がんの的確治療や出生前診断--長崎大助教・三嶋博之氏が語る、ゲノム解析ができること 第2部ライトニングトーク 三嶋博之氏 2015年10月18日、都内でMIT(米マサチューセッツ工科大学)メディアラボと朝日新聞社の共催による「未来メディア塾2015」が開かれました。ロボット活用、グローバル社会、ゲノムデータ、地域創生の専門家4人による「第2部ライトニングトーク」に登壇した、長崎大学助教(人類遺伝学)・三嶋博之氏は「ゲノムデータの利活用で暮らしがよくなるためには」をテーマに、一人ひとりに合わせたがんの的確医療や、未診断・希少疾患の精密医療、胎児の出生前診断など、現在のゲノム解析ができることを紹介しました。また一方で、ゲノムデータの編集や悪用など、人類遺伝学の先にある優生思想の危険性を示唆して、人類に貢献するため、暮らしをよりよくするためにゲノム解析技術を役立てる決意を語りました。 ゲノム解析