ではない 議論を後退させた背景にある“国家観” ●日人のつくりかた(第3回) 他人の「選択的夫婦別姓」が、どうしてそんなにイヤなのか 2020年12月末、政府の第5次男女共同参画基計画改定をめぐって、自民党内では、「夫婦別姓(夫婦別氏)」への展望をどのようにもりこむかをめぐる政策的対立があらわとなった。 「男女共同参画基計画」とは、今後10年間の「基認識」と、今後5年間の「施策の基的方向」及び「具体的な取組」を定めるものだ(内閣府男女共同参画局のWEBサイトに拠る)。2020年12月4日時点での政府原案では、選択的夫婦別姓の容認について、次のように触れられていた。 「誰一人取り残さない」社会の実現に向けて、婚姻前の氏を使用することができる具体的な制度のあり方について、国会において速やかに議論が

    自民党保守派にとって「選択的夫婦別姓」は姓氏だけの問題ではない 議論を後退させた背景にある“国家観” - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2021/02/18
  • 森喜朗元会長の女性差別発言を「炎上」で終わらせないために必要なこと - wezzy|ウェジー

    東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗元会長の「女性は競争意識が強い」「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」といった発言が女性差別であるとして大きな話題になりました(発言の全文はこちら)。 この件を受けた経団連会長や自民党の二階俊博幹事長の発言も同様に批判の対象となり、ボンバーマンの連鎖でも見ているような気分になります。 森元会長の発言に限らず、社会ではいまだにあらゆる場面で女性差別が行われています。こうした状況を改善するためにすべきことは多数ありますが、『Oxford Review of Economic Policy』という学術雑誌の最新号で組まれていた「ジェンダーの経済学」という特集に、いま何をしなければならないのかがクリアに見えてくる論文がありました。「バイアスと差別:既知の事」と「ジェンダーと文化」の2です。 今回は、女性差別の起源に迫る経済学分野の研究を

    森喜朗元会長の女性差別発言を「炎上」で終わらせないために必要なこと - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2021/02/17
    男の方が長く喋るという調査をシェアしたクチだけど、ねらいは森に届くことじゃなくて、おれは差別したくないよ、という男に自覚させることだよね。
  • 育児・医療の情報環境は問題だらけ! 家族に丸投げの育児をどう変える?/荻上チキ×森戸やすみ - wezzy|ウェジー

    今年7月に『小児科医ママの子どもの病気とホームケアBOOK』(内外出版社)を刊行した小児科医・森戸やすみさん。書は、よく知らないからこそ感じる、子どもの体調についての漠然とした不安に寄り添い、病気のことや医療機関のかかり方について具体的な話を、詳しく丁寧に説明する一冊になっています。育児や子どもの病気は、インターネットやテレビなど様々なところで話される一方、誤解やデマに満ちた情報も数多くあります。育児・医療の情報について、メディアはどのように変わっていけばよいのでしょうか。評論家・荻上チキさんと森戸やすみさんに語り合っていただきました(全2回)。 子育て情報が不足している荻上 森戸さんの新刊『小児科医ママの子どもの病気とホームケアBOOK』(内外出版社)は、熱中症や風邪、皮膚炎など普段「これってどうなんだろう?」って疑問を持つことのある身近なテーマを取り上げられていて、育児をしている

    育児・医療の情報環境は問題だらけ! 家族に丸投げの育児をどう変える?/荻上チキ×森戸やすみ - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2021/01/17
    良記事。"母子手帳はけっこう大切なことが書いてあるんですけどみんな読んでないんですよね。ただ母子手帳ってすごく読みづらいんですよ。どういう情報をどういう順番で載せなくちゃいけないのか法律で決まっていて
  • 地獄と女性の深い関係 鎌倉時代の絵巻物から伺える女性蔑視 - wezzy|ウェジー

