ブックマーク / toyokeizai.net (3)

  • 名探偵が関係者を「全員集合」させたがるワケ

    あまり意識されないことだが、いちばん大切なのは、「誰がどんなふうに解決するか」ではないかと思っている。これは、「警察」なのか「探偵」なのか、という話ではない。それは、物語の必要に応じて変えればいいことだ。もっと言えば、ひとりよがりにならない程度に、好みで設定すればいい。解決編はミステリ最大の山場でありクライマックスだから、自分が最ものれる設定にするのが一番だ。 中には、まったく捜査をしない探偵もいて、俗に「安楽椅子探偵(アームチェア・ディテクティブ)」と呼ばれる。 「ABCショップ」という喫茶店の隅に座る老人が、その店の常連の新聞記者に、世間を騒がせる事件についての推理を話して聞かせる、バロネス・オルツィの『隅の老人の事件簿』がその先駆と言われる。 あるいは、入院などで動けず、ベッドの上で事件の概要を聞いて推理するのを「ベッド・ディテクティブ」と言ったりもする。 15世紀に実在したイングラ

    名探偵が関係者を「全員集合」させたがるワケ
  • プロから見ると日本の「空港検査」は甘すぎる

    すり抜けが起きた、ということは検査場内で目を光らす人員が足らないのか、それともボディチェックのマシン周辺に人が通れるすき間でもあるのか、という疑問が頭に浮かぶ。もし、保安上の仕組みでループホール(抜け道)が見つかったのであれば、機体破損かそれ以上の重大なインシデント(航空事故)として認識するべき事案だ。 このトラブルでは、新千歳を同日午後0時20分発のエア・ドゥ羽田行きの女性客1人がボディチェック機器脇の通路をすり抜け、飛行機に搭乗。人は何ごともなく羽田に着いたものの、新千歳ではこの問題が発覚するやいなや、出発ゲートや機内など制限エリア内にいた全員、約1000人をいったんエリア外に戻し、該当者に対して再び保安検査を実施する事態となった。その結果、同日に欠航や遅延が相次ぎ、2万人以上がトラブルのあおりを受けた。 これが国際線ターミナルでの出来事だったら、空港管理会社はどうするつもりだったの

    プロから見ると日本の「空港検査」は甘すぎる
    al_t0n
    al_t0n 2016/08/19
    問題が発生したことがないから、防犯の意識は低下する。今回のことで、多少は意識もかわったでしょ。
  • 人生における「幸運の総量」は決まっている

    人生で成功するには「ウン・ドン・コン」が大事だといわれる。運と鈍感さと根性である。実は、これらは逆張りで成功する上でも大切な要素だ。 運については説明するまでもないだろう。人生の成功者に、「あなたはなぜ成功したのか」と聞くと、たいていは「運が良かったから」と答える。「俺が努力したから」などと答える人には、もう先がないと思ったほうがいいかもしれない。自分の成功要因をよく理解できていないからだ。 多幸な人と薄幸な人 私は完全な無神論者だが、運の存在だけは信じている。そして、一生分として与えられる運の総量は、人それぞれ、生まれながらに決まっていると思っている。 この世には多幸な人と薄幸な人がいる。もともと持っている幸運の量が変えられないなら、大事なのはつまらないことに運を使ってしまわないことだ。 そう考えると、ビジネスの成功者にギャンブル好きがいないのもうなずけるのではないか。ルーレットにはまる

    人生における「幸運の総量」は決まっている
    al_t0n
    al_t0n 2016/04/22
    ワタシのむか~しに出した卒業レポートと内容被ってる…笑
  • 1