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ブックマーク / ncode.syosetu.com (8)

  • 鳥の生肉でかなりハードな食中毒になった記録

    それはGWの4日の昼前のことでした。 なぜだか突然、極端に欲がなくなってることに気付きました。 どうにか無理矢理に事は済ませたものの、一般的なダルさの5倍ぐらいのダルさがきて、これはおかしいなと思ったら、発熱してました(38度ちょっとぐらい)。 その時は風邪かなと思って、その日は風邪の時用のスポーツドリンクやうどんを買ってきて、安静にしてたのですが、夜に寝る時に不気味なぐらいおなかが張ってます。なんか、おかしいぞと感じました。 その夜、1時間に一回ほどのペースで下痢で目が覚めました。 ただ、風邪でも目が覚めることはあるし、下痢になることもあるし、そういうものだとまだ思ってました。 翌日、5日。 一言で言えば、一日中下痢をしてました。夜中の回数を除いても20回はトイレに籠もった気がします。 あ、これ、風邪としても相当重いぞ……。明日、医者に行こう……と思いました。 その日の夜も下痢で2回

    鳥の生肉でかなりハードな食中毒になった記録
  • 「あこぎ」という名脇役 ~落窪物語感想文~

    のシンデレラストーリー「落窪物語」に登場する魅力的な侍女、「あこぎ」。彼女を中心に当時の風習や文化を織り交ぜ、落窪物語の感想を綴りました。後半「あこぎ」の出番がほとんどなくなってしまうのですが、彼女に傾倒する私の好みでタイトルつけました。でも後半の群像劇も面白いですよ。 1.女の出世物語 2012/02/18 15:16(改) 2.理想の姫、理想の侍女 2012/02/18 15:19(改) 3.不幸な姫と、一途な「あこぎ」 2012/02/18 15:21(改) 4.「あこぎ」の結婚 2012/02/19 16:33(改) 5.乳兄弟 2012/02/20 17:15(改) 6.少将の手紙 2012/02/20 17:30(改) 7.こない返事 2012/02/21 18:43(改) 8.石山詣で 2012/02/22 20:40(改) 9.えみせぬ人 2012/02/25 11:3

    「あこぎ」という名脇役 ~落窪物語感想文~
  • ゆっくりゆうやけ - 司馬遼太郎さんの歴史小説を「小説」と呼んでいいのか?

    『龍馬がゆく』をはじめて読んだのは中三の時だった。 それが司馬さんの作品との出会いだった。 こんなすごいが世の中にあるのかと興奮しながら読んだ。歴史上の人物が生きいきと描かれ、歴史を精密に解釈している。単行で五冊とかなりのボリュームなのだけど、文章のリズムが非常にいいから、一気に読めてしまう。維新のために東奔西走する龍馬がまぶしかった。家の棚に父が買った司馬さんのが何十冊も置いてあったので、『龍馬がゆく』を読み終えた後、司馬さんの小説をかたっぱしから読んだ。 司馬さんの作品はどれも面白いのだけど、ただ、司馬さんの歴史小説を「小説」と呼んでいいのかどうかは、わからなかった。司馬さんの「小説」は、 「筆者は考える」 と、作者が頻繁に登場して歴史をどう解釈すべきか考察しているからだ。登場人物が考えるのならわかるけど、一般的にいって、小説ではそんなことをしない。作者が登場して迷ったところを

    ゆっくりゆうやけ - 司馬遼太郎さんの歴史小説を「小説」と呼んでいいのか?
    amanoiwato
    amanoiwato 2015/01/21
    『司馬さんの「小説」は、たしかに「小説」ではないかもしれないけど、とびきりすぐれた「歴史講談」だ』
  • 小説のネタ - 江戸の公家 (ある下級公家の日常編)

    公家の実態を理解する為の基礎知識は書いたので、どんな日常を送っていたのか見てみましょう。公家の日常で重要な事は、日記を書く事です。これは平安時代から江戸時代まで変わりません。 近衛家に伝わった藤原道長の『御堂関白記』、藤原忠実の『殿暦』、藤原実資の『小右記』、藤原行成の『権記』など、様々な公家日記が当時の生活を伝えてくれます。 これらの日記は、宮廷行事に於いて、どのようにふるまい、ドレスコード、出費の額や謝礼の内容などを詳細に記録しています。この日記の積み重ねが、公家として正しい振る舞いの為の資料となります。 説明がずっと続くのもつまらないので、江戸末の架空の下級公家の視点でみてみましょう。 描写力の拙さはどうぞご寛恕下さい。 時代は江戸末 宝暦の頃で、幕末のきな臭さが漂う少し前の、古き良き時代です。 麿(従五位上右近衛少将 源雅家)の家は、下級公家である。 家格は羽林、武官である五位近衛