    地獄という言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。鬼や悪魔の姿であったり、燃え盛る炎や煮えたぎる水、あるいは具体的な現実の光景を想起する人もいるだろう。歴史を遡ると、地獄は、人びとが生きる上で感じていく後ろめたさや罪悪感、現実の風景に上書きされながら、アップデートを繰り返してきた。実はこの地獄と女性には深い関係がある。 「女は生理があるので地獄に落ちる」元来、日の仏教には女性は成仏できないものとする見方がある。いわく、女性は「五障」の身であり生まれつき穢れや罪業を伴っているというのだ。この「五障」という単語は、サンスクリット語の原典では「女性が就くことのできない五つの地位」を示すものだ。この時点で既に女性蔑視を感じるが、ここには穢れにまつわる意味は含まれていなかった。しかし「障」つまり「さわり」という字に罪や煩悩を指す意味合いがあったために、古くから日にあった女性の身を不浄とす

    地獄と女性の深い関係 鎌倉時代の絵巻物から伺える女性蔑視 - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2020/12/25
    "インドの原典にはない中国で作られたとされる「偽経」...15世紀以降から受容...中国で作られたものは現在確認出来る限り出産時の血のみを穢れとしているが日本で編集されたものでは生理の際の経血までもが女性の罪業"
  • 世界のどこかで毎日トランスジェンダーが殺されている - wezzy|ウェジー

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    akupiyo 2020/11/16
  • 専業主婦の姉はなぜ、右派・保守になったのか。男女平等に反対しケア労働を重視する女性たち - wezzy|ウェジー

    私にはふたつ年の離れた姉がいます。専業主婦で、ひとりの可愛い女の子を子育て中です。私たちは昔からとても仲が良く、居住地が離れた今でも毎日のようにLINEでやりとりをしています。 しかし、考えが合わないなと思うことも度々あります。たとえば、姉は結婚至上主義者で、事実婚や同棲は絶対認めず、自民党と安倍総理が好きで、韓国中国が嫌いなのです。 姉の考え方は“右派・保守寄り”と言えると思いますが、私は正直、「女性が保守になる」モチベーションがまったく理解できませんでした。「家族・性差」を強調して、女性を抑圧し、低い社会的地位にとどめて、無償のケア労働を負担させる思想を支持しても、女性自身にとってはデメリットしかないように感じていたからです。 しかし、姉のように主婦かつ保守の人は数多く見受けられるし、今世紀に入ってから、これまで男性主体で進められてきた保守運動においても、女性の姿が数多く見られるよう

    専業主婦の姉はなぜ、右派・保守になったのか。男女平等に反対しケア労働を重視する女性たち - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2020/10/26
    前世紀末に政府が行った不払い労働の試算がなぜか「専業主婦の価値」として喧伝された問題を想起させる。
  • 自民党が理解できていない「大学受験生に2万円の給付」の意義 - wezzy|ウェジー

    公明党が、「大学受験を控えた高校3年生や浪人生を対象に、大学入学共通テストの受験料に相当する2万円の給付を提言した」ことと、それに対して、萩生田文部科学大臣が、「その目的は何なのかということも含めて与党でよく相談をしてほしい」という返答をしたことが話題となっています。 報道されている教育関係の政治家の反応や、メディアの反応を見ていると、ものの見事に何も分かっていないようで、かなり驚きます。 米国は良くも悪くも、何か教育政策上でよく分からない事があると、実験してみたり、研究者が何らかの疑似的な実験足り得る出来事を見つけてきたりして、その効果を明らかにしてくれます。それは大学受験料の話も例外ではありません。たかが大学受験料と思うかもしれませんが、そこはされど大学受験料で、実は大学受験料の変更は大きな影響があることが分かっています。 そこで今回は、大学入学共通テストの受験料を給付する目的が何なの

    自民党が理解できていない「大学受験生に2万円の給付」の意義 - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2020/10/20
    日本は気に入らない学者を拒否してるからな。 "米国は良くも悪くも何か教育政策上でよく分からない事があると、実験してみたり研究者が何らかの疑似的な実験足り得る出来事を見つけてきたりして"
  • 「女性専用スペースからトランス女性を排除しなければならない」という主張に、フェミニストやトランスはどう抵抗してきたか - wezzy|ウェジー

