「留学」という言葉を聞いて、「素敵な海外の街での生活を楽しみながら、大学では外国人と対等にディカッションでやりあっている」というきらびやかなイメージを思い浮かべるかもしれません。海外留学から帰ってきたら、別人のように外国語がペラペラになっていると思っている人もいるかもしれません。 しかし、実際の留学生活はそのようなイメージとは異なります。 そこで、海外での留学とはどのようなものなのかの一例として、私がドイツ大学院への留学した経験を挙げてみます。ちなみに私は2000年代後半からドイツの田舎にある大学院に留学してドイツ史を勉強しました。これはあくまで正規留学の例なので、語学留学や交換留学は事情が異なるかもしれません。加えて、文系の話しが中心となります。あくまで、一個人の体験として捉えてください。 以下挿入している写真は、当時私がとったものです。 (ドイツに到着したときの空港の様子*1) 準備期