土曜日、三連休の初日。家事を済ませて昼過ぎからゆっくり出掛けて、馬車道の五味香で昼飯。ここはやる気なさそうだけど美味しい店ですよ いつもここに来ると、伊藤有壱のサイン見ちゃうよね…ニャッキ! ぶらりぶらり、歩いて、神奈川芸術劇場に向かう。『塩田千春 鍵のかかった部屋』 ヴェネチア・ビエンナーレでの展示の帰国記念展。基本的にヴェネチアでのそれと同じ構成なんだけれど、場所場所に合わせて作品を作りこむ塩田千春、今回は神奈川芸術劇場の中ホール全体を使って、大インスタレーションを展開している 部屋いっぱいの赤い糸、扉 そして15,000の鍵 まるで糸にとらわれた迷宮のような空間を右往左往、いつまでも、居続けたくなるような展覧会なのだった。思えば塩田千春、2001年の横浜トリエンナーレでの作品を見たのが、自分が現代美術好きになるきっかけだったかもしれない。だから、いつも心に引っかかっている人なんですよ