リビアのカダフィ大佐は、ローマでイスラム教への改宗をすすめる演説をした(8月30日、コッリエーレ・デッラ・セーラ) カダフィ大佐は、500人の女性の聴衆に対して、イスラム教が全ヨーロッパの宗教となるようにと訴え、イスラム教に改宗しなさい、マホメットは最後の預言者であると語った。 500人の女性にコーランを配布した。野党の民主党は、女性が侮辱されたと抗議している。 カダフィ大佐のローマ訪問は、イタリア・リビアの条約協定2周年を記念してのもの。
同性愛者の妻のメールを盗み見るのは合法との判決が出された(9月9日、Corriere.it). 自分の妻の電子メールや手紙を盗み見、コピーし、教会婚が無効であると教皇庁控訴院(Sacra Rota)に訴え出ることは合法で、プライバシーの侵害にはあたらないとの判決がミラノの裁判所で出された。 男性は、1993年から2003年にわたる妻と別の女性との電子メールおよび手紙のコピーを証拠として、法的手続きに臨んだ。この夫婦は、性的な関係を成就していない。また、結婚前の関係もない。メールや手紙のコピーを勝手につくって教会法裁判所に臨むことが合法かどうかが問われたが、ミラノ裁判所は、宗教的自由を理由に、合法と判断した。
カトリック系の団体「キリスト軍団」(Legionari di Cristo)にヴァティカンの調査の手が入ることになった(4月1日、Corriere della Sera). キリスト軍団は、マルシャル・マヒエルが1941年に創設した団体。この軍団は、Università Europa di Roma の創設にも貢献している。 ヴァティカンの決定は、国務長官タルチーゾ・ベルトーネ枢機卿の書簡で伝えられた。創設者のマルシャル・マヒエル師は、幼児性愛、神学生へのセクシュアル・ハラスメントで告発され、2006年に「引退」することを余儀なくされた。2008年に87歳で亡くなっている。 今年になってさらに、特定の愛人と娘(20歳)がスペインにいることが明らかになった。 信心会にとっては、最悪のニュースである。この組織は世界30カ国以上に800人の司祭と2500人の神学生、6万5000人の平信徒をかかえ
教皇ピオ12世の手紙が発見され、イスラエルとヴァティカンの研究者が共同で検討している(3月9日、Corriere della Sera). 新たに明らかにされたのは、ピオ12世が1943年に書いた手紙で、パチェッリ教皇は24人のローマのユダヤ人をナチの迫害からかくまうため修道院にゆだねるために書いたものである。 ピオ12世は、イスラエルとヴァティカンの解釈が衝突するポイントとなっている。ピオ12世はホロコーストの時代の教皇であったが、イスラエル側は、教皇がそれを黙認したとして非難してきたのである。 イスラエルのホロコースト博物館Yad Vashemにはピオ12世を批判する解説文がある。 今回はそのYad Vashem 博物館にイスラエルとヴァティカンの研究者が集まって、1943年11月に書いた手紙(女子修道院で最近発見された)を検討する。内容としては、24人のユダヤ人を救うため修道院に彼ら
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