    小説のネタ - 江戸の公家 (ある下級公家の日常編)
  • グッバイ、江戸しぐさ

    はじめに 2014/04/26 13:53(改) 1、そもそも江戸しぐさとは何か 2014/04/26 13:55(改) 2、「傘かしげ」にみる定義からの矛盾 2014/04/26 13:56(改) 3、江戸っぽくない江戸しぐさ 2014/04/26 13:57(改) 4、江戸商人に哲学なんてあったのか 2014/04/26 13:59(改) 5、江戸しぐさは現代的価値のある「哲学」なのか? 2014/04/26 14:01(改) 補足・ないしは蛇足「なぜ江戸しぐさは受け入れられたのか」 2014/04/26 14:03(改) 参考文献・サイト 2014/04/26 19:38(改) +注意+ 特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。 特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。 作者以外の方

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  • 戦の王の物語~ブリタニア列王秘伝~

    ローマ帝国末期、ローマの辺境ブリタニアでは蛮族の侵攻が激化する一方、ローマ軍の引き上げが行われ、市民達は日々弱体化するローマに絶望し襲い来る蛮族に怯えていた。 そんな中、最後に残ったローマ軍が自らの意志でブリタニアを離れようとしていた。 反対する若き将官アルトリウスを余所に、軍団の大半はガリアへと去る。 ブリタニアという自らの故郷を守る為、アルトリウスと仲間達の苦闘が始まる。 第1章 ローマ軍大陸出征 2011/02/05 21:06 第2章 緒戦 2011/02/05 21:08 第3章 ブリタニア軍創設 2011/02/05 21:09 第4章 属州会議 2011/02/05 21:33 第5章 ブリタニア軍勇戦! 2011/02/05 21:34 第6章 少年期 2011/02/06 23:26 第7章 ガリア制覇 2011/02/06 23:28 第8章 ヴィエンヌ攻防戦 2011

    戦の王の物語~ブリタニア列王秘伝~
  • モノカキ魂 - 魂44◎痛い作品にならないための一歩

    WEBで小説を読むようになりまして数年経ちます。元々そんなに小説というものには興味がなくて、自分が書くようになったので他の人の作品も読んでみようと思ったのが切欠。あちこちうろうろしているうちに検索サイトを見つけ、交流サイトを見つけ、投稿サイトを見つけ、今に至ります。 小説の競作企画というものにもかなり参加させていただきまして作品も色々と読ませていただきましたし、自分でも企画を立ち上げてこなしてきました。 たくさん読みあさるようになればそれだけ様々な作品に出会います。良い作品からどうしても性に合わなかった作品まで、とにかくいろんな作品が存在します。 その中で、今回は私がこれは「痛い」なと感じてしまった作品、その傾向について分析してみようと思います。 私はそういった作品群に対して批難するわけではなく、「アイディアは悪くないと思うんだけれども、このままでは即バック(最後まで読めない)率がものすご

    モノカキ魂 - 魂44◎痛い作品にならないための一歩
  • 唐橋本『平家物語』 - 悪左府殿御最期事(「勝利の代償」)

    宇治左府頼長卿の戦に敗れ給ひて、はふはふの体にて下人ばらと南都を指して落ち給ひけるが、何方よりか飛び来る矢の御首に立ちて、いよいよ息の通わず目も開かず、これを限りとばかり思し召せば、左府殿、家人に申し付け、御父君知足院殿がもとを指して輿を担がせ給ひけり。 やがて輿の御門につけ給ひて、家人ばら、「一目まみえ奉らばや」と各々大音声あげて戸を叩き奉りけれど、御門の扉の固く閉ぢて、物も言わざる有様なり。家人、涙を流して曰く「左府殿、御首に矢の立ち給ひ、いみじくもはやこれまでとて、せめて最期の御一目とばかり思われて、これまで参り候。何卒、門を開け給へ」と。 しかれども門のうちより下人の声をして「罪人は疾く去ぬべし」との仰せなり。これを左府殿、聞き給ひて、気も魂も消え果てて、はや対面適わざらむとばかり思はれて、命を惜しく思ふことこそなけれども、ただあさましくいみじく覚えて御涙を流し給ふ。何ぞ御父君にあ

    唐橋本『平家物語』 - 悪左府殿御最期事(「勝利の代償」)
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