第5位:「休まへんのが4番。それだけよ」 →2004年の第一次政権時に、「4番で起用し続ける」と宣言した金本知憲に対しての言葉 就任会見で「期待してもらって結構です」という名台詞を生んで始まった第一次岡田阪神(2004〜2008)。この時代を象徴する選手といえば4番を張り続けた金本知憲だ。前年までは3番が定位置だったが、岡田監督は「4番金本」にこだわりつづけた。 そんななか、球史に残る名場面が生まれたのは2004年7月30日。前日の試合で左手首に死球を受けて剥離骨折を負いながら、変わらず4番として先発出場を果たし、右手だけで2本もヒットを放ってみせた。 実は死球を受けた29日時点で、金本は連続フルイニング出場が698試合目。日本記録である700試合連続フルイニング出場が目前だっため、「記録のための出場ではないか」といった否定的な声もあがるなか、岡田監督の放った「どん語」がこの「休まへんのが