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読み物と考察に関するamanoiwatoのブックマーク (2)

  • 幻の三鷹休日講座

    司馬遼太郎の人と文学 ものすごく偉そうなタイトルで申し訳ありません。どうせ話はグダグダになっちゃうだろうから、せめてタイトルだけでもいかめしくしようと思いまして。 司馬遼太郎の小説の特色といえば、やはり「テーマ小説」ということになるのではないかと思います。 テーマ小説といえば、菊池寛の小説です。たとえば有名な「父帰る」では、ハンキンの「蕩児の帰宅」という小説を読んで、その父と子をひっくり返したらどうだろうか、と思いついた、と自分で語っています。そのほうが「罪と赦し」というテーマが際立つだろうから、ということですね。テーマ小説というのは、まずこのようなテーマがあって、そのテーマを展開するために登場人物やストーリーを配する、というやりかたです。批判する人からは「こしらえごとだ」「登場人物が操り人形のようだ」と悪口を言われましたが、話がわかりやすいので一般読者からは喜ばれました。 歴史小説となる

  • 旧石器捏造事件考

    第82題 「旧石器捏造事件」考 ―見えないものが見える・見えるものが見えない― 5年前の事件ですが、近頃では社会的に話題になることがほとんどなく、これを知らない人も出てきているようです。しかし決して風化させてはならないものです。今この事件を振り返ります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E7%9F%B3%E5%99%A8%E6%8D%8F%E9%80%A0%E4%BA%8B%E4%BB%B6 http://simasiba.hp.infoseek.co.jp/hotuma-singi-kouko05.htm 1、旧石器捏造事件 ―節穴の目か― 今から5年前の2000年11月5日、毎日新聞のスクープ記事により旧石器捏造事件が発覚した。事件は藤村新一という民間研究者が自分で収集した数千年前の縄文時代石器を数万~数十万年前の地層に埋めて、旧石器時代の

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