はじめに 退職しました。 カチャカというロボットに主に組み込みまわりで関わっていて、発売されて満足しました。 量産ロボットに携わるという夢が1つも叶いました。 2ヶ月の有休期間中に、この間に作成したmimic-crossというクロスコンパイル用のDocker imageを 整備していろいろな人に使ってもらえるようにできればと考えています。 この記事ではなぜこのツールを開発した背景を振り返りながら、課題と共に紹介します。 背景 PFN入社からしてすぐ、後にカチャカとなるプロジェクトで ARM CPUボードへのインテグが始まろうとしており、 全体SlackでYoctoを知っている人がいないかという呼びかけがされてました。 私自身はPFVMという自社のNN実行フレームワークを作成するチームに配属されましたが、 ロボットのチームがこのフレームワークを使う橋渡しのようなことをやってもらいたいと言われ