    2019.02.16 21:05 「女性専用スペースからトランス女性を排除しなければならない」という主張に、フェミニストトランスはどう抵抗してきたか 昨年の2018年7月、お茶の水女子大学がトランスジェンダー女性の入学受け入れを発表したとき、ただちにツイッターで、トランスフォビックな仕方で懸念や怒りを表明するフェミニストがあらわれた。私はそのようなツイートを見て、非常に暗い気持ちになった。 第一には、むき出しのトランスフォビアの言葉そのものが原因だ。だが、とりわけ私が暗い気持ちになったのは、次のようなことを考えたからだ――ついに、この手の言説が日にもこの強度であらわれた、これからこの種のトランスフォビアと、正面切ってたたかわなければならなくなるのだろうか、と(※1)。 (※1 あくまでも私にはそう感じられた、ということであり、日フェミニズムの歴史やネット上のフェミニズムの言説に詳し

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    akupiyo 2020/04/27
  • 育児の「正しさ」に苦しまないで。親と子の関係から紐解く逆算の子育て - wezzy|ウェジー

    2020年2月、東京・下北沢の屋B&Bで、著者の信田さよ子さんと、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表で双子の父親になったばかりの清田隆之さんによる、刊行記念トークイベントが行われました。記事では、その一部をレポートします。 ■信田 さよ子(のぶた・さよこ) 1946年生まれ。岐阜県出身。公認心理師・臨床心理士。お茶の水女子大学文教育学部哲学科卒業、同大学院修士課程家政学研究科児童学専攻修了。1995年に原宿カウンセリングセンターを設立、所長を務める。親子・夫婦関係、アディクション(依存症)、暴力、ハラスメントといった問題に悩む人たちやその家族にカウンセリングを行っている。『母が重くてたまらない』『〈性〉なる家族』(以上、春秋社)、『カウンセラーは何を見ているか』(医学書院)、『母・娘・祖母が共存するために』『あなたの悩みにおこたえしましょう』(朝日新聞出版)など、著書多数。 ■清田 隆

    育児の「正しさ」に苦しまないで。親と子の関係から紐解く逆算の子育て - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2020/04/05
    “わたしは、フェミニズムは「自分が正しい」と思う学問ではないと思っているんですよ。むしろ、自分の権力や特権性に敏感になること、それがフェミニズムの根幹だと思います。”
  • 性差別表現の炎上の背景にある、ネオリベ化する公共広報 堀あきこさんインタビュー - wezzy|ウェジー

    繰り返し起こるメディアでの女性の描かれ方への批判など、「性表現」に関する問題について、ジェンダー・セクシュアリティ等の研究をしている堀あきこさんにお話を伺っているインタビュー。性表現のうちの、「わいせつ表現」を中心に扱った前編に続き、後編では「性差別表現」についてお話いただいた。 ウェブ上で繰り返される女性の描かれ方への批判に対しては「フェミニストは自分の快・不快で議論しているお気持ちフェミだ」などと揶揄する声が聞かれることも少なくない。フェミニストはなぜ女性の描かれ方を批判するのか。そしてなぜこれほどまでに「炎上」が繰り返されるのか、その背景について伺った。 堀あきこ 大学非常勤講師。社会学、ジェンダー、セクシュアリティ、視覚文化が専門。主な著作に『BLの教科書』(共編著, 有斐閣, 近日刊行)、『欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差』(2009, 臨川書店)。論文に「ジ

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    akupiyo 2020/03/25
    【後編】"人格否定、個人攻撃がこれだけ激しいと、思想の自由市場論が想定しているような、話し合いによってお互いにとってよりよい社会にしていこう、ということが実現しない。…議論の場から追い出されてしまうか
  • 性表現の規制をフェミニストは求めていない 堀あきこさんインタビュー - wezzy|ウェジー

    ウェブ上での「表現の自由」議論の中で、頻繁に話題に上がるのが「性表現」に関するものだ。大手コンビニエンスストアが成人誌の扱いを取りやめたこと、また日赤十字社の漫画『宇崎ちゃんは遊びたい』(KADOKAWA)とのコラボポスターのような、メディアでの女性の描かれ方への批判は注目されることが多い。 しかし肝心の議論の中身となると、同じように見える批判と、それに対する反論が繰り返され、平行線を辿っているように見える。特集「表現と自由」の中で、性表現に関する議論は欠かせないだろう。そこでジェンダー・セクシュアリティ等の研究をしている堀あきこさんに、フェミニストはなぜ批判をしているのか、そもそも法規制を求めているかなど前後編に渡ってお話を伺った。 堀あきこ 大学非常勤講師。社会学、ジェンダー、セクシュアリティ、視覚文化が専門。主な著作に『BLの教科書』(共編著, 有斐閣, 近日刊行)、『欲望のコード

    性表現の規制をフェミニストは求めていない 堀あきこさんインタビュー - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2020/03/25
    “法規制に反対してきたのは、わいせつとされる表現が法規制によって隠されてしまうと、女性の表現のされ方への批判も性差別の議論もできなくなる。議論することが大切なのだから表現の自由を守れと主張してきた…"
  • 経産省の「女子トイレ使用禁止措置」を違法とする判決へのネガティブな反応 - wezzy|ウェジー

    東京地裁は今月12日、経済産業省が性同一性障害の女性職員に、女性用トイレの使用制限などの措置を行ったことについて、違法とする判決を下した。この判決は画期的なもののはずなのに、「怖いな」と思った。トランスジェンダーへの偏見がまた吹き荒れる予感がしたからだ。 2018年にお茶の水女子大学に出生時は男性だった女性も入学できることが決まったときのことだ。作家の百田尚樹は「よーし今から勉強して入学を目指すぞ!」とツイートし、男性も女子大に入れるのだと勘違いした人々はあれこれと理由をつけて決定を非難した。 このとき、からかう男性も、自分の声が十分に聞かれていないのに少数者の声ばかり尊重されると怒っていたシスジェンダーの女性も、トランス女性がどれほどの葛藤の中で性別移行をし、すでに日常の中で数え切れないほどの妥協を強いられているのかに思いを馳せることはなかっただろうし、その必要もなかった。 かれらは日常

    経産省の「女子トイレ使用禁止措置」を違法とする判決へのネガティブな反応 - wezzy|ウェジー
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    akupiyo 2019/12/14
    “この間原告がどのような気持ちで毎日過ごしていたのかを少しでも想像してほしい。女性として生活し始めてから一審勝訴まで、20年近くかかっているんだよ。”
  • 実父の性的虐待はなぜ無罪になったのかーー性被害の実態について、知っておきたいこと - wezzy|ウェジー

    2019.11.17 12:05 実父の性的虐待はなぜ無罪になったのかーー性被害の実態について、知っておきたいこと 2019年3月、性犯罪の無罪判決が相次ぎ、物議を醸した。とくに世間の注目を集めたのが、3月26日に名古屋地裁岡崎支部で判決が下された、通称「岡崎事件」だ。この裁判では、19歳になる実の娘に中学2年生の頃から性的虐待を繰り返していた父親が準強制性交罪で起訴されたものの、無罪判決となった。準強制性交罪の成立要件のひとつ、性行為に同意がなかったことは認められたものの、もうひとつの抗拒不能(意思決定の自由を奪われている状態)であることは裁判で認められなかったからだ。 この無罪判決については、性犯罪の被害者支援団体や法律の専門家、市井の人々から、疑問を訴える声が相次いだ。そして、岡崎事件をきっかけに、性被害の正しい実態を知ってほしいという声が高まっている。 10月20日、日学術会議の

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    akupiyo 2019/11/18
    “性的虐待を受け始めた年齢と、被害を受理した時点の子どもの年齢に約3年の差があることから、ほかの虐待に比べて発見が遅れている…虐待者の割合は「実父」が35%で最も多く、「養父」や「継父」よりも多い。”